音声ユーザーインターフェース(VUI)を使えば、話しかけることでコンピューターやデバイスを制御できます。つまり、『スタートレック』に出てくるコンピューターやAlexaのような音声エクスペリエンスを実現できるのです。音声を使うことで、より速く、簡単に、楽しく操作ができるのであれば、これほどすばらしいことはありません。最先端のVUIはどんどん進化していきます。話しかけるたびにユーザーの話し方のパターンを学習し、自分で語彙も増やしていきます。Alexaを使用して開発することで、自動音声認識(ASR)、自然言語理解(NLU)、読み上げ機能(TTS)といったAmazonの専門知識を開発者が活用できるため、あらゆるデバイスに向けて多彩で魅力的なユーザーエクスペリエンスを簡単に開発できるようになります。
Alexaにデバイスを接続するには、クラウドでスキルを使う方法、ローカルでスマートホームハブを使う方法、デバイスでAlexa Connect Kit(ACK)を使う方法のほか、Bluetoothを使ってEchoデバイスとペアリングする方法があります。こうしたオプションを使うことで、ユーザーにとって適切なエクスペリエンスを柔軟に提供することができます。
クラウド | デバイス | On Your Device | Echoデバイスとのペアリング | |
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事例 |
音声コマンドや、時刻やトリガーで自動的にAlexaを制御したい場合。Alexa定型アクションとグループでサポートされます。 |
Echoデバイスや音声コマンドからのイベントに反応するAlexa Gadgetを開発します。 |
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サポートするデバイス |
任意のスマートデバイス |
照明、ドアロック、プラグ、スイッチ、センサー |
任意のスマートデバイス |
任意のガジェット(おもちゃ、照明、モーター、アクチュエータなど) |
デバイスにAlexaスキルが必要 |
はい |
いいえ |
ACKで提供 |
オプション |
音声ユーザーインターフェース |
ビルトイン |
ビルトイン |
ビルトイン |
カスタム |
Works with Alexa認定とCertified for Humans認定の申請対象 |
はい |
はい |
はい |
いいえ |
開発情報 |
Alexa Gadgets Toolkit |
クラウドでAlexaにスマートデバイスを接続する場合は、スマートホームスキルを開発する必要があります。ユーザーがスマートホームコマンドを発話すると、Alexaはスキルにディレクティブを送信します。また、新しいデバイスを探したりデバイスのステータスを確認したりするために、リクエストを送信することもあります。
更新されたスマートホームスキルAPI(プレビュー)を使用することで、ネイティブのAlexaスマートホームインテントとユーザー定義のカスタムインテントを組み合わせて、1つのスキルを作成できるようになりました。これにより、固有の機能だけでなく、デバイスに適した追加の発話もサポートすることができます。詳細については、スマートホームスキルの作成手順を参照してください。
コネクテッドデバイスメーカーがWorks with Alexa認定の申請資格を得るためには、Works with Alexa(WWA)認定プログラムのガイドラインに従う必要があります。Works with Alexa認定製品であることを証明するには、Works with Alexa認定バッジを使う必要があります。
すべてのデバイスは、Works with Alexaのセキュリティに関するベストプラクティスに従う必要があります。また、Alexaスキルを必要とするすべてのデバイスは、関連する要件を満たす必要があります。デバイスのエクスペリエンスをデザインする際は、Works with Alexa(WWA)認定プログラムガイドラインを確認してください。