フラッシュブリーフィングスキルを作成する際のヒント

はじめに

カスタマーのフラッシュニュースはフラッシュブリーフィングスキルによって提供されます。フラッシュブリーフィングスキルには複数のフィードを含めることができ、フィードにはカスタマーに対して読み上げまたは再生される最大5個のアイテムを含めることができます。優れたスキルは、フィードとフィードアイテムの最適な組み合わせで構成されています。

このドキュメントでは、カスタマーが満足できるフラッシュブリーフィングスキルを作成するヒントをいくつか紹介します。

一般的なヒント

  1. フラッシュニュースを高い頻度で(少なくとも1日1回は)更新します。カスタマーは毎日習慣的にフラッシュニュースを聞き、聞いている間に、有効にしたすべてのフィードを再生します。カスタマーが毎日新しいコンテンツを聞くことができるよう、少なくとも1日1回はフィードを更新する必要があります。同じコンテンツが毎日繰り返されると、カスタマーはスキルを無効にする可能性があります。

  2. コンテンツをカスタマーの毎日の習慣の中心的な存在にするようにしましょう。カスタマーが、特に朝または午後の習慣として楽しみにしてくれるようなタイミングでコンテンツを提供します。コンテンツは、ニュース、天気予報、スポーツ、お笑い、映画やテレビのレビューなどから選びます。

  3. コンテンツは短くします。カスタマーがすばやく毎日の習慣を済ませられるように、フラッシュニュースは少量のコンテンツを提供するように設計されています。フィードの長さは、音声クリップであれば2~3分以内、テキストの読み上げ機能であれば1~2分以内にすることを推奨しています。

  4. トピックやテーマに沿ってコンテンツをフィードに分割します。さまざまなトピックやテーマにわたる複数のRSSフィードや音声クリップを作成している場合は、これらのRSSフィードやクリップを1つのスキルの別々のフィードとして分割することを検討してください。分割は、スキルの作成時に開発者ポータルでできます。

  5. フィードをアイテムに分割します。フィードで提供したいヘッドラインや短い要約が複数ある場合は、フィードアイテムに分割します。各アイテムはイアコン(音声アイコン)で区切られるため、カスタマーはどこがアイテムの区切りかを理解できます。

  6. 古いフィードアイテムを削除します。フラッシュニュースは、フィードのRSSまたはJSONファイルに含まれるアイテムを新しい順に5つ、自動再生します。カスタマーがフラッシュニュースをリクエストするたびにこれら5つのアイテムを再生しないようにするには、古い順にRSSまたはJSONファイルからアイテムを削除する必要があります。

  7. フィードのアイテムには、短くて意味のあるタイトルを選択します。2~3語から短い文までのタイトルを選びます。ただし、コンテンツの文脈が分かる意味のあるタイトルにする必要があります。たとえば、「Alexaマスター、カスタムスキルを1日で完成させる」のようなタイトルにします。

  8. スキルの説明にフィードのリストを入れます。開発者ポータルでスキルの長い説明を作成する際には、スキルに含まれるフィードのリストを追加し、デフォルトフィードを指定する必要があります。これにより、スキルストアでの検索時にフィードがカスタマーに表示されるようになります。フィードのリストは、説明の最後に追加します。

  9. 宣伝、広告、プロモーションをしないようにします。フィードの主な目的は、カスタマーが知りたい情報や楽しめるコンテンツを提供することです。広告はカスタマーエクスペリエンスの質を低下させるだけです。詳細については、Alexa Skills Kitのポリシーテストを参照してください。

  10. 分かりやすい紹介とエラーメッセージを選択します。スキルのエラーメッセージとフィードの紹介(プリアンブル)には、簡潔で分かりやすいものを選択します。

    • エラーメッセージは100文字以内で指定する必要があります。たとえば、「Developer News is temporarily offline.」と指定します。

    • プリアンブルは、英語スキルであれば「In」または「From」、ドイツ語スキルであれば「Im」または「Von」、「In」、「Vom」または「Aus」で開始し、70文字以内で指定します。たとえば、「In Developer News...」のように指定します。

  11. 認証申請の前にスキルをテストします。開発者ポータルでは申請の前に聞いて、スキルをテストすることができます。テストすることで、カスタマーエクスペリエンスを最適化し、認証されない可能性のある問題を洗い出すことができます。

  12. フィードは信頼できる高速なサーバーでホストします。フィードのURLは常に利用可能で、すばやく読み込めるようにしてください。そのためには、フィードを信頼できる、高速で応答性の高いサーバーでホストする必要があります。比較的安くて使いやすいクラウドプロバイダーは多数あります。たとえば、Amazon Web Services(http://aws.amazon.com)にはコンテンツフィードをホストできるオプションがあります。

読み上げ機能(TTS)コンテンツのためのヒント

  1. 短い文を使います。目で読むために書かれた文は、読み上げると長くて分かりづらいことがよくあります。短い文を使い、聞き取りやすく、カスタマーがより内容を理解しやすいコンテンツを作成します。

  2. 適切な位置に句読点を使ってポーズをとります。カンマ(,)とセミコロン(;)は短い一時停止になります。ピリオド(.)、疑問符(?)、感嘆符(!)は長い一時休止になります。それ以外の句読点は、TTSの問題を避けるため使用しないでください。

  3. HTMLやSSMLのタグ、URL、特殊記号は使用しないでください。HTMLやSSMLのタグ、URL、特殊記号を使用すると、想定外のTTS結果につながります。読みやすいプレーンテキストを使います。

  4. コンテンツはサマリー形式で記述します。TTSは、通常、短いサマリーコンテンツにより適しています。たとえば、2ページにわたる記事よりも、1段落のニュースサマリーのほうが、TTSに適しています。長めのコンテンツには、音声フィードが適しています。

  5. フィードアイテムの長さは4,500文字未満とします。フィードアイテムが4,500文字を超えると、4,500文字に最も近い文末以降のアイテムが切り捨てられます。

音声クリップコンテンツのためのヒント

  1. 高音質の音声形式を使用します。より聞き取りやすくするには、ビットレート256kbps以上のMP3を使用します。バックグラウンドノイズなどが入らないようにしてください。

  2. 音声コンテンツの音量は一定にします。テスト段階で、Alexaを使用して音声コンテンツを聞いてみてください。音声クリップの音量が、フィードプリアンブルの読み上げ音量と同じであることを確認してください。フィードアイテムごとの音量も一定にします。