Vega UIコンポーネントライブラリを使用した開発の開始
Vega UIコンポーネント(VUIC)は、再使用可能かつカスタマイズ可能で、パフォーマンスに優れたコンポーネントのコレクションです。Vegaでのアプリ開発に役立ちます。VUICには、アクティブにメンテナンスされているいくつかのコンポーネント(カルーセル、EPG、シークバー)と追加の実験的コンポーネントが含まれています。既存のユーザーは、これらの実験的機能を引き続き使用できます。なお、これらの実験的コンポーネントに関するドキュメントは、現在のところ、新規開発者が利用することはできません。
前提条件
VUICをインストールする前に、ローカルコンピューターにVega SDKがインストールされていることを確認してください。Vega SDKのインストールを参照してください。
インストール
VUICは、Vegaの各パッケージと同様に、同じリポジトリ内のnpmパッケージとして利用できます。プロジェクトのルートディレクトリに移動し、次のようにVUICをインストールします。
npm install @amazon-devices/kepler-ui-components@~2.0.0
インストールが成功したことを確認するには、アプリのpackage.jsonを開きます。dependenciesセクションに、次のようにVUICライブラリが表示されます。
"dependencies": {
// ...
"@amazon-devices/kepler-ui-components": "~2.0.0",
}
次のコマンドを使用すると、npmリポジトリにVUICが存在するかどうかを確認できます。
$ npm search '@amazon-devices/' --registry $(npm config get @amazon-devices:registry)
使用方法
VUICパッケージをインストールしたら、ライブラリをコードにインポートできます。Carouselコンポーネントの例を以下に示します。
import React from 'react';
import { Carousel } from '@amazon-devices/kepler-ui-components';
Carouselのアップデート
バージョン2.0.0以降のライブラリにアップグレードすると、Carouselに大幅な変更が加えられているため、そのコンポーネントを使用する既存のアプリがクラッシュする場合があります。トラブルシューティングと最新バージョンへの移行方法については、Carouselのドキュメントを参照してください。
Last updated: 2025年9月30日

