CSVファイルでアプリ内課金(IAP)アイテムを一括申請する方法


CSVファイルでアプリ内課金(IAP)アイテムを一括申請する方法

CSVファイルを使用すると、新規および更新されたアプリ内課金(IAP)アイテムをアップロードして、複数のIAPアイテムを一括申請できます。IAPアイテムの一括申請機能には、既存のIAPアイテムをCSVファイルにエクスポートするオプションも用意されています。このファイルを編集して、既存のエントリを更新したり、新しいエントリを追加したりできます。その後、新規および更新されたIAPアイテムをAmazonアプリストアにインポートして申請します。

CSVファイルでは、消費型と非消費型のIAPアイテムがサポートされます(定期購入型アイテムはサポートされません)。IAPアイテムの作成を簡単にするために、現在、IAPアイテムのアイコン画像は省略可能となっています。CSVファイルでは、アイコン画像のアップロードはサポートされません。

単一のIAPアイテム(および定期購入型のIAPアイテム)を作成または更新するには、開発者コンソールを使用します。単一のアプリ内課金(IAP)アイテムを作成および申請する方法を参照してください。

機能

IAPアイテムの一括申請機能では、次のような処理を行うことができます。

  • 既存のIAPアイテムをCSVファイルとしてエクスポートする。このファイルをベースとして、既存のIAPアイテムを更新したり、新しいIAPアイテムを作成したりできます。

  • CSVファイルをインポートして、新規アイテムの作成と既存のアイテムの更新を行う。

  • 2段階のエラー処理:
    • CSVファイルに書式エラーがないかどうかを検証する(価格の不足、フィールドの形式の誤りなど)。
    • 申請後のエラーを識別する(Product IDの重複など)。
  • 2段階のエラーチェックでCSVファイルのエントリに問題が見つかった場合に、それぞれの問題に対するエラーメッセージが追加されたファイルを作成する。

  • 開発者ポータルに、追加されたIAPアイテムの数、更新されたアイテムの数、エラーの数を表示する。

  • CSVファイルには、消費型アイテムと非消費型アイテム、新しいアイテムと更新された既存のアイテムを組み合わせて含めることができる。

CSVファイル形式

CSVファイルは、.csvという拡張子が付いたテキストファイルです。ローカライズされた文字列をサポートするために、CSVファイルにはUTF-8エンコードを使用する必要があります。

CSVファイルの1行目は、列名を表示するヘッダーです。2行目以降は、1行に1つのIAPアイテムの情報が含まれています。Product IDフィールドは、各アイテムの一意の識別子を定義します。

次の表は、ファイル内の各エントリ(行)のフィールドについて説明したものです。

フィールド 説明
Product ID 文字列 IAPアイテムの一意の商品IDを入力します。Amazon開発者ポータルでは、このフィールドはSKUとも呼ばれています。Product IDの値は、すべてのアプリ間で一意でなければなりません。最大文字数は150文字です。使用可能な文字は、a~z、A~Z、0~9、アンダースコア、ピリオド、ダッシュです。Product IDは大文字と小文字が区別されます。Product IDの値を指定しなかった場合、その行は無視されます。
Locale; Title; Description; 文字列 商品のロケール、タイトル、説明を指定します。3つの値をセミコロンで区切ったものを1セットとして、 「ロケール; タイトル; 説明;」という形式で入力します。複数の値セットを(別々のロケール用に)入力することもできます。
言語コードの一覧については、下記のサポート対象の言語の表を参照してください。
翻訳が用意されていないロケールでは、英語(米国)のテキストが表示されます。
Auto Fill Prices TRUEまたはFALSE Auto Fill PricesをTRUEに設定した場合は、Priceフィールドに値を1つだけ入力して基本価格を設定します。
FALSEに設定した場合は、各マーケットプレイス向けの価格を入力する必要があります。
Price PriceMicro アイテムの料金を請求しない場合は「0」と入力します。
Auto Fill PricesをTRUEに設定した場合は、通貨コードとアイテムの価格を入力します。
それ以外の場合は、マーケットごとの価格をセミコロン区切りの値のペアとして入力します。それぞれの値のペアは、 「国名/地域コード; 価格;」という形式で指定します(最後のペアの末尾にセミコロンを付ける必要はありません)。
価格は、通貨ごとに有効な金額に設定します。各通貨でのIAPアイテムの価格帯を参照してください。
入力例および国/地域と通貨のマッピングについては、後の説明を参照してください。価格の値は、通貨の基本単位の100万分の1を最小単位として入力します。すべてのマーケットプレイス向けの価格が指定されていない場合、その行にはエラーがあると見なされます。
IAP Type Consumable(消費型アイテム)またはEntitlement(非消費型アイテム) IAPのタイプを入力します。このフィールドが空白または無効な場合、その行にはエラーがあると見なされます。値は大文字と小文字が区別されます。Subscription(定期購入型アイテム)には対応していません。

以下は、Auto Fill PricesをFALSEに設定した場合の価格の入力例を示しています。

US;44000000;DE;41640000;IN;2933590000;JP;5015000000;IT;41640000;FR;41640000;ES;41640000;BR;137250000; AU;57990000;GB;36060000;CA;59020000

Auto Fill PricesをTRUEに設定した場合は、次の例のように価格を入力します。

USD; 3840000

: Auto Fill PricesをTRUEに設定したときは、国名/地域コードではなく通貨コードを入力します。

国名/地域コードと通貨コード

次の表は、各マーケットプレイスの国名/地域コード、通貨コード、通貨名を示しています。

国/地域
コード
通貨
コード
通貨 マーケットプレイス
AU AUD オーストラリアドル Amazon.com.au
BR BRL レアル Amazon.com.br
CA CAN カナダドル Amazon.ca
CN CHY 人民元 Amazon.cn
DE EUR ユーロ Amazon.de
ES EUR ユーロ Amazon.es
FR EUR ユーロ Amazon.fr
GB GBP ポンド Amazon.co.uk
IN INR インドルピー Amazon.in
IT EUR ユーロ Amazon.it
JP JPY 日本円 Amazon.co.jp
US USD ドル Amazon.com

サポート対象の言語

次の表は、タイトルと説明のフィールドでサポートされる言語を示しています。

コード 言語
zh_CN 中国語(ピンインはサポートされません。下記の警告を参照してください)
de_DE ドイツ語
en_AU 英語(オーストラリア)
en_GB 英語(英国)
en_IN 英語(インド)
en_US 英語(米国)
es_ES スペイン語
fr_FR フランス語
it_IT イタリア語
ja_JP 日本語
pt_BR ポルトガル語(ブラジル)

エラーメッセージ

CSVファイルをアップロードすると、システムによってファイル内の各エントリが検証されます。ファイルにエラーがある場合は、入力ファイルのコピーが作成され、エラーのある行のステータス列にメッセージが追加されます。これらのメッセージを確認して問題を修正できます。

サンプルCSVファイル

CSVテンプレートファイルには、サンプルのエントリが含まれています。ファイルのダウンロード手順については、複数のアプリ内課金(IAP)アイテムを一括して作成および申請する方法を参照してください。

行の書式については、次の点に注意してください。

  1. 行の各フィールドはコンマで区切ります。
  2. フィールド内の値はセミコロンで区切ります。スペースは無視されます。

警告: CSVファイルの編集には、UTF-8文字セットをサポートするUnicodeテキストエディターを使用してください。Microsoft Excelなどのツールでは、CSVファイルを読みやすい形式で表示できますが、注意深く扱わないとCSVファイルが破損する場合があります。たとえば、Excelでは、日付フィールドと通貨フィールドの書式が変更されたり、特殊文字が無効な文字に変換されたりすることがあります。

CSVファイルの表示と編集には、Googleスプレッドシートの使用をお勧めします。

ExcelやほかのツールのエンコードをUTF-8に構成する方法については、ExcelでのUTF-8の構成方法(英語のみ)を参照してください。

UTF-8のCSVファイルをExcelにインポートするには、次の手順に従います。

  1. [ファイル] > [インポート] の順にクリックします。
  2. ファイルの種類としてCSVを選択します。
  3. インポートするファイルを選択します。
  4. [テキストインポートウィザード] で、元のファイルとしてUTF-8を選択します。