マニフェストの [package] セクション
[package] セクションは、一意のパッケージ識別子、アプリケーションタイトル、アイコンなど、アプリケーションの基本情報を定義します。このセクションはどのマニフェストファイルにも必須です。
[package]
# ID、タイトル、アイコンなどのパッケージ詳細
フィールド
id(文字列、必須): アプリケーションパッケージを識別するために使用する一意の識別子。この識別子はAmazonアプリストア全体で一意である必要があります。慣例により、この識別子はパッケージ内の他のすべてのIDに名前空間を付けるプレフィックスとして使用されます。この識別子はアプリケーションパッケージのライフサイクルを管理するために使用されます。更新がシームレスに行われるよう、変更しないでください。識別子として指定する文字列は、次のルールに従う必要があります。- 使用できる文字:大文字の
A~Z、小文字のa~z、数字の0~9、ドット.とアンダースコア_ - 逆引きDNS表記、
<tld>.<会社名>.<アプリ名>(2つ以上のセグメント。各セグメントの先頭は文字)を使用します。
// 有効な識別子 id = "com.foo.bar" id = "de.fooz" // 無効な識別子 id = "a_single_word" id = "1numeral.foo"注: AmazonアプリストアでFire OSアプリを公開している場合は、同じパッケージ識別子を再利用してFire OSアプリとVegaアプリのどちらにもリンクできるようにすることで、ユーザーが新しいVegaデバイスにシームレスに移行できるようにします。- 使用できる文字:大文字の
-
title(文字列、必須): ユーザーに表示されるアプリ名の文字列。次の2つのタイプがサポートされています。-
ハードコードされたタイトル: タイトルは、表示タイルで切り捨てられずに収まるようにするため、短くする必要があります。
// 推奨される方法 title = "Foo App" // 推奨しない方法 title = "Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit" -
ローカライズされたタイトル: 言語別に異なるタイトルを使用できます。ロケール機能を使用するには、次の要件に従ってください。
- タイトル文字列は次の形式で宣言する必要があります。
@text/<タイトルアセットID>- ここで、@textは予約語、タイトルアセットIDはユーザーが定義した空でないリソース識別子です。title = @text/の形は使用できません。 - タイトル文字列がローカライズされたタイトルとして定義されている場合、デフォルトのタイトル文字列は、パッケージルートの下の
assets/textの下のpuff.jsonファイルで定義する必要があります。
// ローカライズされたタイトルのサンプル title = "@text/sample_title"// assets/text/puff.jsonの下のサンプルタイトルリソース { "resources": { "sample_title": "表示するタイトルコンテンツのサンプル" }, "dir": "ltr" } - タイトル文字列は次の形式で宣言する必要があります。
-
icon(文字列、必須): アプリのアイコンとして使用する画像ファイル。この画像は設定アプリ内に表示されます。アプリのアイコンを追加するには、画像ファイルをパッケージルートの下のassets/imageに保存する必要があります。画像ファイルが指定されていない場合は、デフォルトのアプリアイコンが使用されます。- 次の形式である必要があります。
@image/<アイコンファイル名>- ここで、@imageは予約キーワード、アイコンファイル名はassets/imageに保存した画像ファイルの名前です。 - 推奨される解像度と形式: 512x512、PNG
- 最大ファイルサイズ: 1MB
- 推奨スタイル:明るい色のソリッドアイコンを使用すると、設定メニューで見やすくなります。
- 次の形式である必要があります。
Last updated: 2025年9月30日

