本番モードでのIAPのテスト
Vegaではライブアプリテスト(LAT)がサポートされ、アプリをAmazonの本番のアプリカタログに公開する前に、Amazonの本番環境でアプリをテストできます。LATを使用してIAPコンテンツをテストする場合は、アプリで本番モードを有効にする必要があります。本番モードを有効にするには、アプリのパブリックキーを構成し、アプリのマニフェストに権限を追加します。
アプリのパブリックキーの構成
パブリックキーはアプリごとに一意で、Amazonアプリストアとアプリ間の安全な通信チャネルを確立します。開発者コンソールでパブリックキーを生成すると、対応するプライベートキーがAmazonによって生成されます。パブリックキーとプライベートキーは、ライセンス応答に署名するためのキーペアとなります。このキーのペアリングにより、アプリをインストールするユーザーが確実に承認されます。
既存のアプリにパブリックキーを設定するには、次の手順を実行します。
- 開発者アカウントで開発者コンソールにログインします。
- [アプリ&サービス] > [マイアプリ] に移動します。次に、アプリをクリックします。まだアプリを公開していない場合は、Amazonアプリストアにアプリを申請する方法を参照してください。
- アプリの新しいバージョンを作成します。アプリ名の下にある [次期バージョン] をクリックします。
- [アプリファイルをアップロード] 画面に移動します。
- [関連情報] セクションで、[パブリックキーを表示] をクリックします。
-
[パブリックキー] ダイアログボックスが表示されたら、AppstoreAuthenticationKey.pemリンクをクリックしてPEMファイルをダウンロードします。このファイルにパブリックキーが含まれています。
![パブリックキーの文字列を表示する [パブリックキー] ウィンドウ。ダウンロードアイコンの後にリンクテキスト「AppStoreAuthenticationKey.pem」が表示されます。](https://m.media-amazon.com/images/G/01/mobile-apps/dex/app-submission/pem-file-download_ja_JP.png)
PEMファイルのダウンロードリンク - AppstoreAuthenticationKey.pemファイルをコピーします。それを、アプリのルートディレクトリのassests/rawフォルダに貼り付けます。
IAP権限の追加
アプリのmanifest.tomlファイルで、次のIAP権限を追加します。
[wants]
[[wants.service]]
id = "com.amazon.iap.core.service"
[[wants.module]]
id = "/com.amazon.iap.core@IIAPCoreUI"
tmpフォルダの構成ファイルの削除
tmpフォルダにまだファイルが存在している場合、本番モードを使用するには、それらを削除する必要があります。
- アプリの/tmpフォルダに移動します。/scratch/your-app-idというサブフォルダがあるはずです。
- このサブフォルダで、amazon.config.jsonという名前のファイルがあるかどうかを確認します。
- amazon.config.jsonファイルがある場合は削除します。
再びサンドボックスモードでテストする場合は、改めて構成ファイルをtmpフォルダにプッシュする必要があります。
ライブアプリテスト
本番モードを有効にしたら、 Vega向けのLATを続行できます。
Last updated: 2025年9月30日

