APLインターフェースのリファレンス
Alexa Presentation Language(APL)インターフェースは、AlexaにAPLドキュメントを送信したり、デバイスで発生するイベントからAPLリクエストを受信したりするためのディレクティブとリクエストを提供します。以下のセクションでは、スキルコードで使用できるAPLインターフェースの概要を説明します。
Alexa.Presentation.APL
画面付きデバイスを操作するためのディレクティブとリクエストです。このインターフェースでは、APLドキュメントを使用します。たとえば、このインターフェースのRenderDocumentディレクティブを使用してAlexaにAPLドキュメントを送信すると、ユーザーのデバイスで表示を行うことができます。
このインターフェースに含まれるすべてのディレクティブとリクエストの詳細については、Alexa.Presentation.APLインターフェースのリファレンスを参照してください。
Alexa.Presentation.APLA
APL for Audio用のディレクティブとリクエストです。このインターフェースでは、APLAドキュメントを使用します。たとえば、このインターフェースのRenderDocumentディレクティブを使用してAlexaにAPLAドキュメントを送信すると、オーディオ応答を再生できます。
このインターフェースに含まれるすべてのディレクティブとリクエストの詳細については、Alexa.Presentation.APLAインターフェースのリファレンスを参照してください。
Alexa.Presentation.APLT
キャラクターディスプレイ用のAPLのディレクティブとリクエストです。このインターフェースでは、APLTドキュメントを使用します。たとえば、このインターフェースのRenderDocumentディレクティブを使用してAlexaにAPLTドキュメントを送信すると、キャラクターディスプレイにテキストを表示できます。
このインターフェースに含まれるすべてのディレクティブとリクエストの詳細については、Alexa.Presentation.APLTインターフェースのリファレンスを参照してください。
Alexa.DataStore
デバイス上のデータストアの更新についてスキルに通知するリクエストです。データストアとは、デバイスにローカルにインストールされ、Alexa Presentation Language(APL)ドキュメントからデータバインディングを使用してアクセスできるデータを格納する領域です。ウィジェットでは、データストアを使用することで、スキルにリクエストを送信して応答を待つ必要なくコンテンツを表示できます。
データストアREST APIを使用すると、スキルに送信されたリクエストやスキルセッション外からデータストアに更新をプッシュできます。エラーが原因で更新がデバイスに届かない場合は、必要に応じて更新を再試行できるように、AlexaからスキルにAlexa.DataStoreリクエストが送信されます。
このインターフェースのリクエストの詳細については、Alexa.DataStoreインターフェースのリファレンスを参照してください。
Alexa.DataStore.PackageManager
デバイス上のAPLパッケージを管理するためのリクエストです。パッケージとは、特定の構造を持つリソースのセットです。APLパッケージには、ユーザーがウィジェットを利用できるようにするために必要な情報が含まれています。
デバイス上のパッケージを管理するには、Alexa.DataStore.PackageManagerインターフェースを使用します。
このインターフェースのリクエストの詳細については、Alexa.DataStore.PackageManagerインターフェースのリファレンスを参照してください。ウィジェットとして使用するパッケージを定義する方法の詳細については、APLパッケージリファレンスを参照してください。
スキルのリクエスト内のウィジェットに関する情報
スキルにウィジェットが含まれている場合、スキルに送信されるリクエストには、そのウィジェットに関する追加情報が含まれる場合があります。特定のリクエストの詳細は、ユーザーのデバイスにウィジェットがインストールされているかどうか、ユーザーがリクエストを行ったときにウィジェットが表示されていたかどうかなど、さまざまな要因によって異なります。スキルに関連付けられていないウィジェットの情報がリクエストに含まれることはありません。
詳細については、スキルのリクエスト内のウィジェットに関する情報を参照してください。
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最終更新日: 2025 年 11 月 19 日