スキルストアの詳細と公開範囲を定義する
公開ページで、スキルストアでスキルがどのように表示されるかをプレビューし、スキルの公開範囲を決定します。
上記のビデオは、「公開」タブについて言及していることに注意してください。現在、これは開発者コンソールの「公開」ページになっています。

スキルストアのメタデータを定義する
スキルストアで使用されるメタデータは、言語ごとに異なります。スキルがサポートする言語ごとに、フィールドに入力する必要があります。ここで入力したデータが、スキルストアのスキル詳細ページに表示されます。
フィールド | 説明 | 適用されるモデル |
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公開名 |
スキル名です。詳細ページの上部に表示されます。 |
すべて |
簡単な説明 |
スキルの簡単な説明です。 |
すべて |
詳細な説明 |
スキルの主な機能や使用の前提条件(追加のハードウェア、ソフトウェア、アカウントなど)の詳細な説明です。ユーザーがスキルを選ぶと、この説明がAlexaアプリの「このスキルについて」に表示されます。 |
すべて |
最新情報 |
スキルのこの更新バージョンの変更部分の説明です。スキルの最初のバージョンでは、ここを空欄にしておくことができます。新しい機能や解決した問題を強調表示するには、このフィールドを使用します。「最新情報」のテキストを提供する場合、スキルはAlexaアプリの更新済みに表示され、ユーザーはスキルの詳細ページで新しい情報を確認できます。 このフィールドを空欄にしておくと、スキルは更新済みに表示されません。 |
すべて |
サンプルフレーズ |
どのようにスキルを呼び出せるかを示す、3つのサンプルフレーズです。サンプルフレーズの定義の詳細については、「サンプルフレーズ101」を参照してください。 カスタムモデルの場合、スキルのサンプル発話をそのまま使用する必要があります。プリビルドモデルの場合、有効な発話を「サンプルフレーズ101」で参照してください。 |
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小さなスキルアイコン/大きなスキルアイコン |
スキルを表すアイコンです。大きなアイコンと小さなアイコンを両方指定します。
これらの仕様に準拠したスキルアイコンを作成するにはAlexaスキルアイコンビルダーを使用します。アイコンビルダーで、ダウンロードをクリックし、大小両方のサイズの 既存のアイコンをアイコンビルダーで編集することはできませんので注意してください。また、アイコンビルダーからスキルに直接アイコンを保存することもできません。上述したように、アイコンビルダーからファイルをダウンロードしてスキルにアップロードします。 |
すべて |
モバイルアプリアイコン |
スキルを表すアイコンです。ビデオスキル用にモバイルデバイスのAlexaアプリに表示されます。 55 x 55ピクセルで指定してください。 |
ビデオ |
カテゴリー |
スキルが該当するカテゴリーです。適切なカテゴリーを選択すれば、ユーザーがスキルをすばやく簡単に見つけることができます。 |
すべて |
キーワード |
このスキルに関連のある、またはスキルを説明している簡単な検索キーワードです。適切なキーワードを選択すれば、ユーザーがスキルをすばやく簡単に見つけることができます。各検索キーワードはスペースかコンマで区切って入力してください。 |
すべて |
プライバシーポリシーのURL |
プライバシーポリシーのURLです。アカウントリンクを使用するスキルやユーザー情報を収集するスキルには必須です。 |
すべて |
利用規約のURL |
利用規約ページのURLです。 |
すべて |
ヒンディー語のスキルについては、ヒンディー語の単語にはデーヴァナーガリー文字、英語の単語にはラテン文字を使用してください。これにより、スキルストアにスキルが表示されるときに一貫したエクスペリエンスが提供されます。
フィールド | 説明 | 適用されるモデル |
---|---|---|
公開名 |
スキル名です。詳細ページの上部に表示されます。 例:मज़ेदार jokes, आज का मौसम |
すべて |
簡単な説明 |
スキルの簡単な説明です。 例:यह skill आपको आज का सुविचार बताएगा |
すべて |
詳細な説明 |
スキルの主な機能や使用の前提条件(追加のハードウェア、ソフトウェア、アカウントなど)の詳細な説明です。ユーザーがスキルを選ぶと、この説明がAlexaアプリの「このスキルについて」に表示されます。 例:क्या आप bollywood के ताज़ा ख़बरें सुनना पसंद करेंगे ……. |
すべて |
最新情報 |
スキルのこの更新バージョンの変更部分の説明です。スキルの最初のバージョンでは、ここを空欄にしておくことができます。新しい機能や解決した問題を強調表示するには、このフィールドを使用します。「最新情報」のテキストを提供する場合、スキルはAlexaアプリの更新済みに表示され、ユーザーはスキルの詳細ページで新しい情報を確認できます。 このフィールドを空欄にしておくと、スキルは更新済みに表示されません。 例:इस नए update में हमने 400 प्रकार के नए recipes add किया हैं. |
すべて |
サンプルフレーズ |
どのようにスキルを呼び出せるかを示す、3つのサンプルフレーズです。サンプルフレーズの定義の詳細については、「サンプルフレーズ101」を参照してください。 カスタムモデルの場合、スキルのサンプル発話をそのまま使用する必要があります。プリビルドモデルの場合、有効な発話を「サンプルフレーズ101」で参照してください。 |
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小さなスキルアイコン/大きなスキルアイコン |
スキルを表すアイコンです。大きなアイコンと小さなアイコンを両方指定します。
これらの仕様に準拠したスキルアイコンを作成するにはAlexaスキルアイコンビルダーを使用します。アイコンビルダーで、ダウンロードをクリックし、大小両方のサイズの 既存のアイコンをアイコンビルダーで編集することはできませんので注意してください。また、アイコンビルダーからスキルに直接アイコンを保存することもできません。上述したように、アイコンビルダーからファイルをダウンロードしてスキルにアップロードします。 |
すべて |
モバイルアプリアイコン |
スキルを表すアイコンです。ビデオスキル用にモバイルデバイスのAlexaアプリに表示されます。 55 x 55ピクセルで指定してください。 |
ビデオ |
カテゴリー |
スキルが該当するカテゴリーです。適切なカテゴリーを選択すれば、ユーザーがスキルをすばやく簡単に見つけることができます。 |
すべて |
キーワード |
ラテン語とデーヴァナーガリー語を組み合わせて、スキルに関連する簡単な検索キーワードを記述してください。適切なキーワードを選択すれば、ユーザーがスキルをすばやく簡単に見つけることができます。各検索キーワードはスペースかコンマで区切って入力してください。 例:food, रसोई, recipes, खान पान, मौसम |
すべて |
プライバシーポリシーのURL |
プライバシーポリシーのURLです。アカウントリンクを使用するスキルやユーザー情報を収集するスキルには必須です。 |
すべて |
利用規約のURL |
利用規約ページのURLです。 |
すべて |
Alexaアプリで詳細ページをプレビューする
詳細ページの情報をすべて入力したら、Alexaアプリを開いて詳細ページをプレビューしてください。アプリには公開されたスキルと、自分が開発中のスキルの両方が表示され、ユーザーにどのように表示されるかを確認できます。検索ボックスにスキル名を入力してスキルの一覧を絞り込むことができます。
下の画像では、「Alexaへの話し方の例」の下に表示される発話がサンプルフレーズです。この下に表示される説明は、スキルの「詳細な説明」に入力したものです。


カスタムスキルのサンプルフレーズ
3つのサンプルフレーズは、スキルを起動させるために話しかける言葉のサンプルです。最初のフレーズがAlexaアプリに表示されるスキル一覧に表示されます。アカウントリンクが成功すると、サンプルフレーズが表示されます。また3つすべてのフレーズが詳細カードの「話しかけ方の例」に大きく表示されます。
スキルを確実に起動させるため、これらのフレーズは特定の要件を満たす必要があります。
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発話をユーザー定義のインテントに使う場合、サンプル発話と同じフレーズを使う必要があります。発話のスロットには、有効なスロット値が入る必要があります。
フレーズはインテントを呼び出すために定義された発話と一致する必要があります。ダイアログモデルの一部としてスロット値を収集するために定義されたユーザーの発話は、サンプルフレーズとしては有効ではありません。
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発話をビルトインインテントに使う場合、インテントのドキュメントに記載されているものと同じフレーズか、そのバリエーションのいずれかを使用してください。発話は十分にテストし、正しく動作してスキルが有効な応答を返すことを確認してください。指定したサンプル発話が審査中に有効なレスポンスを返さない場合、認定に合格することはできません。
サンプルフレーズを入力すると、いくつかの基準に基づいて自動で検証が行われます。フレーズを入力した後、フィールドの下に検証エラーと警告が表示されます。
- エラーは赤字で表示されます。エラーをすべて修正すると、スキルの認定を申請できるようになります。
- 警告は黒字で表示されます。検証の警告があってもスキルの申請はできますが、認定が却下される可能性が高くなります。申請の前に、すべての警告を修正されることをお勧めします。
この例では、最初のフレーズで2つの警告が発生しています。1つはウェイクワードが存在しないという警告、もう1つはフレーズがサンプル発話と一致しないという警告です。最後のフレーズでは、サンプルフレーズに使用できない特殊文字が使用されているためエラーが発生しています。

スキルの「詳細な説明」にサンプルフレーズを含める必要はありませんが、含める場合は、サンプル発話のとおりに入力します。スキルの起動方法を説明するためにサンプルフレーズを記載する場合は、フレーズにウェイクワードと呼び出し名を含めるようにしてください。
サンプルフレーズの認定要件の詳細については、カスタムスキルの機能テスト: サンプルフレーズの確認とテストを参照してください。公開ページの「サンプルフレーズ101」にも、有効なサンプルフレーズを作成するための詳細や例が提供されています。
プライバシーとコンプライアンスのページを完了させる
プライバシーとコンプライアンスページの質問に答えます。
- このスキルを使って何かを購入したり、実際にお金を支払うことができますか?
- このAlexaスキルはユーザーの個人情報を収集しますか?
- このスキルは13歳未満のお子様を対象としていますか?
- このスキルで広告は表示されますか?
スキルが輸出コンプライアンスの要件を満たしていることを確認します。
また、プライバシーとコンプライアンス>テストの手順フィールドにテスター向けの手順を記入します。アカウントリンク、アクセス権限、特別なハードウェアのテストに必要な情報をもれなく記入してください。この情報はユーザーには表示されません。
スキルの公開範囲を定義する
設定できる公開範囲は以下の3つです。これらのオプションは、公開範囲セクションで選択できます。
- 公開: スキルは一般公開されます。指定した地域と言語で、Alexaデバイスを使用するすべてのユーザーがスキルを有効にして使用できます。
- ベータテスト: ユーザーが管理しているベータユーザーにスキルを公開します。ベータテスト実施の詳細については、Alexaスキルのベータテストを行うを参照してください。
ロケールの自動公開を利用する
より多くのロケールでスキルを公開するには、ロケールへの自動公開が利用できます。ロケールへの自動公開を利用すると、スキルの公開審査プロセスで、指定した言語のすべてのロケールにスキルを公開できるかどうかをAmazonが評価します。たとえば、英語(米国)をサポートしているスキルの場合、ロケールへの自動公開を利用することで、英語(英国)や英語(インド)といったロケールが追加される可能性があります。
ロケールの自動公開を利用する
- 公開範囲セクションで、ロケールへの自動公開を利用するチェックボックスを選択します。
- 言語ごとに、同じ言語の他のロケールに公開するソースとして使用するロケールを選択します。
一部の言語ではロケールの自動公開がサポートされていますが、すべての言語ではサポートされていません。サポートされていない言語セクションには、スキルの言語でロケールの自動公開がサポートされていないものが表示されます。
ロケールの自動公開に関する詳細とよくある質問の一覧については、同じ言語の異なるロケールへのスキル公開を参照してください。
スキルのプライバシーポリシーと利用規約を更新し、スキルを利用可能なすべての国や地域での要件を満たすようにしてください。
スキルの公開を細かく管理したい場合は、対象とする国を指定できます。指定がなければ、その言語がサポートされているすべての国にスキルがデフォルトで公開されることになります。
スキルの国と地域を選択する
このスキルを利用できる国を選択してくださいオプションを選択して、ユーザーがカスタムスキルを有効にして使用できる国と地域を決めます。ユーザーは、以下の条件をすべて満たすスキルにアクセスできます。
- ユーザーの国や地域にスキルを配布している。
- スキルがユーザーのAlexa搭載デバイスで選択された言語をサポートしている。
- スキルがユーザーのデバイスを登録している国または地域の主要言語をサポートしている。これにより、スキルがスキルストアで入手可能かどうかが決まります。たとえば次のようになります。
.com
サイトでデバイスを登録したユーザーに公開するには、スキルの英語(US)またはスペイン語(US)バージョンが必要になります。.co.jp
サイトでデバイスを登録したユーザーに公開するには、スキルの日本語バージョンが必要になります。
公開は、個別の言語ではなく、スキルに適用されます。Amazonでは、コンテンツポリシー制限がある場合を除き、指定された国と地域のユーザーがスキルのすべての言語バージョンを使用できるようにします。
.co.jp
アカウントを使うユーザーが自分のAlexa搭載デバイスで英語(UK)など、日本語以外の言語を選択することもできます。ただし、言語を変更しても、.co.jp
アカウントで入手できるスキルストアのスキルカタログには影響しません。つまり、スキルを.co.jp
を使うユーザーにも使えるようにするには、スキルストアに日本語バージョンを追加する必要があります。スキルの提供地域の判断について
ユーザーがカスタムスキルを利用できる地理的な範囲を決定する必要があります。これは、Amazonがスキルを配布するすべての国と地域を選択するかどうかによって決定できます。決定を行う際には、2つのオプションを検討してください。
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次の要因が重要な場合は、Amazonがスキルを配布するすべての国と地域を選択します。
- スキルがサポートする言語を使用するようデバイスを設定した全世界のユーザーがスキルを使用できるようにしたい場合。
- 可能な限り多くのユーザーを獲得したい場合。
- スキルがほかの国や地域のユーザーにとっても役立つと考える場合。たとえば、トリビアゲームスキルはユーザーが住んでいる場所に関係なく楽しめるものです。言語を追加できるのであれば、なおさら場所は関係ないと言えるでしょう。
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次の要因が重要な場合は、Amazonがスキルを配布するすべての国と地域を選択しないでください。
- 特定の国や地域のユーザーのみがスキルを使用できるようにしたい場合。
- スキルがサポートする言語を使用するようデバイスを設定した特定の国や地域のユーザーのみがスキルを使用できるようにしたい場合。
- スキルが特定の地域にいるユーザーにとってのみ便利だと考える場合。たとえば、米国の主要都市で食べ物を配達するスキルが、ヨーロッパではこのサービスを提供していないとします。この場合、米国以外の国や地域では有効なスキルとは言えません。
複数の言語や国に対するスキルの公開の詳細については、多言語に対応するスキルを開発するを参照してください。
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最終更新日: 2023 年 05 月 15 日