手順4: 確認して申請する
このページでは、[確認と申請] 画面について説明します。ここでは、これまでの画面で入力した詳細情報を確認し、公開日やテスト手順などの追加情報を入力します。
申請する前に
[アプリの詳細]、[アプリターゲティング]、[Amazonアプリストアの詳細] セクションに表示されている情報が正しいことを確認します。情報を変更する必要がある場合は、[情報を編集] をクリックします。申請内容の詳細を確認したら、[申請する前に] セクションのフィールドに入力します。
[いつからアプリの配信を開始しますか?]
このアプリをAmazonアプリストアで公開する日時を指定します。このフィールドを空欄(デフォルト)のままにしておくと、承認され次第、アプリが公開されます。アプリは、選択した時間の数時間後にAmazonアプリストアで公開されます。選択した時間は、公開プロセスが開始される時間となります。したがって、アプリが実際に公開されてユーザーに提供できる状態になるまでに数時間かかることもあります。
アプリの申請後に公開日時を変更する必要が生じた場合は、このフィールドを更新してください。設定する日付は、元の日付より前の日付でも後の日付でも構いません。設定されていた元の日付が過ぎると、このフィールドは編集できなくなります。
[テスト手順]
Amazonテストチームに伝えるべきことをこのフィールドに入力します(テスト手順が不要な場合は、空欄のままで構いません)。テスト手順には次のようなものがあります。
- アプリに見つけにくい機能が含まれている場合は、その機能を見つける方法をここに記入します。また、Amazonからのフィードバックに基づいてアプリを再提出する必要がある場合は、このフィールドを使用して、テストレポートEメールに返信することができます。
- アプリを起動して使用する前にユーザーのログインが必要な場合は、Amazonテストチームのテスト用の認証情報を記入します。Amazonでのテスト中にアプリを起動できない場合、アプリは却下されます。
[海外販売に関するコンプライアンス]
公開先として選択したすべての国のコンプライアンスにアプリが準拠していることを保証するよう求められます。詳細については、Amazon Developer Services Agreementの「Compliance with Laws; Privacy and Security Obligations」セクションを参照してください。
[Amazon Maps Redirectionを利用する]
アプリからのGoogle Maps v1 APIの呼び出しを自動的にAmazon Maps APIにリダイレクトできます。Google Maps APIを実装している場合に、タブレットとスマートフォンのアプリでのみ使用されます。
[配信権利]
ホストウェブアプリの場合、指定したURLでアクセスされるモバイルウェブサイトを配信する権限があることを保証する必要があります。
申請準備完了
[アプリを申請] をクリックしたら、アプリの申請は完了です。
既存のアプリを更新する場合は、[アプリファイルをアップロード] 画面に表示される [リリースノート] フィールドに、アップデートに関する情報を入力する必要があります。
アプリを申請すると、Amazonアプリストアは、実際に公開してダウンロード提供を開始する前に、アプリを承認プロセスに回します。[App status] 画面が表示され、そこからアプリの申請状況を確認できます。以降のセクションでは、承認プロセスの概要と、申請されたアプリのステータスについて説明します。
アプリの承認プロセスの概要
Amazonでは、アプリを承認してAmazonアプリストアで公開する前に、アプリが以下を満たしていることを確認します。
- 商品説明どおりに動作する
- 実行されるデバイスの機能を損なわない
- ユーザーのデータを危険にさらさない
- Amazon Program Materials License AgreementおよびAmazonアプリストアのコンテンツポリシーの条件に準拠している
次のフローチャートは、アプリの承認プロセスを表しています。
アプリを承認後、AmazonはAmazon開発者アカウントの所有者にEメールを送信します。このEメールアドレスは、開発者コンソールへのログインに使用しているアドレスとは異なる場合があります。使用されるEメールアドレスの詳細については、お知らせの受信を参照してください。6日が経過した後もアプリが審査中の場合は、必要に応じてお問い合わせフォームを使用して説明を求めることができます。
アプリの申請ステータス
Amazon開発者コンソールのダッシュボードには、Amazonに申請したすべてのアプリのステータスが表示されます。これらのステータスメッセージの意味は次のとおりです。
アプリの申請ステータスと承認に関するよくある質問(FAQ)
- Q: Amazonアプリストアに申請するアプリが承認を受けるための要件を教えてください。
- Amazonでは、Amazonアプリストアで公開されるアプリが一定の品質要件を満たすように、申請されたアプリすべてをテストして、次の基準を満たしていることを確認します。
- すべてが商品説明どおりに動作する。
- モバイルデバイスの機能を損なわない。
- インストール後にユーザーのデータを危険にさらさない。
- すべてがAmazon Developer Services AgreementおよびAmazonのコンテンツガイドラインの条件に適合している。
- Q: アプリが承認されたとき、またはテストに合格しなかったときに、確認する方法はありますか?
- はい。開発者コンソールにログインし、ダッシュボードでアプリを選択すると、そのアプリの承認ステータスを確認できます。また、次のような場合にアプリの申請ステータスが変わったときは、AmazonからEメールで通知が送信されます。
- Amazonアプリストアへの申請が承認され、開発者コンソールで開発者が指定した日にアプリが公開されることが決まったとき。
- アプリのテストプロセスに必要な情報が足りないため、追加の情報提供を開発者に求めるとき(重要なアセットが不足しているか、重要なアセットがAmazonの仕様を満たしていない可能性があります)。 テストの再開に必要な情報を開発者に詳しくお伝えします。
- アプリがAmazonのテストに合格しなかったとき。不合格の詳細な理由と再申請の方法をお知らせします。
- Q: Amazonアプリストアに申請されたアプリのステータスコードとは何ですか?
- アプリの申請ステータスを参照してください。アプリのステータスコードとその説明が記載されています。
- Q: アプリに不当と思われるカスタマーレビューがあります。これに対してどのような対応をとることができますか?
- レビューの下にある [違反を報告] リンクをクリックしてください。お送りいただいた情報をAmazon側で検討して、適切な措置を講じます。
- Q: Amazonデバイス向けのランチャー、ウィジェット、ロックスクリーンアプリを公開できません。理由を教えてください。
- Amazonデバイスでは一貫性のあるユーザーエクスペリエンスを提供したいと考えています。Amazonデバイスのユーザーエクスペリエンスをオーバーライドする機能を持つアプリは、Amazonデバイスには公開されません。
- Q: キーボードアプリに適用される特定の制限はありますか?
- はい。キーボードアプリは、ユーザーのデバイスがインターネットに接続されているかどうかに関係なく、機能しなければなりません。キーボードアプリを使用して、ユーザーアクティビティを追跡する場合(キーストロークロギングなど)は、ユーザーに明確に開示する必要があります。また記録された内容は、アプリのキーボード機能を提供または改善する目的にのみ使用できます(アプリの宣伝目的などには使用できません)。
Last updated: 2023年10月2日