インテグレーションの準備をする
支払金の受け取りおよび準備金
売上請求が完了すると、資金は事業者のAmazon Payアカウントにデポジットされ、この資金は自動的に次回の決済日に事業者の銀行口座へ振り込みされます。通常は、Amazon Payのアカウントを作成してから16日後に初回の決済が行われます。2回目以降は14日周期で決済処理を行います。尚、銀行口座情報を追加または変更すると決済は3日間停止され、この間に支払日を含む場合、決済は次回の支払い日にキャリーオーバーされます。 詳細は、支払金の受け取りをご覧ください。
また、Amazon Payは返金やAmazonマーケットプレイス保証申請など、配送後に発生する可能性のある支払い義務を担保するために、販売事業者の口座から一定金額を準備金として留保する場合があります。詳細は、準備金とはをご覧ください。
Report types
(レポートタイプ)
Amazon Payでは事業者のビジネスプロセスをサポートするため、2種類のレポートを提供しています: 決済レポートおよびトランザクションレポート
決済レポート - 決済レポートは、特定の決済期間における売り手(事業者とも呼ばれます)のアカウントアクティビティと、支払われた資金の詳細な内訳を提供します。このレポートを使用して、調整プロセスをサポートできます。
詳細は 決済レポートをご確認ください。
トランザクションレポート - トランザクションレポートは、レポート期間中に状態が変化したために作成または更新されたAmazonオブジェクトのリストを提供します。このレポートを使用して、支払いオブジェクトのステータスをシステムと同期したり、返金率の決定、オーソリの拒否、その他の情報などのビジネス分析を実行したりできます
詳細は トランザクションレポートをご確認ください。
移行について
現在Amazon PayでMarketplace Webservices (MWS) Reports APIをご利用の場合は、MWS Report APIからの移行を参照してください。Amazon Pay Reports APIで取得するレポートの中身は、MWS Reports APIで取得した場合と同じです。
レポートの内容に関する注意点
レポートに含まれる項目名はAPIオブジェクトで使用する項目名と異なる場合があります。例えば「seller」と「merchant」は同じ意味で使われています。その他の違いは以下の通りです:
決済レポート:
- "AmazonTransactionId" は、OneTime (都度払い)のCharge Permissionから生成されるChargeオブジェクトの
chargeId
です。Recurring (継続払い)のCharge Permissionから生成されるchargeId
とは一致しません。 - "AmazonOrderReferenceId"は、Charge Permissionオブジェクトの
chargePermissionId
です。 - "SellerOrderId"は、Charge Permissionオブジェクトの
merchantReferenceId
です。
トランザクションレポート:
- "Order Reference" レポートには、Charge Permissionオブジェクトの詳細が含まれています。
- "AmazonOrderReferenceID"は、Charge Permissionオブジェクトの
chargePermissionId
です。 - "SellerOrderId"は、Charge Permissionオブジェクトの
merchantReferenceId
です。 - "OrderReferenceStatus"は、Charge Permissionのステータスです。
以下のように置き換えて理解してください:- "Open" = "Chargeable"
- "Suspended" = "NonChargeable"
- "Cancelled" and "Closed" = "Closed"
- "ReasonCode"および"ReasonDescription"は、Charge Permissionオブジェクトのステータスです。
"ReasonCode"は以下のように置き換えて理解してください:- "SellerClosed" = "MerchantClosed"
- "AmazonOrderReferenceID"は、Charge Permissionオブジェクトの
- "Authorization"レポートには、Chargeオブジェクトのオーソリに関する詳細が含まれています。
- "AmazonAuthorizationID"は、AmazonのIDです。
- "AuthorizationStatus"は、Chargeオブジェクトのオーソリステータスです。
以下のように置き換えて理解してください:- "Pending" = "AuthorizationInitiated"
- "Open" = "Authorized"
- "Declined" = "Declined"
- "Closed" (reason code = "MaxAmountCaptured") = "Captured"
- "Closed" (その他のreason code) = "Canceled"
- "ReasonCode"および"ReasonDescription"は、Charge Permissionオブジェクトのステータスです。
"ReasonCode"は以下のように置き換えて理解してください:- "SellerClosed" = "MerchantClosed"
- "Capture"レポートには、Chargeオブジェクトのキャプチャ(売上請求)に関する詳細が含まれています。
- "AmazonCaptureID"は、Chargeオブジェクトの
chargeId
です。 - "CaptureStatus"は、Chargeオブジェクトのキャプチャ(売上請求)ステータスです。
以下のように置き換えて理解してください:- "Pending" = "CaptureInitiated"
- "Completed" = "Captured"
- "Declined" = "Declined"
- "Closed" = "Canceled"
- "ReasonCode"および"ReasonDescription"は、Chargeオブジェクトのステータスです。
"ReasonCode"は、以下のように置き換えて理解してください:- "SellerClosed" = "MerchantCanceled"
- "AmazonCaptureID"は、Chargeオブジェクトの
- "Refund"レポートには、Refundオブジェクトの詳細が含まれています。
- "AmazonRefundId"は、Refundオブジェクトの
refundId
です。 - "RefundStatus"は、Refundオブジェクトのステータスです。
以下のように置き換えて理解してください:- "Pending" = "RefundInitiated"
- "Completed" = "Refunded"
- "Declined" = "Declined"
- "AmazonRefundId"は、Refundオブジェクトの