キャラクターディスプレイ用のAPLリファレンス
Alexa Presentation Languageは、キャラクターディスプレイ機能を持つデバイスでサポートされています。該当デバイスへのテキスト送信には、APLTドキュメント形式を使用します。APLTドキュメント形式は、画面付きデバイスでサポートされているAPLドキュメントに比べてサイズが小さくシンプルになっています。
キャラクターディスプレイ付きデバイスのAPLに関する詳細については、以下リンクから参照してください。
ドキュメントとレイアウト
キャラクターディスプレイ付きデバイスは、デバイスへのコンテンツ表示用にAPLTドキュメント形式をサポートしています。このドキュメント形式は、リソース、レイアウト、コンポーネントの条件付きインフレートといったAPLのコア機能をサポートしています。
スタイル、ベクターグラフィックス、パッケージは、キャラクターディスプレイではサポートされません。
データソースとデータバインディング
キャラクターディスプレイでは、データバインディングが完全にサポートされます。
トランスフォーマーは、キャラクターディスプレイではサポートされません。
コンポーネント
キャラクターディスプレイでは、プレーンテキストやAPL-T専用のTimeText
の配置および表示用として、ごく一部のコンポーネントがサポートされます。
これ以外のAPLコンポーネント(Frame
、Image
、ScrollView
、Sequence
、VectorGraphic
、Video
)はサポートされません。
コマンド
キャラクターディスプレイでは、Pagerでの作業用やコンポーネントプロパティ値の変更用として、ごく一部の標準コマンドがサポートされます。
これ以外のAPLコマンド(メディアの再生、アニメーションの表示、スクロール、フォーカスの変更、スキルへのリクエストの送信、テキストの読み上げなど)はサポートされません。
スキルのリクエストと応答のリファレンス
キャラクターディスプレイでは、Alexa.Presentation.APLT
インターフェースの次のディレクティブがサポートされます。
- Alexa.Presentation.APLTインターフェース:
RenderDocument
ディレクティブExecuteCommands
ディレクティブ
キャラクターディスプレイではSendEvent
コマンドがサポートされないため、スキルにUserEvent
などのAPLリクエストは送信されません。