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ライブイベントについて

ライブイベントについて

Fire TVのイベントは、視聴時にリアルタイムで進行している(ライブイベント)か、再放送されているスタンドアロンイベントです。ライブイベントの例としては、スポーツイベントやライブコンサートなどがあります。

リニアTV、ビデオオンデマンド、ライブイベントの詳細については、重要な定義を参照してください。

前提条件

  • Fire TV対応アプリのソースコードにアクセスできる。
  • この統合がサポートされているFire TVデバイスを使用できる。現在サポートされているデバイスタイプのリストについては、Amazonの担当者に確認してください。

統合の概要

ライブイベントを提供するには、次の2つの統合作業を行う必要があります。

  1. Vega EPGプロバイダーと統合する。これは、ユーザーのイベント視聴権限とメタデータを提供し、Fire TVでコンテンツを閲覧できるようにするために必要です。
    1. アプリでリニアTVを提供しない場合は、EpgSyncTaskからingestChannelLineupingestProgramLineupのステップを除外し、チャンネルと番組に固有の詳細を無視することができます。
  2. コンテンツランチャーを利用してライブイベントの再生を開始する。
    1. コンテンツランチャー統合ガイドの手順3で、handleLaunchContent() APIが呼び出されるときに、Vega EPGプロバイダーを通じて提供したMediaIdcontentSearchの一部として渡されます。以下のサンプルコードを参照してください。

      クリップボードにコピーしました。

      const contentLauncherHandler: IContentLauncherHandler = {
         async handleLaunchContent(
            contentSearch: IContentSearch,
            _autoPlay: boolean,
            _optionalFields: ILaunchContentOptionalFields,
         ): Promise<ILauncherResponse> {
            // コンテンツランチャーのその他のロジック
      
            const searchParameters = contentSearch.getParameterList();
            if (searchParameters.length > 0) {            
               for (let j = 0; j < searchParameters.length; j++) {
                  const externalIdList = searchParameters[j].getExternalIdList();
                  for (let i = 0; i < externalIdList.length; i++) {
                     const catalogName = externalIdList[i].getName();
                     const contentId = externalIdList[i].getValue();  
                              
                     // 「catalogName」は、Kepler EPGプロバイダーを通じて提供したMediaId.catalogNameです。
                     // 「contentId」は、Kepler EPGプロバイダーを通じて提供したMediaId.contentIdです。
                     // ライブイベントの再生を開始します。
                  }
               }
            }
                  
            // 終了ロジック
         },
      };
      

統合の詳細

サポートされているコンテンツ

Amazonがサポートするビデオコンテンツは次のとおりです。

  1. 予約されたライブイベントや今後のイベント:有料視聴イベントやオリンピックの試合など。
  2. キャッチアップと再放送(VOD):いつでも視聴可能。
  3. ハイライト、試合のダイジェスト、インタビュー(短い形式のVOD):2と似ているが、それよりも短めなコンテンツ(試合のハイライトなど)。
  4. リアルタイムのライブイベント:Twitchフィードなどのライブフィード。

コンテンツのサポート: スケジュールされているイベント

スケジュールがわかっているイベント(スポーツイベントなど)には、SCHEDULED_EVENTタイプを使用します。以下に注意してください。

  1. Fire TVでは、7日以内に放送が予定されているイベントが表示され、終了時刻が過ぎると自動的にUIから削除されます。したがって、7日以上先に開催されるイベントでも事前にプッシュしておくことができます。イベントの表示が早すぎたり、時間が過ぎても削除されなかったりという心配はありません。
  2. 現在放送中のイベントには、ステータスが放送中であることをユーザーに知らせるライブバッジがタイル上に表示されます。ライブバッジは、放送されていないときは非表示になります。
  3. イベントタイルの下部には、イベントの進行状況をユーザーに知らせる赤い進行状況バーが表示されます。

コンテンツのサポート: 再放送

ライブコンテンツの再放送(以前のスポーツイベントの再放送など)には、REBROADCASTタイプを使用します。ユーザーが一度終了したFire TVのUIに再度アクセスする場合のベストプラクティスは、ユーザーが最後に視聴した時点から再生を開始することです。

コンテンツのサポート: クリップ

短いビデオクリップのコンテンツ(スポーツイベントのハイライトなど)には、CLIPを使用します。

コンテンツのサポート: リアルタイムのイベント

その場で進行するリアルタイムのイベント(ライブビデオブログなど)には、INSTANTANEOUS_EVENTタイプを使用します。リアルタイムのイベントには、ステータスが放送中であることをユーザーに知らせるライブバッジがタイル上に表示されます。

イベントの権限状態と順序

ライブイベントは、EPG同期タスクの実行中またはアプリがアクティブなときに、バックグラウンドでLiveEventProviderインターフェイスを使用して提供できます。提供するコンテンツは、ユーザーが視聴権限を持つコンテンツに限定する必要があります。最後にコミットされたデータセットが、ユーザーに表示されるすべてのコンテンツの情報源として参照されます。ライブイベントへの変更が提供されると、5分以内にUIに反映されます。

アプリのイベントの並べ替え順序はsortRankの指定に基づいて決まり、指定されていない場合はtitleのアルファベット順にフォールバックします。最も重要なコンテンツを最初に配置し、現在放送中の番組を行の先頭に置いて一番目立つように強調してください。

コンテンツの挿入

  • カルーセルを完全に埋めるために、少なくとも5枚のタイルを挿入します。Fire TVでは、利用可能なライブイベントの数が5個に満たない場合、行が非表示になります。最小限の数を常に維持するために、再放送や短いビデオクリップを追加することを検討してください。
  • 表示可能なイベントタイトルを [LiveEvent.title] フィールドに指定します。Fire TVでは最大25文字の英数字が表示されますが、文字数がこの制限を超えると、ライブイベントタイトル全体が表示されなくなります。この上限は、半角・全角のどちらの文字セットにも適用されます。例:
    • The Walking Dead Universe(最大文字数内-表示される)。
    • Ed's Purple Plane(最大文字数内-表示される)。
    • How Sally Fell off her Horse and Learned to Play Piano on a Saturday(25文字を超えるため、最大文字数外-表示されない)。
    • エドのパープルプレイン(最大文字数内-表示される)。
  • 必要なすべてのメタデータをライブイベントに指定します。詳細については、メタデータ属性を参照してください。
  • 同期の頻度を最小限に抑えるために、今後放送予定のイベントを事前に提供します。Fire TVでは、イベント行ごとのタイルの数は最大15個に制限されています。終了したイベントは、終了時刻を過ぎてから5分以内にカルーセルから削除されます。アプリで必要な処理は、次回の定期同期で、提供するリストから期限切れのライブイベントコンテンツを削除することだけです。

バッジに使用されるさまざまな属性。データの種類のリファレンスページの属性セクションを参照してください。

メタデータ属性

次の表は、使用できるメタデータとその用途を示しています。

メタデータフィールド 説明 認定に必須(○/×)
LiveEvent.identifier ライブイベントの一意の識別子。
LiveEvent.eventType ライブイベントのタイプ。詳細については、サポートされているコンテンツを参照してください。
LiveEvent.playbackReference ライブイベントの再生を開始するために必要なメタデータが含まれます。
LiveEvent.startTime
LiveEvent.endTime
放送時間(例: 午後11:00~午前12:00)。イベントタイトルのすぐ下に表示されます。 ○ *スケジュールされているイベントのみ
LiveEvent.title イベントのタイトル。コンテンツタイルとミニ詳細に表示されます。
LiveEvent.description イベントの説明。ミニ詳細に表示されます。
LiveEvent.ratings ライブイベントに推奨される保護者の助言・指導のレベルを示すレーティングのリスト。ライブイベントが放送される国や地域で使用されている任意のレーティングシステムに従うことができます。 ×
LiveEvent.genres ライブイベントに適用されるジャンルのリスト。 ×
LiveEvent.logoUrl アプリのロゴのURL。 ×
LiveEvent.posterArtUrl コンテンツタイルと背景画像の両方に使用される16:9の画像。
LiveEvent.attributes バッジに使用されるさまざまな属性。データの種類のリファレンスページの属性セクションを参照してください。 ×
LiveEvent.sortRank 行内のライブイベントの順序を設定します。値の小さいイベントが最初に表示されます。 ×

Last updated: 2025年9月30日