単一のアプリ内課金(IAP)アイテムを作成・申請する方法


単一のアプリ内課金(IAP)アイテムを作成・申請する方法

アプリ内課金(IAP)を組み込んだアプリの場合は、Amazonアプリストアに申請する前に、アプリ内課金アイテムを作成して申請します。Amazonアプリストアは、アプリとIAPアイテムの両方が申請されるまでアプリのテストを行いません。

IAPアイテムを1つずつ作成するには、開発者コンソールを使用します。多数のIAPアイテムを作成する必要がある場合は、IAP一括申請機能を使用できます。複数のアプリ内課金(IAP)アイテムを一括して作成および申請する方法を参照してください。

ライブ状態の既存のIAPアイテムを更新することもできます。新しいバージョンのIAPアイテムを申請し、それが「公開中」ステータスに移行すると、新しいフィールド値が反映されます。

IAPアイテムを作成したら、それらのIAPアイテムに関する情報を格納したJSONファイルをダウンロードできます。このJSONファイルを使用して、Amazon App Testerでアプリをテストします。アプリ内課金(IAP)のテストの概要を参照してください。

ライブアプリテストを開始する前に、IAPアイテムを申請してください。

IAPアイテムの新規作成

: アプリにIAPアイテムを追加するには、開発者ポータルでアプリの作成が完了している必要があります。

IAPアイテムを作成するには、次の手順に従います。

  1. 開発者ポータルで、IAPアイテムを追加したいアプリに移動します。

    1. 開発者ポータルで、開発者アカウントにサインインします。
    2. [アプリ&サービス] タブに移動して、目的のアプリを見つけます。
    3. アプリへのリンクをクリックして、アプリの詳細ページを表示します。
  2. [アプリ内課金(IAP)アイテム] タブをクリックします。ここで、IAPアイテムの表示、追加、編集を行えます。

  3. [新しいIAPを追加] セレクターをクリックして、作成するIAPアイテムのタイプを選択します。
    • 消費型アイテム
    • 非消費型アイテム
    • 定期購入型アイテム

    新しい消費型アイテム、非消費型アイテム、または定期購入型アイテムのページが開きます。

  4. 新しいアイテムのページで、次のフィールドに値を入力します。
    • [タイトル]: アイテムのタイトルを表す文字列(最大文字数128文字)。
    • [SKU]: アイテムのIDとなる一意の文字列。たとえば、IAP消費型アイテムのサンプルアプリでは、「com.amazon.example.iap.consumable」というSKU値を持つIAPが作成されます。
      SKUは、すべてのアプリですべてのIAPアイテムにわたって一意でなければなりません。
      アプリで使用するSKUは、Amazonアプリストアに申請するSKUと一致している必要があります。SKUでは大文字と小文字が区別されます。SKUの最大文字数は150文字です。使用可能な文字は、a~z、A~Z、0~9、アンダースコア、ピリオド、ダッシュです。定期購入型アイテムを作成する場合、このSKUは、後で作成する定期購入期間SKUの親SKUになります。
  5. [保存] をクリックすると、アイテムと、そのアイテムに関連する詳細を指定するタブが作成されます。

    これで、IAPアイテムに関する詳細を追加で構成できる3つのタブが、アイテムの詳細ページに表示されます。

    • [配信地域・価格](消費型アイテムと非消費型アイテムのみ): アイテムの価格と販売状況を設定します。詳細については、以降の手順6aを参照してください。
    • [定期購入期間](定期購入型アイテムのみ): アイテムの定期購入期間と無料トライアルの情報を指定します。詳細については、以降の手順6bを参照してください。
    • [アイテムの説明]: アイテムの表示名と説明を入力します。詳細については、以降の手順6cを参照してください。
    • [画像]: アイテムの画像を追加します。詳細については、以降の手順6dを参照してください。

    表示されるタブは、作成するアイテムのタイプによって異なります。

    : タブで入力した情報は、次のタブに移動する前に保存してください。保存せずに次のタブに移動すると、前のタブに戻ったりアイテムを申請したりするときに入力情報が失われます。

  6. アイテムのタイプに応じて、アイテムに関する詳細情報を入力します。

    1. アイテムが消費型または非消費型アイテムの場合は、[配信地域・価格] をクリックして、アイテムの価格を入力します。
      • [この消費型アイテム/非消費型アイテムは有料ですか?]: アイテムの料金を請求する場合は [はい]、アイテムを無料にする場合は [No] を選択します。
      • [はい] を選択すると、アイテムの基本価格と通貨を設定するフィールドが表示されます。基本価格を設定したら、その他の通貨の価格を手動で設定するか、基本価格から為替レートに基づいてAmazonアプリストアで自動的に設定するかを選択できます。有効な価格(米国ドル)は、0.00 USDまたは0.99 USD~400 USDです。その他の通貨での価格帯については、各通貨でのIAPアイテムの価格帯を参照してください。
      • :各マーケットプレイスに対して設定する価格は標準価格です。これには、そのマーケットプレイスで適用されるあらゆるVAT(付加価値税)またはそれに類する税金が含まれます。この標準価格がエンドユーザーに表示されます(すべての価格にはVATが含まれるという注記も表示されます)。VATやそれに類する税金は、ロイヤリティ計算の際には標準価格から控除されます。
    2. アイテムが定期購入型の場合は、[購入期間] をクリックして、アイテムの定期購入期間を少なくとも1つ追加します。1つのアイテムに対して複数の定期購入期間を定義できます。
      • [購入期間]: 定期購入期間を選択します。定期購入期間は購入日から始まります。有効な値は、[Weekly](1週間ごと)、[BiWeekly](2週間ごと)、[Monthly](1か月ごと)、[BiMonthly](2か月ごと)、[Quarterly](3か月ごと)、[SemiAnnually](6か月ごと)、[Annually](1年ごと)です。
      • [SKU]: この定期購入期間に対応するSKUを入力します(アイテムのSKUと同じガイドラインが適用されます)。たとえば、「com.amazon.example.iap.subscription.weekly」のように指定します。このSKUは、アイテムの詳細ページで入力したSKUの子SKUです。
      • [無料トライアル]: オプションとして、定期購入型アイテムの無料トライアル期間を指定します。有効な値は、[No](無料トライアルなし)、[7 Days](7日間)、[14 Days](14日間)、[1 Month](1か月間)、[2 Months](2か月間)、[3 Months](3か月間)です。
      • [この定期購入型アイテムは有料ですか?]: 定期購入型アイテムを有料にする場合は [はい]、無料にする場合は [無料] を選択します。
      • [はい] を選択すると、アイテムの料金を請求することになり、アイテムの基本価格と通貨を設定するフィールドが表示されます。基本価格を設定したら、その他の通貨の価格を手動で設定するか、為替レートと税金に基づいてAmazonアプリストアで自動的に設定するかを選択できます。有効な価格(米国ドル)は、0.00 USDまたは0.99 USD~299.99 USDです。
      • [保存して購入期間を追加] ボタンをクリックして、定期購入期間を保存します。アイテムに複数の定期購入期間オプションを追加する場合は、1つ目の定期購入期間と同じように各オプションを定義できます。
      • 定期購入期間を削除する必要がある場合は、期間を選択し、[購入期間を削除] ボタンをクリックします。
    3. [アイテムの説明] タブをクリックして、アイテムの説明と言語情報を入力します。このタブは3つのアイテムタイプに共通です。
      • [表示タイトル]: アプリのユーザーに表示されるアイテムのタイトル。
      • [概要]: アイテムの説明(この説明をアプリでユーザーに表示できます)。
      • [キーワード]: コンマ区切りまたはスペース区切りのキーワード。アプリを検索で見つけやすくするために使用されます。
      • この情報セットを保存し、別の言語に翻訳したセットを追加するには、[保存して翻訳を追加] ボタンをクリックします。
      • 説明の情報を保存して次へ進むには、[保存] をクリックします。
    4. [画像] タブをクリックし、[編集] をクリックして、アイテムの小アイコンと大アイコンをアップロードします。このタブは3つのアイテムタイプに共通です。ただし、アイコン画像は消費型アイテムと非消費型アイテムでは省略可能ですが、定期購入型アイテムでは必須となります。
      • [小アイコン(114 x 114 px)]: この購入可能アイテムの32ビット114 x 114ピクセルアイコン(透明背景)。このアイコンをアプリでユーザーに表示できます。このアイコンは大アイコンと同じものでなければなりません。
      • [大アイコン(512 x 512 px)]: この購入可能アイテムの32ビット512 x 512ピクセルアイコン(透明背景)。このアイコンは小アイコンと同じものでなければなりません。
      • これらの情報を保存し、ローカライズされたアイコンのセットを追加するには、[画像を保存して、その他の言語向けにローカライズした画像を追加] ボタンをクリックします。
      • 説明の情報を保存して次へ進むには、[保存] をクリックします。
  7. [保存] をクリックして、アイテムを保存します。
  8. IAPアイテムごとに、この操作を繰り返します。
IAP情報フィールドの目的

Amazonアプリストアには、タイトルや説明などのIAP情報フィールドは表示されません。アプリでは、IAP APIを使用して各IAPアイテムの情報フィールドを取得し、アプリのユーザーにその情報(タイトル、説明、価格、アイコンなど)を表示できます。

詳細については、IAP APIをアプリに組み込む方法の手順5を参照してください。

IAPデータのテスト用ダウンロード

IAPアイテムを入力したら、それらのアイテムに関するデータをすべて格納したJSON形式のデータファイルをダウンロードできます。このファイルは、Amazon App Testerでアプリをテストするときに使用します。アプリ内課金(IAP)のテストの概要を参照してください。

JSONファイルを作成するには、次の手順に従います。

  1. アプリの [アプリ内課金(IAP)アイテム] タブに移動します。
  2. [IAPをエクスポート] をクリックし、形式として [JSON] を選択します。

各通貨でのIAPアイテムの価格帯

通貨
コード
通貨 最低価格
(すべてのIAPタイプ)
最高価格
消費型アイテムと
非消費型アイテム
最高価格
定期購入型アイテム
AUD オーストラリアドル 0.99 550.00 299.99
BRL レアル 1.99 1500.00 599.99
CAD カナダドル 0.99 500.00 299.99
EUR ユーロ 0.69 400.00 299.99
GBP ポンド 0.59 400.00 299.99
INR インドルピー 10.12 26,000.00 20,140.00
JPY 日本円 85 48,000 24,000
USD ドル 0.99 400.00 299.99

公開中のIAPアイテムの更新

公開されているIAPアイテムのフィールドは編集可能です。フィールドを更新してIAPアイテムを保存すると、その変更が新しいバージョンとして保存されます。新しい値は、新しいバージョンのIAPアイテムを申請した後に有効になります。

消費型アイテムと非消費型アイテムの更新内容は、そのIAPアイテムが公開されるときにすべてのユーザーに対して有効になります。定期購入型のIAPアイテムの場合も、一般情報や説明フィールドの更新内容は、その定期購入型アイテムが公開されるときにすべてのユーザーに対して有効になります。

警告: 定期購入型アイテムの価格フィールドを変更しても、既存の購入者にはその変更が反映されない場合があります。定期購入型アイテムの価格更新の説明を参照してください。

:IAPアイテムが「公開中」ステータスに移行中の場合(たとえば、ステータスが「申請完了」や「承認済み」である場合)、そのアイテムを編集することはできません。

新規または更新されたIAPアイテムの申請

[IAPアイテムを申請] ボタンは、IAPアイテムに必要な情報をすべて入力するまでグレー表示されます。

使用可能な状態になったら、[IAPアイテムを申請] ボタンをクリックしてIAPアイテムを申請します。IAPアイテムは承認プロセスを経てライブ状態になります。IAPアイテムのステータスは、アプリのページの [アプリ内課金(IAP)アイテム] タブでトラッキングできます。

定期購入型アイテムの価格更新

定期購入型アイテムの価格を変更した場合、新規の購入者には常に新しい価格が適用されます。ただし、既存の購入者については、新しい価格が現在の価格を下回らない限り、現在の価格が維持されます。

このアプローチにより、既存の購入者は、アクティブな定期購入型アイテムの値上げの影響を受けずに済む一方で、値下げのメリットは受けることができます。既存の購入者には、定期購入期間の次回の更新時から新しい価格が適用されます。

詳細

  1. 定期購入型のIAPアイテムには、複数の定期購入期間(1週間ごと、1か月ごとなど)を設定することができます。提供する定期購入期間ごとにSKUと価格を構成してください。

  2. ある定期購入期間の価格を変更した場合、その期間を選択した新規の購入者には、常に新しい価格が適用されます。

  3. ある定期購入期間の価格を上げた場合、既存の購入者(現在無料トライアル期間中のユーザーも含む)には、引き続き元の価格が適用されます。

  4. ある定期購入期間の価格を下げた場合、現在それよりも高い価格を支払っている既存の購入者(現在無料トライアル期間中のユーザーも含む)には、値下げ後の価格が適用されます。

  5. 定期購入をキャンセルして再度定期購入を開始したユーザーには、新しい価格が適用されます。キャンセルする前の価格とは異なる場合があります。

既存の定期購入型アイテムの月額を下げる場合

状況

1か月ごとに自動更新される定期購入型アイテムの購入者がいるとします。現在の定期購入型アイテムの価格は12.99 USDです。

アクション

定期購入期間中の月に、価格を10.99 USDに値下げします。

結果

次回の更新時から、その購入者に適用される価格は10.99 USDになります。

: 現在の月額が10.99 USD以下の購入者には、このアクションによる影響はありません。

既存の定期購入型アイテムの月額を上げる場合

状況

1か月ごとに自動更新される定期購入型アイテムの購入者がいるとします。現在の定期購入型アイテムの価格は12.99 USDです。

アクション

定期購入期間中の月に、価格を14.99 USDに値上げします。

結果

次回の更新時以降も、既存の購入者に適用される価格は12.99 USDのままです。

この定期購入型アイテムの新規購入者には、月額14.99 USDが適用されます。

新しい定期購入型アイテムの導入特別価格を提供する場合

状況

1か月ごとの定期購入型アイテムを新しく作成します。最初の6か月は導入価格として月額9.99 USDで提供し、その後は正規価格の12.99 USDを適用することを考えています。

アクション

月額9.99 USDで定期購入型アイテムを作成します。6か月後に、月額を12.99 USDに値上げします。

結果

導入期間中に登録した購入者には、引き続き月額9.99 USDが適用されます。