開発者メニューのツールを使用してアプリをデバッグする方法
アプリ内の開発者メニューを使用すると、要素インスペクターやパフォーマンスモニターなどのデバッグツールにアクセスできます。
ポートフォワーディングの設定
アプリの開発者メニューのデバッグツールにアクセスするには、まず、アプリをMetroバンドラーに接続する必要があります。アプリをMetroバンドラーに接続するには、ポートフォワーディングを設定する必要があります。
ポートフォワーディングを設定するには
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コマンドプロンプトを開き、デバイスに応じて以下のコマンドを実行します。
Vega仮想デバイス
kepler virtual-device startkepler device start-port-forwarding --device <デバイス名> -p <ポート> --forward falseFire TV Stick:
vda reverse tcp:8081 tcp:8081 && vda reverse tcp:8097 tcp:8097
Metroバンドラーの起動
Vega仮想デバイスまたはFire TV Stickを使用してアプリを起動する前に、Metroバンドラーを起動します。
Metroバンドラーを起動するには
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コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。
npm start
npm startコマンドは、node node_modules/react-native/local-cli/cli.js startコマンドのエイリアスです。アプリの起動
Metroバンドラーを起動したら、アプリを起動できます。
アプリを起動するには
- Vega仮想デバイスまたはFire TV Stickで、アプリを起動する手順に従います。
アプリのデバッグ
Vega仮想デバイスまたはFire TV Stickでアプリが実行されたら、アプリをデバッグできます。
アプリをデバッグするには
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Metroバンドラーのターミナルウィンドウで
dを押すと、実行中のアプリで開発者メニューが開きます。 -
デバッグオプションを選択します。
- [Reload] - アプリを再読み込みします。
- [Open Debugger] - Flipperデバッガー(React Native 0.72)またはChrome DevTools(React Native 0.73以降)を開きます。Chromeのリモートデバッガーを使用してデバッガーにアクセスすることもできます。
- [Show Element Inspector] - React Nativeの要素インスペクター(英語のみ)を表示します。
- [Disable Fast Refresh] - コードの変更後にアプリをホットリロードする機能を無効にします。
- [Configure Bundler] - JavaScriptバンドルが配置されているアドレスを構成します。
- [Show Perf Monitor] - パフォーマンスモニター(英語のみ)を開きます。
アプリのデバッグのトラブルシューティング
- Metroバンドラーをアプリに接続できない場合は、ポートフォワーディングが設定されていることを確認してください。設定するには、Fire TV Stickの場合は
vda reverseコマンドを使用し、Vega仮想デバイスの場合はssh sim -Rコマンドを使用します。 -
クラウド環境を使用する場合は、次のSSH構成オプションが使用されていることを確認してください。
LocalForward 8081 127.0.0.1:8081 LocalForward 8097 127.0.0.1:8097
関連リソース
Last updated: 2025年9月30日

