Speech（APL for Audio）

Speech（APL for Audio）

Speechコンポーネントは、指定されたテキストを音声出力に変換します。プレーンテキストまたはSSMLを入力として指定できます。

プロパティ

Speechコンポーネントには、基本コンポーネントのプロパティと、コンポーネント固有の次のプロパティがあります。

プロパティ 型 デフォルト 説明
content 文字列 "" 読み上げ音声に変換するテキストコンテンツです。
contentType PlainTextまたはSSML PlainText contentプロパティで指定するコンテンツの種類です。

content

テキストから読み上げ音声に変換するコンテンツです。contentには、任意のUTF-8文字列を指定できます。

Speechコンポーネントのコンテンツに冒涜的な内容を含めることはできません。冒涜的な内容は、変換中にすべてビープ音に置き換えられます。

contentType

テキストから読み上げ音声に変換するコンテンツの種類を定義します。

タグ 説明
SSML オーディオエンジンは、テキストを読み上げ音声に変換する前に、contentを検証してSSML構文を適用します。
PlainText オーディオエンジンは、contentを標準テキストとして読み上げ音声に変換します。

contentTypeがSSMLの場合、contentに指定したSSMLの構文が正しくないと、オーディオエンジンはドキュメントをレンダリングできず、リクエストは失敗します。

contentプロパティにSSMLコンテンツを指定する場合は、通常のoutputSpeech応答と同様に、読み上げるテキストを<speak>タグで囲みます。

SSMLはJSONオブジェクト内に指定する必要があるため、引用符をエスケープするか、一重引用符と二重引用符を適切に組み合わせて使用してください。

サポートされるSSML構文や機能のリファレンスについては、音声合成マークアップ言語（SSML）のリファレンスを参照してください。

contentTypeがPlainTextの場合、content文字列内のSSMLコンテンツはすべてエンコードされます。その結果、AlexaはSSMLタグをそのまま読み上げることになります。これは意図した動作とは異なる可能性があります。

例

プレーンテキストの例

以下は、「Hello user!」というテキストを読み上げるSpeechコンポーネントの例です。

SSMLの例

以下は、SSMLを使用するSpeechコンポーネントの例です。この例では、「Hello user!」というテキストを「whispered」というエフェクトで読み上げます。

SSMLタグの詳細とその他の例については、音声合成マークアップ言語（SSML）のリファレンスを参照してください。

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最終更新日: 2025 年 11 月 26 日