テストツールの概要

オープンベータ版ドキュメント：本テクニカルドキュメントは、リリース前のオープンベータ版の一部としてAmazonから提供されるものです。ここで説明されている機能は、Amazonがフィードバックを受け取り、機能の開発を繰り返す過程で変更される可能性があります。最新の機能の情報については、リリースノートを参照してください。

アプリでシームレスなエクスペリエンスが提供されていて、プラットフォームの標準が満たされていることを確認するには、アプリを十分かつ継続的にテストする必要があります。このページでは、開発プロセス全体をとおしてVegaのテストツールを使用する方法について説明します。

以下のツールにより、アプリ開発中のさまざまなテストニーズがサポートされます。

IAP App Tester

App Testerを使用すると、アプリを公開に向けて申請する前に、サンドボックスモードでアプリ内課金（IAP）機能の単体テストを行うことができます。

Appstore DevTest

Appstore DevTestは、アプリ内課金（IAP）を実装してテストするときに使用します。このツールは、テストユーザーの管理、購入フローの検証、トランザクションのシミュレーションを行います。DevTestは、すべてのテスト結果とトランザクションをログに記録するため、IAP機能が正しく動作することの確認に役立ちます。

Appium

Appiumは、モバイル、ウェブブラウザ、デスクトップアプリ、TVインターフェイス、Vega（Appium Vegaドライバー経由）にわたってユーザーインターフェイス（UI）テストを実行できる、オープンソースの自動化フレームワークです。Appium Inspectorツールを使用すると、アプリを検査し、カスタムテストスクリプトを作成して、物理デバイスと仮想デバイスの両方でコア機能を検証できます。スクリプトは、テストランナー、レポートツール、CI/CDパイプラインとシームレスに統合されます。

Amazonアプリストア品質管理セントラル

アプリの申請前や開発中にAmazonアプリストア品質管理セントラルを実行して、プラットフォームへの準拠状態を検証できます。[Vegaアプリのテスト] 機能を使用すると、基本的なプラットフォーム要件を確認できます。

注：現在、自動テスト機能とライブデバイスインタラクション機能は開発中の段階にあります。

ライブアプリテスト

正式リリースの前には、ライブアプリテストを使用して実際のシナリオを検証します。このツールは、テスターの管理、IAPフローの大規模なテスト、使用状況データの収集に役立ちます。実際のユーザーから、詳細なフィードバックレポートとパフォーマンス指標を受け取ることができます。

ベストプラクティス

開発の早い段階でテスト戦略を開始し、Appiumを使用して機能テスト、リグレッションテスト、エンドツーエンドテストを作成します。
コア機能、エッジケース、エラーシナリオをカバーする綿密なテストケースを作成します。
テストプロセスと成功基準を文書化します。
複数のデバイスでテストを実行して、動作が一貫していることを確認します。
IAPフローを実装したら、すぐにテストを実行します。
テストベースラインを維持し、テストリソースを分離します。
テスト結果を一貫して追跡し、問題があれば即座に対処します。
新機能やエッジケースに対応するように、テストケースを定期的に更新します。
申請前に、ライブアプリテストを通じて実際のユーザーに使用してもらいます。

Last updated: 2025年9月30日