アプリ内課金(IAP)の実装について
以下の手順に従うと、Appstore SDKに含まれているサンプルアプリを使用してアプリ内課金(IAP)を実装できます。IAP APIの実装方法の詳細については、Appstore SDK IAPの実装を参照してください。
1. Appstore SDKのダウンロード
Appstore SDKは以下からダウンロード可能です。
このダウンロードには、IAPのJARファイル、APIドキュメント、Javaサンプルアプリが含まれています。
2. Android Studioでのサンプルアプリのセットアップ
IDEとしてAndroid Studioを使用している場合、サンプルプロジェクトをインポートし、APKとしてエクスポートすることで、Androidデバイスで実行できるようになります。
Kotlinサンプルアプリを使用するには、以下のGitHubからIAP Kotlinサンプルアプリを複製またはダウンロードします。
Javaサンプルアプリを使用するには、次の手順に従います。
- Appstore_SDK_<バージョン>.zipファイルをローカルコンピューターの任意の場所に展開します。
- Android Studioを起動し、IAPサンプルアプリをワークスペースにインポートします。
- [Welcome to Android Studio] 画面で、[More Actions] メニュー(右上にある縦に3つ並んだ点)から [Import Project (Eclipse ADT, Gradle, etc.)] を選択して、プロジェクトインポートウィンドウを開きます。
または、Android Studioで [File] > [New] > [Import Project] の順にクリックします。 - SDKのzipファイルを展開した場所に移動し、/Appstore_SDK_<バージョン>/examplesディレクトリを展開します。
- いずれかのIAPサンプルプロジェクトのフォルダを選択し、[OK] をクリックします。
- 上記の手順をサンプルアプリごとに繰り返します。
- [Welcome to Android Studio] 画面で、[More Actions] メニュー(右上にある縦に3つ並んだ点)から [Import Project (Eclipse ADT, Gradle, etc.)] を選択して、プロジェクトインポートウィンドウを開きます。
- サンプルアプリのAPKを生成します。
- Androidモバイルデバイスで開発者オプションとUSBデバッグを有効にし、デバイスを開発用コンピューターに接続します。デバイスの接続方法については、ADBを使用してFireタブレットに接続する方法を参照してください。
- Android Studioで、[Run] > [Run 'アプリ'] の順にクリックしてアプリをデバイスにインストールします。
これで、このサンプルアプリをモバイルデバイス上で実行できるようになりました。
開発した実際のアプリをAmazonアプリストアに申請すると、APKが署名されているかどうかにかかわらず、アプリにAmazonの署名が適用されることに注意してください。
3. App Testerのセットアップ
Amazonでは、IAPのユニットテスト用にApp Testerというツールを提供しています。まずはIAPサンプルアプリを利用して、このツールを試してください。
App Testerをインストールし、App Testerでサンプルアプリを実行できるようにするには、以下の手順に従います。
- App Testerをインストール・構成する方法の手順を実行します。
-
adb push
コマンドを使用して、サンプルアプリからamazon.sdktester.jsonファイルをデバイスの/mnt/sdcard/amazon.sdktester.json
パスにコピーします。$ adb push <JSONファイルのフォルダ名>/amazon.sdktester.json /mnt/sdcard/
- App Testerユーザーガイドの手順に従って、App Testerを使用したアプリのテストについて理解を深めます。App Testerで実行するテストケースのセットアップ方法については、アプリ内課金(IAP)のテストケースを設計・実行する方法を参照してください。
4. アプリとIAPアイテムの申請
アプリのテストが完了したら、アプリとIAPアイテムをAmazonアプリストアに申請します。
単一のアプリ内課金(IAP)アイテムを作成・申請する方法を参照してください。
Last updated: 2024年5月22日