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データ転送とモバイルネットワーク

データ転送とモバイルネットワーク

概要

Fire HDX 8.9(第4世代)、Kindle Fire HDX 8.9"(第3世代)、Kindle Fire HDX 7"(第3世代)、Kindle Fire HD 8.9" 4G(第2世代)タブレットでは、モバイルネットワークプランに加入している場合は、Wi-Fi接続に加えて、モバイルネットワークにも接続できます。デフォルトでは、これらのデバイスはWi-Fiに接続されます。ただし、Wi-Fi接続を使用できず、モバイルネットワークプランに加入している場合、デバイスはモバイルネットワークに接続されます。Fireタブレット(第3世代と第4世代)では、通信キャリアからプランを購入する必要があります。Kindle Fire HD 8.9" 4G(第2世代)タブレットにはモバイルネットワークプランがバンドルされています。

プランによっては、1か月(場合によっては3か月)に転送できるデータ量に上限があります。データ量の上限に達すると、超過分の料金が発生する場合や、接続が解除される場合があります。

データ転送は電池も消耗します。コンテンツのダウンロードやアップロードは、Wi-Fiを使用するよりもモバイルネットワークを使用するほうが電池を消耗します。電池の消耗を抑えるには、ネットワークトラフィックを最小化します。たとえば、アプリでコンテンツをダウンロードする場合は、バックグラウンドでダウンロードが実行されるようにします。また、ネットワーク通信をまとめて一度に行うことで、電池の消耗を最小限に抑えることもできます。すべてのデータを短時間で通信する方が、少量のデータを長時間にわたって断続的に通信するよりも、電池の消耗を抑えることができます。

通信をデータプランの制限内に収め、電池の消耗を抑えるには、次の点を考慮してください。

モバイルネットワーク接続の確認

アプリでファイルやデータの転送を開始する前に、デバイスがモバイルネットワークに接続されているかどうかを確認します。次のコードでは、isWIFIConnectedがtrueの場合、デバイスはWi-Fiに接続されています。isWANConnectedがtrueの場合、デバイスはモバイルネットワークに接続されています。

final ConnectivityManager connectManager =
(ConnectivityManager) context.getSystemService(Context.CONNECTIVITY_SERVICE);

NetworkInfo netInfo =
connectManager.getNetworkInfo(ConnectivityManager.TYPE_MOBILE);

boolean isWANConnected = netInfo.isConnected();

NetworkInfo netInfo =
connectManager.getNetworkInfo(ConnectivityManager.TYPE_WIFI);

boolean isWIFIConnected = netInfo.isConnected();

デバイスをWi-Fiに接続している場合、データ転送を制限する必要はありません。一方、デバイスをモバイルネットワークに接続している場合は、転送の続行をユーザーに確認せずに大量のデータ転送を行うのは避ける必要があります。

ストリーミングメディア

ストリーミングメディアは、データ通信可能量を急速に消費します。アプリでストリーミングメディアが使用される場合は、通信を開始する前にユーザーにアラートを表示してください。整合性を確保するために、アラートに次の機能を追加してください。

  • 次のテキスト

    データ通信可能量が過度に消費されないように、メディアをストリーミングする際にはWi-Fiネットワークに接続することをお勧めします。モバイルネットワーク接続を使用してストリーミングしますか。

  • キャンセルするか続行するかをユーザーが選択するためのボタン

ユーザーが続行を選択した場合、解像度を下げてストリーミングされるファイルのサイズを小さくして、ユーザーの転送可能量の消費を抑えることを検討してください。

バックグラウンド転送

デバイスがモバイルネットワークに接続しているときに、ユーザーの気付かないうちにデータ転送が発生しないようにします。データをまとめておいて、デバイスがWi-Fiネットワークに接続されたときに転送します。それができない場合は、転送を続行するか、Wi-Fiに接続されるまで保留にするかをユーザーが選択できるオプションと共にアラートを表示することを検討してください。

接続が解除された場合

データ通信可能量が上限に達するとモバイルネットワーク接続が切断されることもあるため、その場合でも適切に対応できるようにしておく必要があります。データの転送ができない場合は、ユーザーにアラートを表示します。

プランがバンドルされたタブレット

Kindle Fire HD 8.9" 4G(第2世代)タブレットにはモバイルネットワークプランがバンドルされています。このプランでは、1か月のデータ転送可能量が250MB、一度に転送できるデータ量が50MBに制限されています。

一度に転送できるデータ量に上限があるため、50MBを超えるファイルのダウンロードをモバイルネットワークで行わないようにしてください。50MBを超えるデータ転送は失敗します。代わりにアラートを表示する必要があります。他のFireアプリとの整合性を確保するために、アラートに次の機能を実装してください。

  • 次のテキストと、「ダウンロード」または「アップロード」を適宜選択するロジック

    この項目は50MBを超えるため、モバイルネットワーク接続ではダウンロードできません。Wi-Fiネットワークに接続してからダウンロードしてください。

    この項目は50MBを超えるため、モバイルネットワーク接続ではアップロードできません。Wi-Fiネットワークに接続してからアップロードしてください。

  • アラートを消して転送をキャンセルするボタン
  • Wi-Fiネットワークに接続するためのボタン(使用可能な場合)

次のコードを使用してWi-Fi接続を開始できます。

startActivity(new Intent(Settings.ACTION_WIRELESS_SETTINGS));

50MBには満たないものの、その月のデータ転送可能量の大部分を消費する場合は、ユーザーにアラートを表示し、Wi-Fiに接続するか、モバイルネットワークで転送を続行するかを選択するオプションを提示してください。適切なしきい値は、5MB以上の転送です。


Last updated: 2022年12月1日