Fire OSの概要

Fire OSの概要 (Amazon Fire TV)

Fire OSは、AmazonのFire TVやFireタブレットで動作するオペレーティングシステムです。Fire OSは、Androidのフォークです。したがって、Androidで実行できるアプリであればほとんどが、AmazonのFireデバイスでも実行できます。Amazonとの互換性は、アプリテストサービスを通じて簡単に確認できます。コードを一切調整しなくても、開発済みのAndroidアプリをAmazonのプラットフォームで公開できる可能性があります。

Fire OSのバージョン

Fire OSには2つのバージョンがあります。

  • Fire OS 5: Android 5.1 (Lollipop、APIレベル22) をベースとしています
  • Fire OS 6: Android 7.1 (Nougat、APIレベル25) をベースとしています

Amazon Fire TV (第3世代) は、Fire OS 6で動作します。それ以外のAmazon Fire TV端末とFireタブレットは、Fire OS 5で動作します。

機器 Fire OSのバージョン
Fire TV (第3世代) Fire OS 6
Fire TV (第2世代) Fire OS 5
Fire TV (第1世代) Fire OS 5
Fire TV Stick (第 2 世代) Fire OS 5
Fire TV Stick (第 1 世代) Fire OS 5
Fire TV Edition (日本発売なし) Fire OS 5
Fire TV Stick Basic Edition Fire OS 5

ほとんどのFire端末は、無線でアップデートを受信し、Fire OSを自動更新します。すべてのFireデバイスが、同じFire OSのバージョンのプッシュを同時に受信するわけではありません。デバイスごとに異なるタイミングでアップデートがロールアウトされることもあります。

Fire OSバージョンを確認するには、[設定] > [端末] > [Fire TV] の順にクリックし、「ソフトウェアバージョン」の詳細を確認します。Fire OSバージョンのリリースノートは、エンドユーザー向けドキュメントのAmazon Fire TVのソフトウェアアップデートで確認できます。

サービスの違い

Fire OSとAndroidはどちらも同じコアを使用しています。両者の主な違いはサービスにあります。Fire OSでは、ブラウズ、位置情報、メッセージング、支払いなどのアクティビティにGoogleのサービスではなくAmazonのサービスが使用されることがあります。最も大きな違いは、アプリを公開するために、GoogleではGoogle Playストアを利用するのに対し、AmazonではAmazonアプリストアを利用する点です。

AndroidアプリでGoogleのサービスのエコシステムに接続している場合は、AndroidアプリをFire OSプラットフォームに移植する際、Amazonのサービスのエコシステムを利用する必要があります。

アプリを開発する際は、標準的なAndroidのドキュメントに記載された内容に従ってください。AmazonのFire OSプラットフォームとの注意すべき違いが、こちらのサイトのドキュメントで説明されています。

Fire OSでは、可能な限りAndroidと同等のサービス (Googleのサービスを除く) を提供し、開発者の方が開発プラットフォームについて新たに学習したり、既存のAndroidアプリを変更したりする必要がないように配慮しています。

次の表に、GoogleとAmazonで同等のサービスを並べています。

Google Android Fire OS
Googleマップ Amazon Maps API
Firebase Cloud Messaging Amazon Device Messaging
Google Playアプリ内課金 Amazonアプリ内課金API
Cast SDK Fling SDK (英語)
Google Mobile Ads SDK Amazonモバイル広告ネットワーク
アプリを宣伝
Google Sign-In Amazonでログイン
Google Play Developer API Developer Publishing API (英語)
クラウドストレージ Amazon Drive