JCenterのサポート
Amazonモバイル広告APIがJCenterにリリースされ、Android StudioでAmazonモバイル広告APIの統合と更新を簡単に実行できるようになりました。JCenterは、人気のあるビルドアーティファクト向けリポジトリで、GoogleのAndroid Studioとオープンソースビルド自動化システムのGradleに直接統合できます。Android StudioとGradleを使用してアプリを開発している場合は、わずか数行のコードを追加するだけでAmazonモバイル広告APIを統合し、SDKが常に最新版になるようにbuild.gradleファイルを設定できます。
Amazonモバイル広告APIを使用すると、Android、iOS、Fire OSを搭載したスマートフォンやタブレットでアプリやゲームの収益化を実現できます。米国、ヨーロッパ、日本のAmazonをはじめとするブランド広告主から、関連性の高い広告がAmazonモバイル広告ネットワークを通じて配信されます。
手順:
- Amazon開発者アカウントを作成します。
- Amazonアプリキーを取得します。
-
モバイル広告SDKを依存関係(dependencies)セクションに挿入します。以下のコードスニペットに含まれている最後のコード行をアプリの
build.gradle
ファイルに追加すると、Amazonモバイル広告APIがダウンロードされて統合されます。dependencies { compile fileTree(dir: 'libs', include: ['*.jar']) testCompile 'junit:junit:4.12' compile 'com.android.support:appcompat-v7:23.1.1' compile 'com.android.support:design:23.1.1' compile 'com.amazon.android:mobile-ads:6.+' }
注: 上の例は、メジャーバージョンが5である最新のモバイル広告SDKを取得する方法を示しています。このコード行では、特定のバージョンを指定することも、ワイルドカードを使用することもできます。予期しない安定性の問題が生じるため、実行中のプロジェクトでワイルドカードを使用することはおすすめしませんが、バージョン宣言で使用すると、最新バージョンのAmazonモバイル広告SDKのデバッグやテストに役立ちます。以下のように、バージョン番号の部分を「+」に置き換えると、最新バージョンを取得できます。
// Amazonモバイル広告SDKの最新の6.xリリースをプルし、コンパイルします compile 'com.amazon.android:mobile-ads:6.+' // Amazonモバイル広告SDKの最新リリースをプルし、コンパイルします compile 'com.amazon.android:mobile-ads:+'
次回、アプリをビルドするときに必要なファイルが取得され、これまでと同じ方法でプロジェクトにインポートできます。Gradleの構文の詳細については、Gradleのドキュメントを参照してください。
-
Android Studioは、JCenter、Maven Central、Ivyなど、多数のリポジトリをサポートしています。JCenterは既に正しく定義されているはずですが、念のため、プロジェクトの最上位の
build.gradle
で、次のようにJCenterリポジトリが定義されていることを確認してください。buildscript { repositories { jcenter() } dependencies { ... } } allprojects { repositories { jcenter() } }
-
Amazonアプリキーをコードに設定します。以下のアプリキーはサンプルです。
public void onCreate(Bundle savedInstanceState) { super.onCreate(savedInstanceState); setContentView(R.layout.main); AdRegistration.setAppKey("0123456789ABCDEF0123456789ABCDEF"); }
- コード内に旧バージョンのAmazonモバイル広告APIがある場合は必ず削除してください。
- Google PlayとAmazonアプリストアにアプリを申請します。
- Amazonモバイル広告ネットワークパフォーマンスレポートで収益を追跡します。
詳細については、JCenterのウェブサイトを参照してください。