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アプリ内課金(IAP)について

アプリ内課金(IAP)について

アプリ内課金(IAP)APIを使用すると、デジタルコンテンツや定期購入型アイテムの表示、処理、アイテム付与までをアプリ内で行うことができます。AmazonはVegaアプリ用のIAP APIをサポートしています。このページでは、IAP APIとプレビューリリースで利用できる機能を大まかに紹介します。

@amazon-devices/keplerscript-appstore-iap-libには新しいバージョンがあり、システムバンドルへの移行によってメモリに関するメリットが適用されます。アップグレードするとIAP統合の問題を回避できます。最新のVega SDKをインストールし、@amazon-devices/keplerscript-appstore-iap-libを~2.12.10にアップグレードしてください。

アップグレード方法の詳細については、以下の手順を参照してください。

アプリ内課金(IAP)とは

IAPを使用すると、アプリのユーザーが、ゲームの追加ライフや定期購入型のプレミアムコンテンツなど、さまざまな種類のデジタルアイテムをアプリ内で購入できるようになります。

たとえば、IAPの使用ケースとして次のようなシナリオが考えられます。

  • アプリ自体は無料としながら、高度なサービスや機能を有料とする「フリーミアム」モデルを作成する。
  • ゲーム体験を充実させるために、通貨、追加アクション、ライフなどのアイテムをユーザーが購入できるようにする。
  • ユーザーがコンテンツへのアクセス権限を購入したら、ボーナスステージやミニゲームの利用制限を解除(アンロック)する。
  • アプリ内で提供されるコンテンツをユーザーが定期購入できるようにする。

購入フロー、支払い処理、アプリへのレシートの提供、購入可能なコンテンツの権限の管理などの詳細は、IAP APIによって処理されます。そのような処理を行うコードを独自に作成する必要はありません。

アプリで必要なパッケージの依存関係を追加する

package.jsonファイルに、@amazon-devices/keplerscript-appstore-iap-libと@amazon-devices/package-manager-libの各パッケージを依存関係として追加します。

クリップボードにコピーしました。

{
  "dependencies": {
    "@amazon-devices/keplerscript-appstore-iap-lib": "~2.12.10",
    "@amazon-devices/package-manager-lib": "^1.0.0"
  }
},

Fire OSとVegaのIAPメソッドの比較

API 説明 Fire OSのオブジェクト(Java) Vegaのオブジェクト(JS) VegaとFire OSの違い Keplerでの相違点
getUserData 現在ログインしているユーザーのユーザーIDを取得するリクエストを開始します。 UserDataRequest UserDataResponse UserDataRequest
UserDataResponse
なし 該当なし
getProductData 最大100個のSKUのアイテムデータを取得するリクエストを開始します。 getProductData API呼び出しの一部として、SKUのリストを送信します。レスポンスはProductDataResponseを通じて提供されます。 ProductDataRequest
ProductDataResponse
あり 1.価格はFire OSでは文字列ですが、Vegaでは、currencyFormattedPricecurrencyCode、マイクロ単位のpriceValueを含むオブジェクトです。これはpromotionPriceにも適用されます。

 

2.Promotionオブジェクト内のpromotionPlansフィールドは、Vegaではplansに変更されています。

 

3. promotionPricepromotionPriceCyclespromotionPricePeriodは、pricepriceCyclesperiodに変更されています。
purchase 商品の購入フローを開始します。 Purchase API呼び出しの一部として、単一のSKUを送信します。レスポンスはPurchaseResponseを通じて提供されます。 PurchaseRequest
PurchaseResponse
なし 該当なし
getPurchaseUpdates ユーザーが購入またはキャンセルしたアイテムに関するアップデートを取得するリクエストを開始します。 getPurchaseUpdates API呼び出しの一部として、リセットフラグを送信します。レスポンスはPurchaseUpdatesResponseを通じて提供されます。 PurchaseUpdatesRequest
PurchaseUpdatesResponse
なし 該当なし
modifySubscription 定期購入型アイテムに対するmodifySubscriptionリクエストを開始します。 modifySubscription API呼び出しにSKUと比例配分モードを送信します。レスポンスはModifySubscriptionResponseを通じて提供されます。 ModifySubscriptionRequest ModifySubscriptionResponse なし 該当なし
notifyFulfillment 購入アイテムの付与完了についてAmazonに通知します。 リクエストでreceiptIdとFulfillmentResultを送信します。レスポンスは送信されません。これはvoid呼び出しです。 NotifyFulfillmentRequest
NotifyFulfillmentResponse
あり NotifyFulfillmentResponseCodeが送信されます。

Fire OS用のIAPとVega用のIAP

Fire OSでは、IAP SDKはJavaで記述されたAndroidアプリで動作します。Vegaでは、IAP APIはVega SDKと統合され、JavaScriptで記述されます。AmazonアプリストアにIAPアイテムを申請すると、ライブアプリテストなどの本番環境のAPIを実装できます。

次の表は、Vegaが現在サポートしているIAPコンポーネントの一覧です。

IAPコンポーネント 説明 テクニカルドキュメント
IAP API アプリ内購入の実行と処理に使用されるAPI IAP API の概要
App Tester アプリをローカルでテストするためのツール App Testerをインストールして構成する方法
レシート検証サービス(RVS)Cloud Sandbox サンドボックスモードでトランザクションのレシートの有効性を検証 アプリ内課金(IAP)アプリのレシート検証

Last updated: 2025年9月30日