オンスクリーンナビゲーションの使用
Vegaは、UIController APIを通じて音声によるオンスクリーンナビゲーションを提供します。APIにアクセスするには、Button、Pressable、Text、TouchableHighlight、TouchableOpacity、TouchableWithoutFeedback、Viewの各コンポーネントに、ariaPosInSet、aria-label、keplerAltLabels、alexaEntityType、alexaExternalIDの各プロパティを設定します。
ariaPosInSetプロパティとaria-labelプロパティは、Accessible Rich Internet Applications(ARIA)機能を実装します。
ariaPosInSet- 「position in set」の略。 現在のリストアイテムまたはツリーアイテムのセット内での要素の番号または位置を定義します。aria-label- 対話型コンポーネントを音声で選択するための名前を指定する文字列です。
現在ariaLabelを使用して音声選択用の名前を指定しているアプリには、下位互換性が提供されます。ただし、アプリをaria-labelに移行することが推奨されます。
aria-labelに加えて、Vegaはコンポーネントの代替ラベルもサポートします。
keplerAltLabels- コンポーネントを音声で選択するための追加の名前のリストです。
keplerAltLabelsはkeplerAtlLabelsに取って代わるものです。keplerAtlLabelsは将来のリリースで削除される予定です。できるだけ早くKeplerAltLabelsに移行することをお勧めします。次のプロパティは、Alexa固有のプロパティを定義します。
alexaEntityType- Alexaのエンティティタイプを指定します。詳細については、Alexa.UIControllerインターフェース(VSK Fire TV)のEnum<EntityTypes>を参照してください。
アプリでオンスクリーンナビゲーションを有効にするには、manifest.tomlでkva-categoryを宣言する必要があります。
componentsセクションに次の宣言を追加します。
categories = ["com.amazon.category.kva"]
manifest.tomlファイルの詳細については、Vegaアプリのマニフェストファイルを参照してください。
UIController APIなどの音声機能を使用するアプリをサイドロードする場合、それらの機能を有効にするには、デバイスを再起動する必要があります。
次のコード例は、オンスクリーンナビゲーションに対応するボタンのようなコンポーネントをレンダリングする方法を示しています。
<TouchableOpacity
testID={"touchable opacity testid"}
aria-label={'ザ・マーベラス・アイアンマン'}
ariaPosInSet={1}
alexaEntityType={'VideoObject'}
keplerAltLabels={["アイアンマン", "マーベラス・アイアンマン"]}
>
<View>
<Text
testID='vn_touchable_opacity_text'
style={styles.buttonText}>
{"1. " + "ザ・マーベラス・アイアンマン"}
</Text>
</View>
</TouchableOpacity>
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Last updated: 2025年9月30日

