データバインディングコンテキストのViewport情報(キャラクターディスプレイ)
データバインディングコンテキストのViewport情報(キャラクターディスプレイ)
データバインディングコンテキストには、表示デバイスの動作特性を示すviewport
プロパティが含まれています。
注:
viewport
プロパティは、APLドキュメントでデータバインディングコンテキストの一部として使用できます。これはスキルに送信されるリクエストに含まれるviewport情報とは別のものであり、こちらにはスキルコードでアクセスできます。Viewportプロパティの例
Echo Dot with clockのような文字ベースのデバイスに対するサンプルのviewportには、以下のプロパティがあります。
"viewport": {
"width": 4,
"height": 1,
"format": "SEVEN_SEGMENT"
}
Viewportプロパティ
viewportには、以下の定義済みプロパティがあります。
プロパティ | 型 | 説明 |
---|---|---|
format | 文字列 | 表示可能な文字の種類です。 |
width | 数値 | viewportの幅(文字単位)です。 |
height | 数値 | viewportの高さ(文字単位)です。 |
format
formatプロパティには、デバイスに表示可能なサポート対象文字を指定する値が設定されます。
サポート対象外の文字に遭遇すると、空白文字「 」として表示されます。
format
プロパティが返す値は次のとおりです。
SEVEN_SEGMENT
SEVEN_SEGMENT
デバイスの7セグメントディスプレイで正しく表示できる数字と一部の文字です。
- サポートされる数字
- 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, and 9.
- サポートされる文字
- A、b、C、c、d、E、F、G、H、h、I、J、L、n、O、o、P、q、r、S、t、U、u、y、_(下線文字)、空白文字(「 」)。
下の図は、サポートされる文字の7セグメント形式の表示です。 - サポートされない文字
- a、B、D、e、f、g、i、j、K、k、l、M、m、N、p、Q、R、s、T、V、v、W、w、X、x、Y、Z、z.
サポートされない文字は空白文字(" "
)として扱われます。
- 大文字の「B」については、数字の8を使用すると同じ形になります。
- 小文字の「g」については、数字の9を使用すると同じ形になります。
- 小文字の「l」(エル)については、大文字のI(アイ)を使用すると同じ形になります。
widthおよびheight
widthプロパティとheightプロパティには、画面の現在の長さが文字単位で設定されます。viewportのディメンションでは、セグメント間の文字はカウントされません。
たとえば、Echo Dot with clock用のviewportは、width
が4、height
が1になります。