スキルの使用状況のレポート



スキルのレポートの表示

Alexa Skills Kit開発者コンソールレポートページでは、スキルのメトリクスを表示できます。このダッシュボードには、開発したスキルとユーザーの使用状況についての有益な情報が表示されます。レポートAPIを使用してスキルのメトリクスにアクセスすることもできます。

スキルのレポートを表示する

開発者コンソールで、次のいずれかの方法を使用して、スキルのレポートページにアクセスします。

開発者コンソールのランディングページからレポートにアクセスするには

  1. 最初に開発者コンソールにアクセスします。
  2. 開発者コンソールのランディングページで、スキルタブをクリックします。
  3. スキルの一覧から、レポートを表示したいスキルの行を見つけます。
  4. アクション列で、レポートをクリックします。

開発者コンソールのスキルページからレポートにアクセスするには

  • 表示または編集しているスキルページで、上部のナビゲーションメニューからレポートをクリックします。

レポートページで表示される内容は、スキルのタイプによって異なります。

開発者コンソールのレポートページでは以下の操作を行えます。

  • 左上の言語ドロップダウンリストで、言語モデルを切り替えます。すべてを選択すると、スキルのすべての言語モデルのレポートをまとめて表示できます。
  • 次のレポートに移動ドロップダウンリストでは、自分のアカウントのさまざまなスキルのレポートページに直接移動できます。
  • スキルのステージドロップダウンリストでは、スキルの開発中バージョンと公開中バージョンを切り替えることができます。
  • 期間では、範囲を変更できます。
  • 集計期間のドロップダウンリストでは、様々な期間(例えばX期間ごとのレイテンシの平均データを表示するなど)を指定できます。
レポートページ
レポートページ

スキルのメトリクス

レポートページの概要セクションには、スキルで利用できるメトリクスの概要が表示されます。各メトリクスは、チャートやグリッドなどで可視化して表示できます。これらをPNGまたはJPEG画像として書き出したり、CSV形式の生データをダウンロードしたりできます。

以下の表に挙げたものを除き、ほとんどのメトリクスはスキルの開発中と公開中の両方のステージで利用できます。また、特定のタイプのスキル(カスタムやスマートホームなど)でのみ利用できるメトリクスもあります。これについても以下の表に示します。会議スキルで利用できるメトリクスはありません。開発者コンソールのテストページからの呼び出しは、すべてのレポートのデータから除外されます。

メトリック 説明 スキルの種類
アクション アクションあたりのユニークユーザー、アクションの総数、アクションあたりの発話総数です。 スマートホーム
ユーザー スキルにアクセスしたユニークユーザーの総数です。 カスタム

フラッシュブリーフィング

スマートホーム
インテント インテントあたりのユニークユーザー、インテントあたりの発話総数、インテントの総数、失敗したインテントです。 カスタム
対話パス スキルと対話する際にユーザーが使用するパスを表します。たとえば、LaunchRequestの後に特定のインテントを呼び出したユーザーの割合を確認できます。 カスタム
再生 スキルのコンテンツが再生された回数の合計です。 フラッシュブリーフィング
リテンション率
(公開中のスキルのみ)
カスタマーグループ(コホート)ごとのスキル使用率の時間推移を表します。12週の間にスキルの使用を再開したユーザーの数または割合を確認できます。 カスタム
セッション セッションの総数、成功終了セッションの種類(エラーで終了しなかったセッション)、ユーザーあたりの平均セッション数、セッションタイプの分布(セッションの総数に対する成功、失敗、応答なしの割合)です。 カスタム
発話 スキルの種類によってレポートの内容が異なります。

カスタムスキル:
発話の総数、平均発話数、発話応答です。
スマートホームスキル:
発話の総数とユーザーあたりの平均発話数です。
カスタム

スマートホーム

レポートページのスキルの有効化セクションには、以下の表で説明するように、スキルの有効化に関連するレポートが表示されます。スキルの有効化メトリクスは、2018年1月1日より使用できるようになりました。対象は公開中のスキルのみです。

以下のメトリクスの多くはアカウントリンクに関連しています。<q></q>アカウントリンクの開始完了についてあらかじめ理解しておく必要があります。詳細については、アカウントリンクとはを参照してください。

メトリック 説明 スキルの種類
アカウントリンク完了率 アカウントリンクの正常完了率です。これはアカウントリンクの完了総数をアカウントリンクの開始総数で割ったものです。 カスタム(アカウントリンクを使用するもの)

スマートホーム
ユーザーあたりのアカウントリンク開始数 ユーザーあたりの平均アカウントリンク開始数です。 カスタム(アカウントリンクを使用するもの)
アカウントリンクイベントの総数 アカウントリンクの開始総数と完了総数の合計です。 カスタム(アカウントリンクを使用するもの)

スマートホーム
アカウントリンクを実行したユーザーの総数 以下を行ったユニークユーザーの総数です。
  • スキルの有効化
  • アカウントリンクの開始
  • アカウントリンクの完了
カスタム(アカウントリンクを使用するもの)
ユーザーによる有効化 この指標の定義はスキルの種類によって異なります。

アカウントリンクを使用しないカスタムスキル、すべてのフラッシュブリーフィングスキル、アカウントリンクを使用しない音楽スキル:
スキルを有効にしたユニークユーザーの総数です。
スマートホーム、ビデオ、ベビーアクティビティスキル:
スキルを有効にし、アカウントリンクを完了したユニークユーザーの総数です。
注: スキルを有効にするだけで起動しないユーザーもいます。ユニークユーザー数としてカウントされるのはスキルを起動したユーザーだけです。ユーザーによる有効化の数とユニークユーザー数に差が出るのはこのためです。
ベビーアクティビティ

カスタム(アカウントリンクを使用しないもの)

フラッシュブリーフィング

音楽(アカウントリンクを使用しないもの)

スマートホーム

ビデオ

パフォーマンスメトリクス

スキルのパフォーマンスメトリクスを使用して、スキルの性能を確認します。

メトリック 説明 スキルの種類
エンドポイントのレイテンシ このメトリックは、ユーザー発話の90%が、選択した期間中にエンドポイントのレイテンシが Xミリ秒以下になったことを示します。 カスタム
エンドポイントの応答 スキルエンドポイントが正常に応答した発話の数です。 カスタム

運用メトリクス

開発者コンソールのレポートページには、スマートホームスキルの運用メトリクスが表示されます。メトリクスには、デバイスの検出、機能のディレクティブ、状態のクエリに関連するスキルのレイテンシと成功率が含まれます。この運用メトリクスは直近の5分前からのものです。

レポートページの運用メトリクスセクションの検出、機能ディレクティブ、状態レポートのページには、デバイス検出、デバイス制御およびクエリ状態リクエストのレイテンシと成功率のメトリックがそれぞれ表示されます。各メトリクスは、チャートやグリッドなどで可視化して表示できます。これらをPNGまたはJPEG画像として書き出したり、CSV形式の生データをダウンロードしたりできます。

運用メトリクスの各ページで、以下を操作できます。

  • 次のレポートに移動リストでは、自分のアカウントのさまざまなスキルのレポートページに直接移動できます。
  • スキルのステージドロップダウンリストでは、スキルの開発中バージョンと公開中バージョンを切り替えることができます。
  • リージョンドロップダウンリストではNA、FE、EUリージョンを切り替えることができます。
  • 期間では、範囲を変更できます。
  • 集計期間ドロップダウンリストでは、データの集計期間を変更できます(5分、15分、1時間ごと、日別、週別、月別)。

検出ページ

Alexaはスキルに、ユーザーのスマートデバイスを検出するためのリクエストを送信します。検出ページには、スキルに対するすべての検出リクエストのレイテンシと成功率のグラフが表示されます。デバイス検出の詳細については、Alexa.Discoveryインターフェースを参照してください。

機能ディレクティブページ

ユーザーがAlexaにスマートデバイスの制御を要求すると、Alexaは機能をトリガーするディレクティブ(ライトをオンにするなど)のリクエストをスキルに送信します。機能ディレクティブのページにはレイテンシ成功率タブがあります。両方のタブには、複数のグラフが表示されます。1つは全ての機能ディレクティブリクエストの集計、もう1つはスキルでサポートされているすべての機能ごとに表示されます。機能のグラフには、すべてのディレクティブにわたる集計と、その機能の中にあるすべてのディレクティブのディレクティブごとの内訳が表示されます。機能ディレクティブの詳細については、スマートホームスキルAPIについてを参照してください。

状態レポートページ

Alexaはエンドポイントの状態についての情報をリクエストするためにReportStateディレクティブを送信します。状態レポートページには、スキルに対するすべてのReportStateディレクティブのレイテンシと成功率のグラフが表示されます。状態レポートの詳細については、スマートホームスキルの状態レポートを参照してください。

運用メトリックの定義

レイテンシ
レイテンシとは、Alexaがスキルにリクエストを送信してから、Alexaがスキルからレスポンスを受け取るまでの時間です。レイテンシは、P99、P90、P50などのパーセンタイルを使用して測定されます。レイテンシグラフの運用統計情報メニュー(+アイコン)を使用して、異なるパーセンタイル統計情報または平均を選択します。複数の統計情報をひとつのグラフに表示できます。
成功率
成功率は、Alexaがスキルから受信した成功レスポンスの合計数を、Alexaがスキルに送信したリクエストの合計数で割った数です。
リクエスト量
レイテンシと成功率のグラフのリクエスト量は、2番目のY軸に表示されます。グラフの[+]アイコンを使用して、リクエスト量のオン/オフを切り替えることができます。

スキル内課金のメトリクス

スキル内課金のメトリクスは、スキル内商品の種類によって異なります。

買い切り型と消費型

買い切り型消費型では以下のメトリクスが使用できます。

  • 総課金額 – スキル内でこの種類(買い切り型または消費型)のすべてのスキル内商品でオファーが受け入れられた総数です。消費型の場合は、同一ユーザーが繰り返し購入した場合も含まれます。
  • 課金数 - 個別のスキル内商品でオファーが受け入れられた回数です。消費型の場合は、繰り返し購入も含まれます。
  • オファーの成立したアップセル - ユーザーがオファーを聴くことを承諾した、アップセルのインプレッションの割合です。このメトリックは、upsellディレクティブを使用している場合のみ利用できます。
  • 課金コンバージョン率 – 課金に至ったオファーのインプレッションの割合です。
  • アップセルコンバージョン率 – 購入に至ったアップセルのインプレッションの割合です。このメトリックは、upsellディレクティブを使用している場合のみ利用できます。
  • オファーのインプレッション - ユーザーにAmazonから購入を促すプロンプト(商品と価格を記載)が表示され、それによって購入するかしないかを決定した回数の合計です。このレポートにはupsellディレクティブで提供されるメッセージは含まれません。消費型の場合は、同一アイテムの初回購入と繰り返し購入の両方が含まれます。

サブスクリプション型

サブスクリプション型では以下のレポートを使用できます。

  • アクティブサブスクリプション - スキルのアクティブなサブスクリプションの合計数を表します。これには、有効期限が設定された有料サブスクリプションが含まれます(有効期限には未来の日付を設定)。
  • トライアルからのコンバージョン率 - 有料サブスクリプションに至ったトライアルの割合を表します。
  • チャーン - 期限が切れたかキャンセルされたアクティブな有料サブスクリプションの割合です。
  • 開始されたサブスクリプション - 新規サブスクリプションの合計数です。
  • オファーのコンバージョン率 - ユーザーが新規トライアルまたは有料サブスクリプションのサインアップに至ったオファーのインプレッションの割合です。
  • オファーの成立したアップセル - ユーザーがオファーを聴くことを承諾した、アップセルのインプレッションの割合です。このメトリックは、upsellディレクティブを使用している場合のみ利用できます。
  • オファーのインプレッション - ユーザーにAmazonから購入を促すプロンプト(商品と価格を記載)が表示され、それによって購入するかしないかを決定した回数の合計です。オファーのインプレッションには無料トライアルと有料オファーのどちらも含まれます。このレポートにはupsellディレクティブで提供されるメッセージは含まれません。
  • アップセルコンバージョン率 – 購入に至ったアップセルのインプレッションの割合です。このメトリックは、upsellディレクティブを使用している場合のみ利用できます。
  • 取り消されたサブスクリプション - キャンセルされたトライアルサブスクリプションまたは期限が切れた有料サブスクリプションの合計数です。ユーザーが有料サブスクリプションを取り消した場合、ユーザーの課金期間が終了するまで、サブスクリプションはアクティブな状態です。

よくある質問

レポートを表示するにはスキルを公開中にしておく必要がありますか。
いいえ。運用メトリクスを含む多くのメトリクスは、開発段階と公開段階の両方でスキルに使用できます。
レポートページのデータはどれくらいの頻度で更新されますか。
リテンションのメトリックは毎週更新されます。1週間分に見合うデータがない場合は更新されません。

有効化メトリックの場合、データは最大1日遅れです。データが利用可能になりしだい更新されます。

運用メトリクスのダッシュボードには、直近の5分前から収集されたデータが表示されます。

ほかのメトリクスの場合、最大2時間遅れで更新されます。

メトリクスデータの書き出しはできますか。
はい、インフォグラフィックス(チャート、グリッドなどの視覚表現)をPNGまたはJPEG画像として書き出すことができます。CSV形式の生データをダウンロードすることもできます。
ユニークユーザーとは何ですか。
ユニークユーザーは、一意のAmazonアカウントを使用してスキルを起動したユーザーです。ユニークユーザーかどうかは、デバイスではなくユーザーアカウントによって判断されます。ユーザーが複数のデバイスでスキルを起動している場合でも、それらのデバイスがすべて同一のユーザーアカウントに登録されていれば、ユニークユーザー「1」としてカウントされます。
ユーザーによる有効化とは何ですか。
ユニークユーザーアカウントが、音声、Alexaアプリ、Alexaスキルストアウェブサイトのいずれかでスキルを有効にすることです。一部のスキルでは、ユーザーがアカウントリンクを実行してスキルを有効にする必要があります。詳細については、スキルのメトリクスを参照してください。
ユニークユーザーの数とユーザーによる有効化の数が一致しないのはなぜですか。
スキルを有効にするだけで起動しないユーザーもいます。ユニークユーザー数としてカウントされるのはスキルを起動したユーザーだけです。有効化の数とユニークユーザー数に差が出るのはこのためです。
データの集計方法を1時間ごと、日別、週別などに変更するとユニークユーザーの数が変わるのはなぜですか。
データの集計方法に応じてユニークの意味が変わるので、ユニークユーザーの数は変わります。たとえば、以下のシナリオでは、複数のユーザーが同じ日に同じスキルを使用しています。
  • ユーザーAはスキルを1時に使用します。
  • ユーザーBとCはスキルを11時に使用します。
  • ユーザーBは15時に再びスキルを使用します。

データを1時間ごとに集計すると、ユニークユーザー数は1時は1、11時は2、15時は1です。

データを日別に集計すると、ユニークユーザー数は3になります。

1時間ごとのユニークユーザーを合計しても、日別のユニークユーザー数になるとは限りません。日別の場合は再使用したユーザーが含まれないからです。レポートページに表示されるメトリクスは、再使用したユーザーが含まれています。データの集計期間を変更すると差が出るのはこのためです。

レポートページの概要セクションには、選択した期間全体のユニークユーザーの総数が表示されます。

スキルが公開されているすべてのリージョンについて、自分のスキルの運用メトリクスを確認できますか?
リージョン間で同じスキルIDを持っている場合、リージョン間で運用メトリクスを確認できます。リージョンドロップダウンリストを使用して、メトリクスを表示するリージョンを選択します。
スキルの全ロケールまたは全言語の総合レポートを1か所に表示できますか。
はい。左上の言語ドロップダウンリストですべてを選択すると、スキルの全言語モデルのレポートがまとめて表示されます。
ユーザーのリテンション率を表示する方法を教えてください。
レポートページのリテンション率セクションのコホートチャートに、使用を再開したユーザー数と期間中のリテンション率の増減が表示されます。
運用メトリクスはいつまで遡って確認できますか?
運用メトリクスは2019年6月27日以降が確認できます。最大90日前までのデータを表示できますが、2019年6月27日以前のデータを表示することはできません。
スマートホームスキルv2の指標が表示されないのはなぜですか?
スマートホームスキルv3の運用指標のみを表示できます。運用メトリクスを使用するにはv3にアップグレードしてください。
フィードバックや問題の報告はどのようにすればよいですか?
alexa-smarthome-ops-dashboard-feedback@amazon.comまでメールでお問い合わせください。または、運用メトリクスの各ページの下部にある「フィードバックを送信」リンクをクリックします。このリンクは、URLが入力された状態でEメールクライアントを開きます。フィードバックに、報告する問題の説明を入力します。

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