Fire TV対応アプリ・ゲームの開発について


Fire TV対応アプリ・ゲームの開発について

Fire TV対応のアプリを開発する場合は、スキル(Java開発者、ウェブ開発者、コンテンツ開発者)やプラットフォーム(Android、HTML5ウェブアプリ)、必要な機能(広告、認証など)に応じて、さまざまなフレームワークやオプションから選択することができます。アプリの開発に着手する際には、以下の情報が役に立ちます。

Fire TV対応アプリの開発オプション

Amazon Fire TVアプリの開発には、さまざまなオプションがあります。

  • Amazon Creator Amazon Creatorは、コンテンツ開発者を対象としたブラウザベースのシンプルなインターフェイスで、Fire TV対応のHTML5ウェブアプリを簡単に作成できます。コーディングは不要です。Amazon Creatorでは、YouTubeチャンネル、Brightcoveアプリ、Media RSS(MRSS)フィードのメディアアセットとカテゴリーを基に、自動的にアプリが構築されます。ビデオは、チャンネルセクション(YouTubeの場合)またはフィードアイテムのカテゴリー(MRSSフィードの場合)ごとにグループ化されます。フィードを構成すると、サイドバーのビジュアルエディターでカラー、フォント、背景画像を選択して、アプリの外観をカスタマイズできるようになります。詳細を見る

  • Fire App Builder: Fire App Builderは、Fire TVメディアアプリ作成用にAmazonが構築した堅牢な開発フレームワークです。Javaをベースにしており、Android StudioやGradleなど、Android開発に広く使用されているツールを使用できます。Fire App Builderでアプリを作成するときは、一連のJSONファイルを通じてデータフィード、画面レイアウト、および各機能の設定を構成します。同様に、Javaのコーディングをしなくても、設定ファイルの簡単な変更で、アプリのルックアンドフィールをカスタマイズできます。Fire App Builderは、Javaの高度なプログラミングスキルがなくても、高品質なメディアアプリを作成できるよう設計されています。しかも、拡張も可能です。Javaでのコーディングに精通している場合は、Fire App Builderをベースとして、さらに高度な機能を追加することができます。詳細を見る

  • Fire TV対応ウェブアプリスターターキット(WASK): Fire TV対応ウェブアプリスターターキット(WASK)は、HTML5、CSS3、JavaScriptを使用してアプリを構築するウェブ開発者向けにAmazonが作ったフレームワークです。ダイナミックメディアアプリをスムーズに開発するための機能がすべて備わった、カスタマイズ可能なHTML5ウェブアプリテンプレートが含まれています。カテゴリーの選択リストやメディアコンテンツの回転式スライドショーなどの大画面エクスペリエンスを構築するうえで必要なコードがあらかじめ記述されています。メディアRSS、JSONフィード、YouTubeやBrightcoveといったオンラインビデオプロバイダーのサポートなど、利用したいメディア機能を備えたアプリのテンプレートをベースにすれば、ファイルの設定や、テンプレートのソースファイルで拡張機能を直接コーディングすることで、エクスペリエンスをカスタマイズできます。詳細を見る

  • Androidアプリのカスタマイズ: Android Java開発者は、Androidのツール(Android Studioなど)やフレームワークを使用して、TVアプリを構築できます。ほとんどのアプリの開発に役立つサンプルコード、ドキュメント、ガイドラインが用意されています。Fire TVはAndroidをベースとしているため、Androidで動作するほとんどのアプリはFire TVでも動作します。違いは、サービスだけです。Fire TVには、Googleのサービスではなく、Amazonのサービスを使用する必要があります。詳細を見る

  • ウェブアプリのカスタマイズ: HTML5ウェブ開発者は、Amazon WebViewを利用してアプリやゲームを開発できます。開発の成果物として、HTML5ウェブアプリ、Fire OSポートを使用するCordovaアプリハイブリッドアプリのいずれかを選択できます。詳細を見る

  • ゲームアプリ: サードパーティが開発したフレームワークでも、Androidで動作するものが多いため、ゲームアプリの開発には多くの選択肢があります。Unity、Cocos2d-x、GameMaker、またはモバイルアプリ開発者がよく使用するほかのシステムに精通している場合、Fire TV対応ゲームのパッケージングは容易です。APKファイルを生成できれば、Fire TVにインストールできます。詳細については、Gamemakerチュートリアルを参照してください。

適切な選択肢を検討する際には、ご自身のスキルを考慮してください。得意とするのはJavaベースのAndroid開発でしょうか。HTML5/ウェブ開発でしょうか。それともコンテンツ開発でしょうか。 経験とアプリの要件に合った方法を選んでください。

Amazon Fire TV対応ストリーミングメディアアプリの開発に関する電子書籍

Fire TV用アプリを開発する上で、Amazonの現状を知るための情報をお求めの方は、電子書籍「How to Develop Media Streaming Apps for Amazon Fire TV」をお読みください。この電子書籍では、10フィートUI設計のベストプラクティス、Amazonの専用ツールおよびテンプレート(Fire App Builder、WASK、Amazon Creator)に関する情報、Amazonアプリストアに公開する方法の詳細などが紹介されています。

Amazon Fire TV対応Androidアプリの開発

JavaでAndroid開発を行っている方のために、Amazon Fire TVでは、Android開発で使用されているものと同じツール、IDE、APIが使用されています。まずは、Fire App Builderを参照してください。Amazon Fire TV対応アプリやAndroidアプリをJavaで開発する方法が、初めての方にもわかりやすく説明されています。Fire App Builderは、(ゲームではなく)ストリーミングメディアTVアプリを意図した設計になっています。

独自のアプリをゼロから開発する場合は、次のトピックを参照してください。

Android開発の経験が豊富な方は、Fire OSを対象とする開発とAndroidを対象とする開発の違いも確認しておいてください。

Amazon Fire TV対応HTML5ウェブアプリ開発

日頃、HTML5を使用したウェブアプリ開発でストリーミングメディアアプリを作成している方は、Amazon Fire TV対応ウェブアプリスターターキット(WASK)を利用できます。WASKは、Fire TV向けに簡単なメディア指向アプリを短時間で作成できるよう支援することを目的としたオープンソースプロジェクトです。このスターターキットには、10フィートエクスペリエンスに適したユーザーインターフェイス設計の例や、Fire TVリモコンのサポートが含まれています。サンプルコンポーネントも用意されており、それを基に独自のメディアアプリを作成してカスタマイズすることができます。

HTML5のウェブアプリをゼロから開発する場合は、ウェブアプリの開発についてを参照してください。

Amazon Fire TV対応アプリに使用されるAPI

Amazon Fire TV対応アプリを作成する際、堅牢性を高めるためにほかのAmazon APIを実装することもできます。

  • アプリ内課金(IAP)API: Fire TVを購入し、Amazonアカウントに登録すると、自動的にAmazon支払いプロファイルが設定され、追加の設定をすることなく、アプリやアプリ内課金アイテムを購入できるようになります。Amazon Fire TVとFire TV Stickは、Amazonアプリ内課金のAPIをサポートしているため、消費型アイテムや非消費型アイテムのほか、定期購入もアプリ内で販売することができます。
  • Amazon Fling SDK: Amazon Fling SDKを使用すると、スマートフォンやタブレットに表示される画面を直接テレビに転送することができます。アプリを2画面に拡張することにより、複数のユーザーでアプリを利用することができます。

Fire TV APIとSDKの詳細については、アプリ・ゲームサービスSDKを参照してください。

デバイスとメディアの仕様

Amazon Fire TVでサポートされるメディア、デバイス、仕様(ビデオの形式、DRM、コーデック、解像度など)については、Fire TVのデバイス仕様を参照してください。それぞれのデバイスに関する、詳細の仕様を確認できます。

一般に、Fire TVには柔軟性があり、幅広い種類のアプリで高いパフォーマンスを提供します。パワフルなクアッドコアCPUと、専用のGPUを備えています。最新のAmazon Fire TVのハードウェアは、2GBのRAMと8GBの内部ストレージを備え、4Kビデオの出力、HDR、ドルビーアトモスオーディオに対応しています。これらの機能を備えるFire TVでは、メディアのストリーミングはもちろんのこと、あらゆる種類のアプリやゲームを実行できます。

Amazon Fire TVの命名規則

Amazon Fire TVのデバイス名
Fire TVのデバイス名
名前 デバイスの概要
Fire TV Cube(日本未対応)

キューブ型のFire TVデバイスを指します(Fire TV Cube(日本未対応)はFire TVの第4世代というよりは、新製品ラインの第1世代という位置付けになります)。

Amazon.comにおいて、Fire TV Cube(日本未対応)は「Alexaを搭載したハンズフリー4K Ultra HDストリーミングメディアプレーヤー」と表記されています。

Fire TV

小型のポータブル型かセットトップボックス型のいずれかのバージョンのAmazon Fire TVを指します。Fire TVには3世代あります。

  • 第3世代: 2017年10月リリース
  • 第2世代: 2015年12月リリース
  • 第1世代: 2014年4月リリース

Amazon.comにおいて、最新バージョンのFire TVは「4K Ultra HDとAlexa対応音声認識リモコン(ペンダント型)を搭載したストリーミングメディアプレーヤー」と表記されています。 現在、第2世代デバイスは、リファービッシュ品としてのみ販売されています。

Fire TV Stick 4K 4K対応のスティック型Fire TVを指します。Fire TV Stick 4Kは、"Fire TV Stick(第3世代)"とは異なります。 Fire TV Stick 4Kは、4K対応でないFire TV Stickとは別の製品です。
Fire TV Stick 4K非対応のスティック型Fire TVを指します。4K対応ではないFire TV Stickには第1、2世代とBasic Edition(日本未対応)があります。
  • Basic Edition(日本未対応): 2017年11月リリース
  • 第2世代: 2016年9月リリース
  • 第1世代: 2014年11月リリース

Amazon.comにおいて、4K対応でないFire TV Stickの最新バージョンは「Alexa対応音声認識リモコンを搭載したストリーミングメディアプレーヤー」と表記されています。

Fire TV Edition(日本未対応)

Fire TVがテレビに実装された、すべてのスマートTVを指します。Fire TV Edition(日本未対応)に特化したモデルの場合、「Fire TV Edition - Toshiba 4K(2018/2019)」「Fire TV Edition - Element 4K(2017)」などの名称がついています。 名称から判断できない場合、「Fire TV Edition」を参照すれば、Fire TVを実装したすべてのスマートTVを確認できます。

TVの寸法(例:43インチ、50インチ)、重量、スタンドの詳細、マウントについては、Amazon.comのFire TV Edition(日本未対応)ページにて比較表と仕様を参照してください。Amazon.comにおいて、Fire TV Edition(日本未対応)- Toshiba 4Kは「Toshiba 43/50/55-inch 4K Ultra HD Smart LED TV with HDR - Fire TV Edition」と表記されています。

Amazon Fire TV

Fire TV(セットトップボックス型、小型のポータブル型、スティック型、スマートTV)の全バージョン・モデルを指します。

AmazonのECサイトのAmazon Fire TVシリーズヘルプでAmazon Fire TVとFire TV Stickの違いも参照してください。

Amazon Fire TVに関するフォーラム

ご不明な点やご質問、ご意見などがある場合は、Amazon開発者フォーラムのFire TVとFire TV Stickのカテゴリーを利用してください。