Alexaリマインダー 使用のガイドライン


Alexaリマインダー 使用のガイドライン

リマインダーとは、Alexaが特定の時間にユーザーに対して話す事前に定義されたメッセージです。

スキルを使用するユーザー向けにAlexaを使用してリマインダーを作成する場合、リマインダーを作成するたびに同意をユーザーから取得する必要があります。リクエストの文言は、ユーザーが結果を想定できるように、スキルがユーザーに代わって行うアクションを正確かつ完全に説明するものである必要があります。

詳細については、Alexaリマインダーの概要を参照してください。

リマインダーの例

スキルのカテゴリー リクエストの例 確認の例 作成されるリマインダー
ビジネス & 金融 Alexa: 毎週木曜日の午前8時に銀行口座の残高を確認するようにリマインドしますか? Alexa: わかりました。毎週木曜日の午前8時にリマインドします。 テキスト: 銀行口座の残高を確認
予定時刻: 午前8時
繰り返しルール: 毎週木曜日
ライフスタイル Alexa: 毎日正午に3分間の瞑想をリマインドしますか? Alexa: わかりました。毎日正午にリマインドします。 テキスト: 3分間瞑想を行う
予定時刻: 午後0時
繰り返しルール: 毎日
場所 Alexa: 夕食の予約の2時間前にリマインドしますか? Alexa: わかりました。金曜日の午後5時にリマインドします。 テキスト: シェアレクサで午後7時に夕食
予定時刻: 金曜日の午後5時
ゲーム、トリビア、アクセサリ Alexa: 毎日午後7時30分にデイリークイズを開始するようにリマインドしますか? Alexa: わかりました。毎日午後7時30分にリマインドします。 テキスト: デイリークイズを開始
予定時刻: 午後7時30分
繰り返しルール: 毎日
スポーツ Alexa: 明日の午後6時にドリームチームをチェックするようにリマインドしますか? Alexa: わかりました。明日の午後6時にリマインドします。 テキスト: ドリームチームをチェック
予定時刻: 明日の午後6時
旅行 & 交通 Alexa: 平日の午前7時に鉄道状況をチェックするようにリマインドしますか? Alexa: わかりました。平日の午前7時にリマインドします。 テキスト: MyTransitSkillで鉄道状況を調べる
予定時刻: 午前7時
繰り返しルール: 平日

リマインダーのラベルのガイドライン

リマインダーのテキストのガイドライン 良い例 悪い例
もっとも重要な情報を簡潔で目立つように表示します。Alexaは長いリマインダーも通知しますが、小型デバイスの画面ではリマインダー全体を表示しきれない場合があります。たとえばEcho Spotでは、リマインダーごとに表示できるのはスペースを含めて約25文字です。 Alexa: 「MyReservationSkillからリマインダーです。 シェアレクサで午後7時に夕食です」 Alexa: 「MyReservationSkillからリマインダーです。 大通り15番地のシェアレクサで午後7時に4人で夕食を予約しています」
慎重に使用してください。Alexaは共有されているデバイスでリマインダーを通知および表示する場合があり、他の人もそれを見たり聞いたりすることがあります。個人を特定できる情報や機密性の高い情報をリマインダーテキストに含めないでください。PII(個人を特定できる情報)には、名前、マイナンバー、生年月日や出生地、母方の旧姓などがあります。機密性の高い情報には、医療、教育、金融、雇用情報などがあります。 Alexa: 「MyFinanceSkillからのリマインダーです。 クレジットカードの請求書支払い」 Alexa: 「MyFinanceSkillからのリマインダーです。 クレジットカードの請求書支払い24万1589円です」
リマインダーテキストの中でユーザーを呼称する必要がある場合は、「私」や「自分」ではなく、二人称代名詞「あなた」や「みなさん」を使用します。 Alexa: 「MySportsSkillからのリマインダーです。 ドリームチームをチェック」 Alexa: 「MySportsSkillからのリマインダーです。 私のドリームチームをチェックのリマインダーです」
リマインダーテキストにスキル名を含めないでください。 Alexa: 「MyTransitSkillのリマインダーです。 鉄道状況をチェック」 Alexa: 「MyTransitSkillのリマインダーです。 マイトランジットスキルで鉄道状況をチェック。」
リマインダーテキストにユーザーにとって不要なコンテンツを含めないでください。アップセル、広告、その他ユーザーが最初に同意したリマインダーに関係ないコンテンツなどです。 Alexa: 「MyLifestyleSkillからのリマインダーです。 3分間瞑想」 Alexa: 「MyLifestyleSkillからのリマインダーです。 3分間瞑想を行って、新しい15分オプションをご覧ください」

スキルの認定申請時に手順を入力する

スキルの認定を申請する場合は、テスト手順の説明に従って、リマインダー機能をスキルにどのように実装したかを記述します。申請チェックリストを参照してください。

リマインダー設定のベストプラクティス

スキルでリマインダーを使用する場合は、以下のガイドラインに従ってください。ユーザーがAlexaからのリマインダーを快適に利用できるようにし、使いにくいユーザーエクスペリエンスでスキルを無効にすることがないようにします。

適切なタイミングでリマインダー設定の権限を求める

スキルは、リマインダー設定を提案するのにふさわしい文脈でのみ、リマインダーの作成や変更の権限をユーザーに求める必要があります。すぐにリマインダーを設定するメリットがある場合や、提案されたリマインダーがAlexaとの現在の会話内容に関連している場合に、ユーザーが権限を付与する可能性が高くなります。

スキルがなぜリマインダーにアクセスする必要があるのかを詳細に説明する

スキルは、リマインダーへのアクセス権限がなぜ必要なのかを明示的にユーザーに知らせる必要があります。そうでなければ認定に合格しない可能性があります。

権限を求める頻度を制限する

以前に権限付与を拒否された場合は、リマインダー設定の提案をうるさいと感じてスキルを無効にしてしまう可能性があります。ユーザーが「いいえ」と答えたら、少なくとも7日間は新たな提案をしないようにしてください。

設定時にリマインダーの内容を復唱する

ユーザーから権限を付与されてスキルがリマインダーを設定する場合は、リマインダーの設定時刻とリマインダーの内容をユーザーにわかるように復唱するようにしてください。

後で権限を付与する方法をユーザーに伝える

ユーザーがスキルにリマインダーのアクセス権限を付与していない場合、スキルからユーザーにアクセス権限の付与方法を詳しく説明し、スキルのアクセス権限ページへのリンクを提供するホームカードを送信する必要があります。

スキルがリマインダーを作成、変更、または削除しようとしたときに、ユーザーにエラーを通知する

スキルがリマインダーを作成しようとして失敗した場合、スキルからユーザーに、リマインダーが実際には作成されなかったことを通知してください。

スキルがリマインダーを変更または削除しようとして失敗した場合、ユーザーにエラーを通知してください。

期限切れのリマインダーを再利用しない

リマインダーの期限が切れた場合は、新しいリマインダーを作成する代わりにこの期限切れのリマインダーを更新して再使用しないでください。該当する場合は、リマインダーが通知される前に更新することはできます。


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最終更新日: 2023 年 11 月 07 日