あなたのAlexaダッシュボード 設定

Alexaスキルの機能テスト

機能テストでは、以下を確認します。

  • スキルの基本機能が、Amazon Alexaアプリに表示されるスキルの詳細ページの情報と一致していること。このデータは、開発者ポータル上のスキルの「Publishing Information」ページで入力します。

    詳細ページの定義についての詳細は、「スキルのメタデータを定義する」を参照してください。

  • スキルのコア機能が正常に機能し、Amazon Alexaアプリに有効なホームカードを提供していること。

これらのテストには、Amazon Alexaアプリを使用します。AlexaアプリはFire OS、Android、iOS、およびウェブブラウザで使用できます。Alexaアプリには、公開されたスキルだけでなく、開発中のスキルもすべて表示されます。

テストのチェックリストの概要に戻るには、「カスタムスキルの認証要件」を参照してください。

3.1.サンプルフレーズの確認とテスト

ユーザーがスキルとの対話方法を理解できるよう、サンプルフレーズをAlexaアプリのスキルの詳細ページに表示します。確実にスキルを呼び出せるよう、サンプルフレーズはサンプル発話の中から選択します。

ユーザーがスキルと初めて対話するときに最も言う可能性が高いフレーズがサンプルフレーズです。そのため、正しく機能し、使いやすいユーザーエクスペリエンスを提供するようにしてください。

Alexaアプリ内のスキルの詳細ページ
Alexaアプリ内のスキルの詳細ページ
テスト 想定される結果

1.

Alexaアプリを開いて、「スキル」をクリックし、スクロールするか、検索してスキルを選択します。

スキルの詳細ページを確認します。スキルの詳細ページに記載されているすべてのサンプルフレーズをチェックします。

  • 少なくとも1つのサンプルフレーズが提供されていること。
  • 最初のフレーズが、スキルの使用を開始する方法を分かりやすく示し、ウェイクワードと呼び出し名を両方含んでいること。
  • ウェイクワードと呼び出し名を含むサンプルフレーズが、スキルの呼び出しでサポートされているフォーマットで記載されていること。サポートされているフォーマットの一覧については、カスタムスキルを呼び出す方法を参照してください。
  • サンプルフレーズに、ユーザーが言う必要のない、余分な情報が含まれていないこと。サンプルフレーズが、書かれている通り動作すること。
  • 呼び出し名が、見出し形式(各単語の頭文字のみがすべて大文字)で書かれていること。
  • サンプルフレーズに、絵文字、記号、文法上の誤りが含まれていないこと。
  • 各フレーズが句点で終わっていること。強調を表しているとユーザーが誤解する可能性のある感嘆符を使っていないこと。
  • サンプル発話がスキルの起動方法を示していること。音声でスキルを有効にしていないこと。たとえば、「Alexa、<スキル名>を有効にして」などのフレーズは使用できません。
  • サンプルフレーズが、Alexaアカウントの言語と同じ言語で書かれていること。たとえば、日本語で設定されているアカウントを使用した場合、フレーズは日本語で書く必要があります。

2.

開発者ポータルを開き、スキルを編集して、「Interaction Model」ページに移動します。スキルのサンプル発話を確認し、各サンプルフレーズがサンプル発話として含まれていることを確認します。

サンプル発話を定義する方法については、「スキルのメタデータを定義する」の「サンプルフレーズを定義する」セクションを参照してください。

サンプルフレーズにビルトインインテントの発話を使っている場合、その発話をサンプル発話に含める必要はありません。ただし、サンプルフレーズが正しい応答を返すことを、十分にテストしてください。

各サンプルフレーズが、サンプル発話に明示的に含まれていること。

たとえば、以下のサンプルフレーズを記載する場合、

  • Alexa, ask Tide Pooler when is high tide in Seattle.

以下の発話がサンプル発話に含まれている必要があります。

  • OneshotTideIntent when is high tide in {City}

サンプルフレーズ内のスロット(この例ではSeattle)には、有効なスロット値の例を入れる必要があります。この例では、Cityがカスタムスロットタイプで、「Seattle」がCityタイプに明示的に定義された値です。

3.

記載したそれぞれのサンプルフレーズを使って、スキルを起動します。

各サンプルフレーズの発話によって、状況に合った応答テキストがエラーなく読み上げられること。

3.2.スキルの説明と詳細のページ

スキルの説明は、ユーザーにこのスキルで何ができるか、どのように使うかを教えるためのものです。

テスト 想定される結果

1.

Alexaアプリを開いて、「スキル」をクリックし、スクロールしてスキルを見つけます。スキルのリストに表示される短い説明を確認します。

  • 短い説明で、スキルのコア機能が説明されていること。
  • 短い説明が、Alexaアカウントで使用されている言語と同じ言語で書かれていること。たとえば、日本語で設定されているアカウントを使用した場合、短い説明は日本語で表示される必要があります。

2.

スキルの詳細ページを開きます。スキルの詳細ページに表示されるスキルの長い説明を確認します。

  • スキルの説明に、スキルを使用するために必要な前提条件(追加のハードウェア、ソフトウェア、アカウントなど)がすべて含まれていること。
  • 説明で、スキルのコア機能が説明されていること。
  • 説明されているスキルの機能に誤りがないこと。
  • 説明が、Alexaアカウントで使用されている言語と同じ言語で書かれていること。たとえば、日本語で設定されているアカウントを使用した場合、説明は日本語で表示される必要があります。
  • スキルがRaspberry Piや同様の端末と連動する場合、説明が以下の条件を満たすこと。
    1. スキルのコア機能にアクセスするには、Raspberry Pi(または同様の端末)が必要であることを明記する。
    2. Raspberry Piとスキルを連動させるための設定方法が説明されたドキュメントのリンクが含まれている。
  • 説明に、スキルにウイルス対策機能が含まれていると言及されていないこと。

3.

短い説明と長い説明のいずれかにURL(スキルの詳細情報へのリンクなど)が含まれる場合、ブラウザからそのURLに移動し、ページがエラーなく開けることを確認します。

  • 説明で参照されているページがエラーなく開くこと。
  • ページがAlexaで対応している言語で表示されること。

4.

スキルの詳細ページにプライバシーポリシーまたは利用規約へのリンクが含まれる場合は、ブラウザでリンクを開きます。

  • スキルの詳細ページに表示されるプライバシーポリシー/利用規約のリンクを問題なく開けること。
  • ページが、Alexaアカウントで使用されている言語と同じ言語で表示されること。たとえば、日本語で設定されているアカウントを使用した場合、プライバシーポリシーおよび利用規約は日本語で表示される必要があります。

5.

スキルタイトルが、スキルのコア機能に関連するものであることを確認します。

タイトルとアイコンがどちらも、スキルの説明と関連しており、誤解を招く可能性がないこと。

3.3.ホームカード

ホームカードは、Alexaアプリに表示されるグラフィカルなカードで、音声対話に説明を加えたり、補完したりするものです。

テスト 想定される結果

1.

各インテントを呼び出して、スキルの機能を一通りテストします。ホームカードが含まれる応答ごとに、Alexaアプリでカードを確認します。

各カードで以下を確認します。

  • カードのタイトルと内容が、スキルの機能のコンテキストに合っていること。
  • カードのタイトルと内容に、コード参照や文法上の誤りが含まれていないこと。
  • カードのタイトルとコンテンツが、Alexaで対応している言語で書かれていること。
  • カードに画像が含まれる場合、画像が正しく表示されること。

2.

ホームカードにURLが含まれる場合は、ブラウザで各URLのページを問題なく開けることを確認します。

ホームカードに含まれるURLごとに、以下を確認します。

  • ブラウザでページがエラーなく開けること。
  • ページがAlexaで対応している言語で表示されること。

通常、スキルがユーザーのリクエストした情報を応答で返す際、ホームカードのみを返すことに注意してください。ユーザーに詳細情報を求める補助的なプロンプトは、通常はホームカードに含まれません。

ホームカードはスキルの開発やデバッグに便利なツールですが、スキルを申請される前にデバッグ目的の不要なカードをすべて削除するようにしてください。

3.4.アカウントのリンク

スキルで、エンドユーザーのIDを別のシステムのユーザーと関連付ける(アカウントのリンク)必要がある場合は、このテストを行って、スキルが「Alexaユーザーとあなたのシステムでのユーザーを関連付ける」に記載されているソリューションを正しく実装していることを確認します。スキルを申請する際は、認定チームがアカウントのリンクと機能のテストを実施できるよう、テスト指示と有効な認証情報を提供するようにしてください。

スキルがアカウントのリンクを使用しない場合は、このテストを省略できます。

テスト 想定される結果

1.

開発ポータル上のスキルの「Configuration」ページで、アカウントのリンクが正しく設定されていることを確認します。

  • Account Linking or Creation」オプションが「Yes」に設定されていること。
  • Authorization URL」にサービスのログインページのURLが指定されていること。

2.

Alexaアプリで、スキルの詳細ページを確認します。スキルの説明で、スキルを使用するためには他のシステムへのログインが必要であることを説明していることを確認してください。

説明で、アカウントを正常にリンクするための手順と情報が分かりやすく説明されていること。

3.

Alexaアプリに、スキルをまだ有効化していないAlexaユーザーとしてログインします。

スキルを有効にし、アカウントのリンク処理は完了しないでおきます(スキルは有効だが、アカウントがリンクされていない状態)。

  1. 認証が必要でない任意のインテントを呼び出し、正常に動作することを確認します。
  2. 認証が必要なインテントを呼び出し、応答を確認します。
  • 認証を必要としない各インテントが、アカウントがリンクされていなくても正しく動作すること。
  • 認証を必要とする各インテントが、ユーザーに必要な手順を音声で指示し、リンクアカウントカードを返すこと。Alexaアプリでカードを確認してください。

4.

スキルを無効化するか、Alexaアプリに、スキルをまだ有効化していないAlexaユーザーとしてログインします。

スキルを有効化します。スキルのログインページが表示されたら、すべてのリンクをクリックし、新たなページに移動できることを確認します。

  • ログインページのクリック可能なすべてのリンクが新たなページに移動できること。
  • クリック可能なリンクに、JavaScriptアラートやポップアップウィンドウが表示されるものがないこと。

5.

スキルを無効化するか、Alexaアプリに、スキルをまだ有効化していないAlexaユーザーとしてログインします。

スキルを有効化します。スキルのログインページが表示されたら、ログインしてアカウントのリンクフローを確認します。

  • スキルのログインページが正しく表示されること。
  • サービスのアカウントを使用して正常にログインできること。
  • アカウントのリンクを完了した後、認証が必要な各インテントを正常に呼び出せること。

3.5.オーディオ再生

スキルが、音声のストリーミングにAudioPlayerインターフェースを使用している場合は、以下のテストを実施してください。

テスト 想定される結果

1.

端末で音量を3に設定し、音声をストリーミングするインテントを呼び出します。数分間、音声を聞きます。

  • オーディオ再生が、音量3で聞き取れること。
  • オーディオ再生音量が、通常のAlexaのテキスト読み上げ機能と著しく異なる音量で再生されないこと。数分間聞いている間、一定の音量で再生されること。
  • コンテンツに単語や発話が含まれる場合、Alexaで対応している言語で話されること。

2.

再生中に、以下のビルトインインテントを呼び出します。

  • AMAZON.PauseIntent (「一時停止」と言ってください)
  • AMAZON.ResumeIntent (「再開して」と言ってください)
  • 「一時停止」と言うと、オーディオ再生を停止すること。
  • 「再開して」と言うと、オーディオ再生が再開すること。

3.

聞いている間に、リモコンやその他のハードウェア端末を使用して、再生の一時停止や再開をします。

  • 再生中に一時停止ボタンを押すと、再生を停止すること。
  • 一時停止中に再開ボタンを押すと、再生が再開すること。

4.

再生中に、以下のビルトインインテントを呼び出します。

  • AMAZON.CancelIntent (「キャンセル」と言ってください)
  • AMAZON.LoopOffIntent (「ループ再生をオフ」と言ってください)
  • AMAZON.LoopOnIntent (「ループ再生して」と言ってください)
  • AMAZON.NextIntent (「次」と言ってください)
  • AMAZON.PreviousIntent (「前」と言ってください)
  • AMAZON.RepeatIntent (「もう1回かけて」と言ってください)
  • AMAZON.ShuffleOffIntent(「シャッフル停止して」と言ってください)
  • AMAZON.ShuffleOnIntent (「シャッフル」と言ってください)
  • AMAZON.StartOverIntent (「最初から再生して」と言ってください)
  • AMAZON.StopIntent (「停止して」と言ってください)

各コマンドにより、スキルで適切な動作(「次」でプレイリストの次のトラックに移動するなど)が実行されるか、または適切に処理されること。想定外のエラーが発生しないこと。「AudioPlayerディレクティブを使用できるようにスキルを構成する」を参照してください。

スキルが、Displayインターフェースを使用してEcho Showにコンテンツを表示する場合は、以下のテストを実施してください。その際、スキルでの音声、タッチ、オーディオ再生、ビデオによる対話に特に注意を払ってください。

スキルでVideoAppインターフェースを使用してビデオをストリーミングする場合は、画面表示の要件に加えて、ビデオに適用される要件もあるため、以下のテストを実施してください。

3.6.サンプルまたはテンプレートの複製

スキルが、Amazonで提供されるサンプルやテンプレートと完全に同一の複製でないことを確認します。サンプルやテンプレートはスキルのひな形として使用できますが、完成したスキルは別物である必要があります。

たとえば、Triviaサンプルを使用してTriviaスキルを作成する場合、スキルには以下を含める必要があります。

  • 別の名前
  • 別の質問のセット

サンプルやテンプレートは、GitHubで入手できます。

3.7 端末の所在地API

スキルが、ユーザーの端末の所在地を特定するために端末の所在地APIを使用している場合は、以下のテストを実施してください。

テスト 想定される結果

1.

スキルを有効化し、端末の所在地を取得するのに必要なパーミッションを付与します。端末の所在地に依存する機能をテストし、応答をメモします。

  • スキルのすべての応答が、端末の所在地に合った内容であること。たとえば、端末の所在地を使用する天気予報スキルは、端末の所在地に指定された都市の天気予報情報を返すと想定されます(ユーザーが発話で別の場所を指定しない限り)。
  • スキルがユーザーに端末の所在地を示す場合、端末で指定した所在地と一致していること。

2.

スキルを有効化し、端末の所在地に必要なパーミッションは付与しないでおきます。

  1. 所在地が必要でない任意のインテントを呼び出し、正常に動作することを確認します。
  2. 所在地が必要なインテントを呼び出し、応答を確認します。
  • 端末の所在地を必要としない各インテントが、パーミッションがなくても正常に動作すること。
  • 端末の所在地を必要とする各インテントが、ユーザーに対してパーミッションを付与するよう音声で指示するか、パーミッションカードを返すこと。Alexaアプリでカードを確認してください。

3.

必要に応じて、スキルが対応していない端末の所在地や住所に変更してから、スキルを有効化し、パーミッションを付与します。端末の所在地を必要とするインテントを呼び出します。

たとえば、スキルが特定の都市でのフードデリバリーサービスを提供している場合、端末の所在地や住所をデリバリーエリアから遠く離れた場所に設定します。その後、デリバリーを注文するインテントを呼び出します。

スキルが、ユーザーに対してその場所に対応していないことを知らせること。エラーを返さないこと。

次のステップ