Dash Replenishmentサービスの認定

Amazon Dash Replenishmentのユーザーは、高い品質と、すべての商品にわたって一貫したエクスペリエンスを期待しています。この条件を満たしてDRSとの最適な連携を実現できるように、このドキュメントではデバイスのテストのプロセスについて説明するとともに、標準的なDash Replenishmentサービス(DRS)の開発ライフサイクルの概要を示します。

デバイスのテスト

デバイスのテストは、認定前作業とデバイスの提出という2つのステップに分けられます。認定前作業では、Amazonから提供されている一連のチェックリストを使用して、対象デバイスが機能およびユーザーエクスペリエンス(UX)の要件を満たしていることを確認します。

認定前作業のチェックリストを完了したら、対象のDRS接続デバイスを流通させる前に、Amazonに提出して評価を受ける必要があります。対象デバイスの提出とテストのスケジュールについては、Amazonの担当者とご相談ください。このプロセスには約4週間かかります。

Amazonが評価のための対象デバイスを受領した後に開始されるプロセスの大まかな概要を以下に示します。

Amazonに発送される物理的機器
提出された認定前作業のドキュメント
受け入れテストとUXの評価
機能テスト
認定レポートと発送OK

ステップ1: 認定前作業

認定前作業のリストを確認してすべてのチェックを実行し、対象の物理的デバイスとデジタルポータル(コンパニオンアプリまたはWebサイト)の両方がガイドラインで定義されているとおりに機能することを確認します。これらのテストに必要なドキュメントはすべて、Amazonの担当者から提供されます。

ステップ2: 認定用のデバイスの提出

認定前作業のチェックリストを完了したら、Amazonの担当者と相談して結果を提出し、認定のスロットのスケジュールを設定してください。確認後にテストチームから直接、商品の発送許可と発送手順についての連絡を差し上げます。ほとんどのデバイスでは、Amazon DRS認定チームがデバイスに物理的にアクセスできる必要があります。

ステップ3: Amazonによるテスト

対象デバイスの物理的なテストが開始され、Amazon DRS認定チームが、認定前作業のチェックリストに示されているのと同じテスト領域について重点的にUXの評価と機能のテストを行います。

認定後作業

対象デバイスがAmazon DRS認定チームによって認定された後は、デバイスの設定の一部(デバイスの画像やスロット名など)が編集不可になります。提出前にDRSセルフサービスポータルで、ユーザー向けに表示される情報がすべて完全に設定されていることを確認してください。

チェックリスト

Amazonでは、対象デバイスの認定後に、本番用のデバイスを使用して認定前作業のチェックリストを再度実行することを推奨しています。対象デバイスがコンパニオンアプリまたはWebサイトを必要とする場合は、アプリストアまたは本番Webサイトからのダウンロードをテストし、もう一度DRSのフローをテストする必要があります。

ファームウェアのアップデート

ファームウェアに対するアップデートおよび変更はすべて、市場のデバイスにデプロイされる(OTAアップデート含む)前に、デバイスのメーカーによってテストされる必要があります。重要なアップデートが行われた場合は、変更がDRSの要件を確実に満たすために、デプロイ前にテストのために対象デバイスを再提出する必要があります。

デバイスの新モデルの追加

新モデルの発売を予定している場合は、Amazonの担当者までお知らせください。

他のマーケットプレイスへの展開

認定用に提出されたデバイスは、DRSセルフサービスポータルで選択したマーケットプレイス(Amazon.com、Amazon.co.ukなど)に対して検証されます。後でマーケットプレイスを追加する場合、対象デバイスは、新しい国向けのエクスペリエンスがローカライズされていることを確認するためにAmazon DRSの認定を受けます。

認定前作業のチェックリスト

認定のスケジュールと市場投入のタイミングは、DRS認定時点の対象デバイスの品質によって異なります。当社のチームは、対象デバイスの機能とDRSライフサイクルを検証します。これには、Webサイトまたはコンパニオンアプリからサービスへの接続、デバイスのペアリング、自動補充の設定の管理、デバイスの使用、再注文のトリガーなどが含まれます。

以下に、Amazon DRS認定のために対象デバイスを提出する前に実行する必要がある認定前作業のチェックリストを示します。

1. Amazon DRSのセットアップ

デバイスのメーカーのアカウントにデバイスを追加した直後に、コンパニオンアプリまたはWebサイトにAmazon Dash Replenishmentのティザーページが表示される必要があります。デバイスのメーカーのアカウント操作がない場合は、製品開梱の直後、またはデバイスの使用を開始した直後にティザーページが表示される必要があります。

1.1 Amazonのティザーページ -­ 条件

  • ティザーページには、[スキップ]、[詳細](任意)、[あとで知らせる](任意)、または [次へ] のオプションを用意する必要があります。
  • ティザーページはパートナーのデバイスおよびアカウントのセットアップの直後に表示される必要があります。
  • 一定時間の経過後または一定量の使用後にティザーページを表示することも許容されます。
  • ティザーページにはいずれかのAmazon Dash Replenishmentロゴが含まれている必要があります。

1.2 Amazon のティザーページ -­ ビジュアルの承認

ティザーページが最新の承認済みUXに従って実装されていることを確認します。ティザーページの例がドキュメントで提供されています。

1.3 セットアップの完了 - デバイスのメーカーの ["Congraturaions" (完了しました)] ページ

確認ページが最新の承認済みUXに従って実装されていることを確認します。 確認ページには、ユーザーをアプリのメインページにリダイレクトするためのボタンを含める必要があります。

1.4 セットアップの完了 ­- [再注文の設定] ボタン

ユーザーがDRSの設定を変更できるようにするために、[再注文の設定] ボタンを実装する必要があります。このボタンはデバイスの管理と設定ページを使用します。

1.5 Amazon DRSの登録 ­- WebView UIによる進む/戻るナビゲーション(iOS)

コンパニオンアプリまたはWebサイトでWebViewを使用している場合は、進む/戻るの両方のナビゲーションが可能であることを確認する必要があります。

1.6 Amazon DRSの登録 - 通知

再注文の選択を完了した直後にメールが届くようにする必要があります。

1.7 LwAによるSSOログイン(iOSアプリおよびAndroidアプリのみ)

ネイティブのコンパニオンアプリをテストするときは、以下の状態でDRSの登録がテストされていることを確認します。

  • Amazonショッピングアプリにログインしている状態 - ユーザー名/パスワードを使用する必要なく、シングルサインオンのエクスペリエンスがトリガーされます
  • Amazonショッピングアプリがアンインストールされたか、Amazonショッピングアプリからログアウトした状態 - アプリ内またはブラウザー内でWebViewが起動されます

2.ユーザーのライフサイクル

2.1 メール通知 ­- Amazon DRSのサブスクリプションステータスの変更

再注文の選択を変更した直後にメールが届くようにする必要があります。

2.2 メール通知 ­- Amazonでの注文の確認

新しい注文が行われると、24時間以内であればユーザーが注文をキャンセルできることを明記した確認メールが送信されることを確認します。

2.3 メール通知 ­- Amazon DRSの登録解除

登録解除の直後に確認メールが届くことを確認します。

3.在庫管理

3.1 ­初期在庫

ユーザーがDRSの登録を完了した後に、アプリまたはWebサイトは基準在庫レベルをキャプチャする必要があります。これは、ユーザーに既に手持ちの商品がある場合に重要です。 基準在庫は、注文の決定に使用される単位で表示する必要があります。たとえば、「ポンド」、「オンス」、「箱」などです。

3.2 在庫 -­ 標準的な使用量

デバイスを使用して、商品の在庫レベルの変化をモニターします。アプリまたはWebサイトの在庫残高に、その変化が反映される必要があります。

4 注文

4.1 注文 - スロットの補充

構成されている商品の注文が行われると、注文ステータスに関するSNS通知が送信されます。ユーザーには確認のメールが届きます。

4.2 注文 -­ 複数の補充

「itemShipped」SNS通知が届くと、通知にはestimatedDeliveryDateが含まれています。その日付に、在庫が更新され、同じスロットの次回の再注文を遅らせるロジックが実装される必要があります。

4.3 注文 -­ 複数のDRSスロット

対象デバイスに複数のスロットがある場合は、特定のスロットの「残量低下」シグナルをシミュレートし、そのスロットに対してのみ再注文が行われるようにします。

5.サーバー通信

5.1 データ送信 ­- セキュリティ

DRSデバイスとデバイスのメーカーのクラウド間で送信されるすべてのデータは、セキュリティで保護される必要があります。Amazonでは、すべてのデータ送信にSSL暗号化(https://)を使用することを推奨しています。