Skill Flow Builderとは
Skill Flow Builderを使用すると、物語タイプのスキルをさらにすばやく作成できます。これには、デザイナーとライター向けのアプリケーションであるSkill Flow Builder Editorと、開発者向けの拡張機能であるVisual Studio Codeが含まれます。デザイナーとライターはプロトタイプを試作して、コンテンツをすばやく修正でます。また開発者は機能の差別化を図ることができ、コンテンツ変更にかかる時間を最小限に抑えられます。ツールでソースファイル形式を共有するため、チーム間でファイルをさらに効率よく受け渡すことができます。
Skill Flow Builder Editor
Skill Flow Builder Editorを使用することで、デザイナーとライターはビルトインのストーリーツリーを視覚化できます。Skill Flow Builderは、物語を連続したシーンとして構築するので、ボタンをクリックするだけで移動が可能になります。開発チームに依頼しなくても、物語を書いたり更新したりでき、ビジュアルや効果音を追加したり、ゲームロジックを実装することもできます。Amazon Pollyの音声を特定のキャラクターに割り当て、画像を追加し、BGMを追加します。
ビルトインシミュレーターを使用して、コンテンツのプレビュー、デモ、テストを行います。完了したら、Skill Flow Builder形式(.abc)をエクスポートして開発チームと共有するか、ナレーションまたはローカリゼーションようにテキストをエクスポートします。
詳細については、Skill Flow Builder Editorの使用を参照してください。
Skill Flow Builder Core
開発者向けに、Skill Flow Builderはコマンドラインインターフェース、コンテンツデバッガー、既存の開発ツールとの統合、拡張機能のサポートを提供しています。Skill Flow Builderを使用すると、Alexa Skills Kit SDK、ASK Command Line Interface(ASK CLI)、AWS CLIなどのツールを使用できます。Skill Flow Builderは、Alexa Presentation Language(APL)テンプレートの拡張機能やスキル内課金と統合できるので、実装時間が短縮されます。
新しいSkill Flow Builder形式(.abc)ファイルをデザイナーやライターから受け取る場合、コードを編集する前にスキルとしてのコンテンツをデプロイして検証できます。シーン指示と呼ばれるビルトインのコード記述機能を使用することで、ビジネスロジックを直接.abcファイルに実装することも可能です。
コンテンツデバッガーは、コンテンツからデバッグプロセスを分離します。使用した編集を表示し、後日テストするために状態を保存し、コンテンツの拡張機能のステップを表示できます。
詳細については、開発者としてSkill Flow Builderをセットアップを参照してください。