IAPのライブアプリテスト
ライブアプリテスト(LAT)を使用しており、アプリにAmazonアプリ内課金(IAP)が実装されている場合は、LATアプリでのテストのみを対象としてIAPアイテムを申請できます。その場合、IAPアイテムは、公開中のアプリでは使用できません。準備が整ったら、LAT IAPアイテムを公開中のアプリに昇格できます。LATでは、テスターを選択し、本番環境のAmazonのサービスでアプリをテストできます。LATの詳細については、ライブアプリテストについてを参照してください。
IAPアイテムをLATに申請する方法
LATでアプリ内課金(IAP)をテストするには、まずIAPアイテムを作成する必要があります。IAPアイテムの新規作成の手順に従って開発者コンソールでIAPを作成します。IAPアイテムを作成するときは、次の画像に示すように、アイテムをLAT用のみとして申請するか、LATおよび公開用に申請するかを選択できます。
LAT用のみとして申請したIAPアイテムには、[テスト] というラベルが表示され、その申請がLATのみを対象としていることが示されます。公開中のアプリ用に申請したことがあるアイテムの場合、[テスト] ラベルは表示されません。
CSVファイルをアップロードして、複数のIAPアイテムを一度にインポートすることもできます。詳細については、複数のIAPアイテムのインポートとエクスポートを参照してください。
IAPアイテムを公開中のアプリに昇格する方法
LATでは、アプリ内課金は無料で、課金されることなくテストできます。LAT IAPアイテムのテストが完了したら、そのアイテムを公開中のアプリに昇格できます。公開中のアプリに昇格できるのは、ステータスが [公開中] のIAPアイテムのみです。次の画像に示すように、アイテム詳細画面で [テスト用IAPを昇格] をクリックしてテストアイテムを昇格します。
テストIAPアイテムを複数選択し、一括して昇格することもできます。そのためには、ダッシュボードに移動して [テスト用IAPを昇格] を選択します。昇格できる(ステータスが [公開中] の)テストIAPアイテムがチェックリストに表示されます。以下に示すように、昇格したいアイテムの横にあるチェックボックスを使用して、[選択したIAPを昇格] をクリックします。
複数のIAPアイテムのインポートとエクスポート
開発者コンソールにCSVファイルをアップロードすると、複数のテストIAPアイテムを申請できます。開発者コンソールからアイテムをCSVファイルとしてエクスポートすることもできます。
テスト用IAPアイテムのインポート
複数のIAPアイテムをLAT用に一度に追加するには、CSVファイルでアップロードします。IAPアイテムのダッシュボードで、[複数のIAPをCSV形式でインポート] をクリックし、IAPアイテムをLAT用のみとして申請するか、LATおよび公開用に申請するかを選択します。アイテムをLAT用のみとして申請するには、[テスト] を選択します。アイテムをLATおよび公開用に申請するには、[テスト・公開] を選択します。次の画像は、インポートメニューのオプションを示しています。
[テスト] を選択すると、次の画像に示すように、インポートダイアログに [テスト] というラベルが表示されます。
IAPアイテムのCSVファイルをインポートする方法の詳細については、複数のアプリ内課金(IAP)アイテムを一括して作成・申請する方法を参照してください。
テストIAPアイテムのエクスポート
[IAPをエクスポート] > [CSV] を選択すると、複数のIAPアイテムをCSVファイルにエクスポートできます。LAT用に申請されたIAPアイテムは、CSVファイルのTEST IAPフィールドを確認することで判別できます。次の表は、このフィールドの詳細を示しています。
フィールド | タイプ | 説明 |
---|---|---|
TEST IAP | TRUEまたはFALSE | LAT用のみとして申請または公開されたIAPアイテム([テスト] ラベル付きのIAPアイテム)の場合、このフィールドの値はTRUEになります。
テスト・公開用に作成または申請されたIAPアイテムの場合、このフィールドの値はFALSEになります。 |
すべてのフィールドの説明については、CSVファイル形式を参照してください。
Last updated: 2024年10月23日