Fireタブレットの機能仕様
Fireタブレットの機能仕様
下記の機能に関する仕様は、特に記載がない限り、Fireタブレットの全世代に当てはまります。
このページに記載された開発ツールの一部は、Amazon以外のサードパーティによって提供されています。該当ツールのリンクをクリックすると、サードパーティのサイトに移動します。適宜ツールをダウンロードしてインストールしてください。
機能の検出
Androidアプリを開発する際は、デバイスごとに画面サイズやハードウェアの機能、ソフトウェアの実装などが異なることに注意してください。できる限り多くのデバイスでアプリが動作するよう、デバイスのハードウェアやソフトウェアの機能を調べ、提供されている機能に対応させることが大切です。
「Fireタブレット」など、特定のデバイスモデルの検出は避けます。デバイスの検出は、機能の検出よりも柔軟性に欠け、デバイスのモデルが増えるにつれて開発工数が増加してしまいます。
機能の検出は、PackageManagerを利用したり、リフレクションを実行したり、コンビニエントメソッドの結果を確認したりなど、複数の方法で行えます。たとえば、カメラインテントが利用可能かどうかを確認する場合、PackageManagerを使用すれば、デバイスにカメラソフトウェアがインストールされているかどうかがわかります。
/**
*現在のデバイスが画像キャプチャアクションを処理できるかどうかを判定します。
* 処理できる場合はtrue、処理できない場合はfalseを返します。
*/
protected boolean canHandleCameraIntent() {
final Intent intent = new Intent(android.provider.MediaStore.ACTION_IMAGE_CAPTURE);
final List<ResolveInfo> results = getPackageManager().queryIntentActivities(intent, 0);
return (results.size() > 0);
}
OpenGLのプロパティと制限
2018年以降のモデル |
Fire HD 10(2017) Fire HD 8(2017) Fire HD 8(2016) |
Fire HD 10(2015) Fire HD 8(2015) Fire HD 7(2014) Fire HD 6(2014) |
Fire 7(2017) Fire(2015) |
Fire HDX 8.9(2014) | |
---|---|---|---|---|---|
OpenGLのバージョン | ES 3.1 | ES 3.1 | ES 3.0 | ES 2.0 | ES 3.1(Android Extension Packを導入済み) |
MAX_TEXTURE_SIZE |
8192 | 8192 | 8192 | 4096 | 16384 |
MAX_CUBE_MAP_TEXTURE_SIZE |
4096 | 4096 | 8192 | 4096 | 16384 |
MAX_RENDERBUFFER_SIZE |
8192 | 8192 | 8192 | 4096 | 16384 |
MAX_VERTEX_TEXTURE_IMAGE_UNITS |
16 | 16 | 16 | 0 | 16 |
MAX_TEXTURE_IMAGE_UNITS |
16 | 16 | 16 | 8 | 16 |
MAX_COMBINED_TEXTURE_IMAGE_UNITS |
96 | 96 | 32 | 8 | 32 |
MAX_VERTEX_UNIFORM_VECTORS |
1024 | 1024 | 256 | 256 | 256 |
MAX_FRAGMENT_UNIFORM_VECTORS |
224 | 224 | 224 | 256 | 224 |
MAX_VERTEX_ATTRIBS |
16 | 16 | 16 | 16 | 32 |
MAX_VARYING_VECTORS |
12 | 12 | 15 | 12 | 32 |
MAX_VIEWPORT_DIMS |
8192 x 8192 | 8192 x 8192 | 8192 x 8192 | 4096 x 4096 | 16384 x 16384 |
サポート対象のテクノロジー
Fireタブレットは以下のテクノロジーをサポートしています。
- テキスト読み上げ機能:IVONA Text-to-Speech(TTS)エンジンを搭載するFireタブレットは、AndroidのTextToSpeech APIに対応しています。詳細については、Androidドキュメントに記載のTextToSpeechを参照してください。現在、以下の言語がTTSエンジンによってサポートされています。
- アメリカ英語
- フランス語(ダウンロード可)
- イタリア語(ダウンロード可)
- ドイツ語(ダウンロード可)
- スペイン語(ダウンロード可)
- カナダフランス語(ダウンロード可)
- オーストラリア英語(ダウンロード可)
- イギリス英語(ダウンロード可)
- ブラジルポルトガル語(ダウンロード可)
- ロシア語(ダウンロード可)
- ウェブアプリ:Fireタブレットでは、Chromiumベースの最適化されたウェブランタイムを介して、ウェブアプリがサポートされています。ウェブアプリの開発と公開に関しては、ウェブアプリの開発についてを参照してください。
- Eメール:Fireタブレットには、
mailto:
リンクとEメールインテントに応答するEメールクライアントがプリインストールされています。 - SDカード:一部のFireタブレットには外部ストレージがありません。アプリのデータがSDカードに保存される場合、Fireタブレット対応アプリに変更を加える必要はありません。タブレットに付属のSDカードが取り外しできない内部ストレージだけの場合は、
getExternalStorageDirectory()
を使用してそのSDカードにデータを書き込むことができます。 - オーディオ形式:Fireタブレットでは、次のオーディオ形式がネイティブにサポートされています。 AC-3、E-AC3、AAC LC/LTP、HE-AACv1(AAC+)、HE-AACv2(enhanced AAC+)、AMR-NB、MP3、MIDI、Ogg Vorbis、PCM/WAVE。
- ドルビーオーディオAPI:Kindle Fire HDXタブレットとKindle Fire HDタブレットでは、音声処理エンジンを使用するAPIがドルビーによって提供されています。ドルビーの開発者向けウェブサイト(英語のみ)では、ドルビープラグインをダウンロードしたり、開発者向けサービスについて詳しく知ることができます。
- ビデオ形式:Fireデバイスにおけるビデオサポートについては、Fireタブレットのメディア仕様を参照してください。