Vegaのライブアプリテストについて
Amazonのライブアプリテスト(LAT)サービスを利用すると、Amazonアプリストアでアプリを公開する前に、事前に設定したテスターグループにアプリを配信することができます。実行中のライブアプリテスト内で、APKとVPKGの両方のバイナリタイプを配布できます。テスターは、Amazonの本番環境下で用意された全サービスを試して、アプリが適切に動作するかどうかを確認できます。テスト可能な機能の例として、以下のAPIやサービスが挙げられます。
- アプリ内課金(IAP)
- Facebookとの統合と接続
- Amazon Device Messaging
アプリを公開する前に、LATを使用してフィードバックを収集し、品質の向上、安定性の強化、エクスペリエンスの最適化を実現できます。テスト結果を確認すると、アプリがAmazonアプリストアで実際に公開された場合に、ユーザーにどのように見えるかがわかります。
申請前のテストワークフロー
以下の手順に従ってLATにアプリを申請します。

- アプリのAPKとVPKGをLATに申請します。
注: APKとVPKGを一緒に送信して2つのバイナリタイプを同時に申請することも、最初に1つのバイナリタイプを申請し、後でライブアプリテストを編集して2つ目のバイナリタイプをアップロードすることもできます。たとえば、APKのみをライブアプリテストに申請してテストを開始し、後でVPKGを同じライブアプリテストにアップロードできます。ただし、既にLATに申請した既存のバイナリを編集することはできません。
- LATを使用して、テスターのグループにアプリのテストを依頼します。
- テスターグループにテスターを追加します。
注: アプリ内課金(IAP)をFire OSデバイスとKeplerデバイスの両方でテストする場合は、デバイスタイプごとにテスターグループを追加します。テストの競合を避けるために、グループが相互に排他的で、Eメールアドレスが共有されていないことを確認してください。たとえば、Fire OSグループとKeplerグループの両方に同じEメールアドレスが含まれているシナリオを考えます。テスターはそのEメールアドレスで両方のデバイスタイプにサインインし、Fire OSデバイスでアプリ内課金(IAP)アイテムを購入します。Keplerデバイスでアプリを開くと、そのアイテムは既に購入済みとして表示されます。
- 各テスターグループのテスターが、APKとVPKGをダウンロードしてテストします。
- テスターグループにテスターを追加します。
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テスターからのフィードバックを評価します。
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テスト結果とフィードバックに基づいて、アプリに変更を加えます。新しいライブアプリテストを作成して、変更をテストします。
- 1つのバイナリタイプのテスト結果に問題がなければ、ライブアプリテストからそのテスターグループの割り当てを解除し、もう1つのバイナリタイプでテストを続行できます。Amazonアプリストアでアプリを公開するには、アプリ申請ワークフローを使用してバイナリをアップロードします。
注: ライブアプリテストにAPKとVPKGの両方のバイナリタイプが含まれている場合、[次期バージョンへ昇格] オプションは使用できません。[次期バージョンへ昇格] は、ライブアプリテストに含まれているバイナリタイプが1つだけの場合に使用できます。
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Last updated: 2025年9月30日

