Smart Propertiesテンプレートを使用してAlexa Smart Properties for Hospitalityスキルを作成する
Alexa Skills Kit開発者コンソールのSmart Propertiesテンプレートを使用して、施設固有の完全に機能するAlexa Smart Propertiesスキルを作成できます。
Smart Propertiesテンプレートを使用してスキルを作成する場合は、施設タイプを選択し、Alexaが施設に関する質問に答える際に使用する情報を入力します。たとえば、「What's the Wi-Fi info?」(Wi-Fi情報を教えて)や「Is the workout room open right now?」(トレーニングルームは今開いてる?)といった施設に関する質問に答えるようにスキルを設定できます。
その後、スキルをビルドし、Alexa搭載デバイスでテストしてから、スキルの認定を申請します。テンプレートを使用して作成したスキルでは、デフォルトで無指名対話がサポートされます。Smart Propertiesテンプレートを使用して作成したスキルは、ほかのカスタムスキルと同様に、いつでも編集できます。
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ロケールでのみ利用できます。モジュール
テンプレートからAlexa Smart Propertiesスキルを作成する場合、応答を作成する際にAlexaで考慮するデータごとに、モジュールを追加します。モジュールとは、Alexaがゲストの質問に答える際に使用するデータをカプセル化したものです。このモジュールによって、Alexaが応答できる質問も決まります。たとえば、イベントモジュールがない場合、ゲストがAlexaに「What events are there?」(どんなイベントがある?)とたずねても、 Alexaがユーザーに施設固有の応答を返すことはありません。
各タイプのモジュールは複数追加できます。たとえば、ジム、スパ、ビジネスセンターに関する情報をゲストがリクエストできるようにするには、これらの館内施設ごとに個別のアメニティモジュールを追加します。
Alexa Smart Propertiesスキルテンプレートでは、以下のモジュールがサポートされます。
館内施設モジュール
施設には、プール、フィットネスセンターなど、複数の館内施設エリアがある場合があります。Alexaから質問への応答を返す館内施設ごとに、Facilityモジュールを追加します。
フィールド | 説明 | 最大長 | 必須 |
---|---|---|---|
Facility type |
館内施設のタイプ。以下のいずれかになります。 |
なし |
◯ |
Name |
館内施設の名前。 |
50文字 |
◯ |
Description |
館内施設の説明。 |
200文字 |
✕ |
Hint |
館内施設のヒント。画面付きのAlexa搭載デバイスでのみ表示されます。 |
200文字 |
✕ |
Phone number |
館内施設の電話番号。 |
10桁 |
✕ |
Directions |
館内施設への行き方。 |
200文字 |
✕ |
Accessibility |
アクセシビリティの詳細。 |
200文字 |
✕ |
Image URL |
Alexaデバイスでの回答をサポートする画像。 |
なし |
✕ |
アメニティモジュール
施設には、テレビ、スマートサーモスタット、ランドリールームなど、複数のアメニティがある場合があります。Alexaから質問への応答を返すアメニティごとに、Amenityモジュールを追加します。
フィールド | 説明 | 最大長 | 必須 |
---|---|---|---|
Amenity type |
アメニティのタイプ。以下のいずれかになります。 |
なし |
◯ |
Name |
アメニティの名前。 |
50文字 |
◯ |
Description |
アメニティの説明。 |
200文字 |
✕ |
Instructions |
アメニティのアクセス方法や利用方法に関する説明。 |
200文字 |
✕ |
Location |
アメニティの場所。 |
200文字 |
✕ |
Accessibility |
アクセシビリティの詳細。 |
200文字 |
✕ |
Image URL |
Alexaデバイスでの回答をサポートする画像。 |
なし |
✕ |
ダイニングモジュール
宿泊施設には複数のレストラン、バーなどがある場合があります。Alexaから質問への応答を返すダイニングサービスごとに、Diningモジュールを追加します。
フィールド | 説明 | 最大長 | 必須 |
---|---|---|---|
Dining type |
ダイニングサービスのタイプ。以下のいずれかになります(複数可)。 |
なし |
◯ |
Name |
ダイニングサービスの名前。 |
50文字 |
◯ |
Description |
ダイニングサービスの説明。 |
200文字 |
✕ |
Phone number |
ダイニングサービスの電話番号。 |
10桁 |
✕ |
Tags |
次のいずれか(複数可): Pet Friendly、Kid Friendly、Outdoor Seat、Vegan Friendly、Sport Bar、Michelin Starred。 |
なし |
✕ |
Directions |
ダイニングサービスへの行き方。 |
50文字 |
✕ |
Accessibility |
アクセシビリティの詳細。 |
200文字 |
✕ |
Business Hours |
営業日と営業時間。 |
なし |
✕ |
Menu Hours for each Meal Type |
各食事タイプ(All Day、Breakfast、Dinner、Happy Hour、Lunch)のメニュー提供時間。 |
なし |
✕ |
Image URL |
Alexaデバイスでの回答をサポートする画像。 |
なし |
✕ |
イベントモジュール
イベントは、定期的なものと1回限りのものがあります。イベントの例としては、ハッピーアワー、ヨガクラスなどがあります。Alexaから質問への応答を返すイベントごとに、Eventモジュールを追加します。
フィールド | 説明 | 最大長 | 必須 |
---|---|---|---|
Event type |
イベントのタイプ。以下のいずれかになります。 |
なし |
◯ |
Name |
イベントの名前。 |
50文字 |
◯ |
Description |
イベントの説明。 |
200文字 |
✕ |
Location |
イベントの場所。 |
200文字 |
✕ |
Event Time |
イベントの時刻。 |
200文字 |
✕ |
Image URL |
Alexaデバイスでの回答をサポートする画像。 |
なし |
✕ |
ポリシーモジュール
ポリシーとは、施設における規則、ガイドライン、行動計画です。Alexaから質問への応答を返すポリシーごとに、Policyモジュールを追加します。
フィールド | 説明 | 最大長 | 必須 |
---|---|---|---|
Policy type |
ポリシーのタイプ。以下のいずれかになります。 |
なし |
◯ |
Name |
ポリシーの名前。 |
50文字 |
◯ |
Description |
ポリシーの説明。 |
200文字 |
✕ |
固定電話連絡先モジュール
固定電話の連絡先は、ゲストが施設にいるときに電話をかけることができる連絡先です。例としては、緊急連絡先、コンシェルジュなどがあります。Alexaから質問への応答を返す固定電話の連絡先ごとに、Landline Contactモジュールを追加します。
フィールド | 説明 | 最大長 | 必須 |
---|---|---|---|
Landline Contact Type |
固定電話の連絡先のタイプ。以下のいずれかになります。 |
なし |
◯ |
Name |
連絡先の名前。 |
50文字 |
◯ |
Description |
連絡先の説明。 |
200文字 |
✕ |
Phone Number |
連絡先の電話番号。 |
10桁 |
✕ |
アトラクションモジュール
アトラクションは、施設外で利用できる観光スポットやアクティビティです。Alexaから質問への応答を返すアトラクションごとに、アトラクションモジュールを追加します。
フィールド | 説明 | 最大長 | 必須 |
---|---|---|---|
Attraction type |
アトラクションのタイプ。以下のいずれかになります。 |
なし |
◯ |
Name |
アトラクションの名前。 |
50文字 |
◯ |
Description |
アトラクションの説明。 |
200文字 |
✕ |
料金モジュール
料金は、宿泊施設がゲストに請求する可能性のある追加支払いです。Alexaから質問への応答を返す料金ごとに、料金モジュールを追加します。
フィールド | 説明 | 最大長 | 必須 |
---|---|---|---|
Fee type |
料金のタイプ。以下のいずれかになります。 |
なし |
◯ |
Name |
料金の名前。 |
50文字 |
◯ |
Charge |
料金の簡単な説明。 |
200文字 |
✕ |
サービスモジュール
施設内のさまざまなサービスに関する説明を提供できます。サービスの例としては、チェックアウト、ハウスキーピングなどがあります。Alexaから質問への応答を返すサービスごとに、Serviceモジュールを追加します。
フィールド | 説明 | 最大長 | 必須 |
---|---|---|---|
Service type |
サービスのタイプ。以下のいずれかになります。 |
なし |
◯ |
Name |
サービスの名前。 |
50文字 |
◯ |
Service Instructions |
サービスのアクセス方法や利用方法。 |
200文字 |
✕ |
Business Hours |
営業日と営業時間。 |
なし |
✕ |
テンプレートを使用してAlexa Smart Propertiesスキルを作成する手順
開発者コンソールでテンプレートを使用してAlexa Smart Propertiesスキルを作成するには、以下の手順を実行します。
- スキルの種類を選択します。
- 施設情報を入力します。
- 呼び出し名を指定してモジュールを選択します。
- テストセットアップを設定します。
- 音声対話モデルを作成します。
- スキルをテストします。
- スキルの認定を受けて公開します。
- (オプション)スキルをさらにカスタマイズします。
ステップ1: スキルの種類を選択する
このステップでは、Alexa Skills Kit開発者コンソールのクイックスタートテンプレートであるSmart Propertiesテンプレートを基にして、カスタムスキルを作成します。デフォルトのスキル設定を使用すると、スキルはAlexaによってホスティングされ、スキルコードがAWS Lambdaに保存されます。スキルコードではNode.jsが使用されます。
スキルの種類を選択するには
- Alexa Skills Kit開発者コンソールにログインします。
- スキルの作成をクリックします。
- スキル名に「
My smart properties skill
」と入力します。 - このチュートリアルでは、プライマリロケールは英語(米国)のままにします。Smart Propertiesテンプレートでは、現在このロケールのみがサポートされています。
- 右上にある次へをクリックします。
- エクスペリエンスのタイプを選択しますでその他を選択します。
- モデルを選択するでカスタムを選択します。
- ホスティングサービスの設定はデフォルト値のままにします。
この設定を使用すると、Alexa-hostedスキルが作成されます。Alexa-hostedスキルでは、Alexaがコードとリソースを開発者に代わってAmazon Web Services(AWS)に保存します。ここで使用するデフォルト設定では、スキルコードはAWS Lambdaに追加され、Node.jsで記述されます。 - 右上にある次へをクリックします。
- TemplatesでSmart Propertiesテンプレートを選択します。
- 右上にある次へをクリックします。
- 右上にあるスキルを作成するをクリックします。
スキルのセットアップには数分かかります。
ステップ2: 施設情報を入力する
このステップでは、施設のタイプを選択し、施設の詳細を入力します。
施設情報を入力するには
- 前のステップから続けて、Create a Propertyページで施設のタイプを選択します。
- Property Detailsを展開し、以下の情報を入力します。
- 右上にある次へをクリックします。
ステップ3: 呼び出し名を指定してモジュールを選択する
このステップでは、スキルの呼び出し名を指定します。スキルで無指名対話がサポートされる場合でも、呼び出し名は必要です。これは、ユーザーが「Alexa, ask <skill invocation name> if there's free parking.」(アレクサ、<スキルの呼び出し名>に無料駐車場があるかどうか聞いて)のようなリクエストを行うこともできるためです。 呼び出し名の選択に関する詳細については、スキルの呼び出し名をデザインするおよび呼び出し名の要件を参照してください。
また、Alexaが応答に使用できるデータを保持するモジュールも追加します。モジュールは、ユーザーがたずねる可能性のある質問への回答をカプセル化したものです。詳細については、モジュールを参照してください。
呼び出し名を指定してモジュールを選択するには
- 前のステップから続けて、ビルドページの呼び出しで、スキルの呼び出し名を入力します。
- ModulesでAdd Moduleをクリックします。
注: Filter byドロップダウンメニューは、既に追加されているモジュールの表示を制御します。前に追加したモジュールが一覧に表示されない場合は、モジュールタイプによるフィルタリングが意図せず適用されていないかを確認してください。
- Add Moduleのリストからモジュールタイプを選択し、Addをクリックします。モジュールとそのフィールドの一覧については、モジュールを参照してください。
- モジュールの詳細を入力します。
- 右上にある保存をクリックします。
保存ボタンをクリックしてもビルドページに戻らない場合は、モジュールのフィールドにエラーがないかを確認してください。必須パラメーターが入力されていない可能性や、情報が無効な形式で入力されている可能性があります。 - 応答を作成する際にAlexaで考慮するデータごとに、モジュールを追加します。モジュールは後からいつでも編集または追加できます。
- 右上にある次へをクリックします。
ステップ4: テストセットアップを設定する
このステップでは、スキルのテストに使用するAlexa搭載デバイスのデバイスシリアル番号(DSN)を指定します。デバイスシリアル番号はデバイスのパッケージに印字されているもので、通常はデバイスの底面にも記載されています。シリアル番号が見つからない場合は、デバイスがAmazonアカウントに登録されていれば、Alexaアプリでシリアル番号を確認できます。
以下は、テストに使用するAlexa搭載デバイスに関する重要な注意事項です。
- スキルの作成時に使用した開発者アカウントにデバイスが登録されている必要があります。
- デバイスがAlexa Smart Propertiesのサポート対象デバイスである必要があります。サポート対象のデバイスについては、サポートされるデバイスを参照してください。
- ステップ7でスキルの認定申請が完了するまで、テストプロセス全体をとおして、デバイスがインターネット接続でオンラインの状態を維持できるようにする必要があります。
このステップでは、組織IDがあればそれも指定します。組織IDは、Alexa Smart PropertiesコンソールのAdministratorタブで確認できます。組織IDがない場合は、このステップでリクエストできます。
テストセットアップを設定するには
- 前のステップから続けて、Test your skillページのAdd your Devicesで、スキルのテストに使用するAlexa搭載デバイスのデバイスシリアル番号(DSN)を入力し、+をクリックします。
デバイスシリアル番号はデバイスのパッケージで確認するか、Alexaアプリで以下の手順を使用して確認できます。- Alexaアプリを開きます。
- 画面下部にあるデバイスアイコンをタップします。
- 画面上部にあるEcho・Alexaをタップします。
- リストからデバイスを選択します。
- 右上にある設定(歯車)アイコンをタップします。
- 画面下部にあるその他をタップします。
シリアル番号がシリアル番号の下に表示されます。
- 前のAlexa Skills Kit開発者コンソールでの手順から続けて、Test your skillページのAdd your Organization IDで、組織IDを入力します。組織IDがない場合は、Assign an organization ID for meにチェックを入れます。
組織IDがある場合は、Alexa Smart Propertiesコンソールで確認できます。Assign an organization ID for meにチェックを入れると、テストルームではAmazonが所有する組織IDが使用されます。この場合、Smart Propertiesテンプレートのスキル作成フローを終了すると、テストルームにアクセスすることはできなくなります。 - Create Test Roomをクリックします。開発者コンソールでテストルームの作成中に問題が発生したと表示される場合は、デバイスシリアル番号を入力した後に+をクリックしていない可能性があります。
注: Amazonが所有する組織IDを使用した場合(つまり、前の手順でAssign an Organization ID for meにチェックを入れた場合)は、スキルの認定を申請すると、Amazonが所有する組織とデバイスとの関連付けが解除され、組織でデバイスを再び使用できるようになります。
ステップ5: 音声対話モデルを作成する
このステップでは、スキルの音声対話モデルを作成します。
音声対話モデルを作成するには
- 前のステップから続けて、Test your skillページのBuild Modelで、Build Modelをクリックします。
- この間に、Test Voice ModelでDownload PDFをクリックします。
このPDFは、スキルがサポートできるすべての発話を把握するうえで役立ちます。ただし、関連するモジュールを追加していない場合は、スキルがPDFに記載されている応答を返すことはありません。たとえば、PDFには「What events are today?」(今日のイベントは?)などの発話がありますが、スキルにイベントモジュールが追加されていないと、この発話で応答例は返されません。スキルテンプレートでサポートされるのは、Q&A形式の質問のみです。サービスリクエストはサポートされません。 - 右上にある次へをクリックします。
ステップ6: スキルをテストする
前のステップで実行したモデルのビルドが完了したら、ステップ4で指定したAlexa搭載デバイスを使用して、スキルのテストを開始できます。
Alexa搭載デバイスでスキルをテストするには
- Alexa搭載デバイスで、「Alexa, open <skill invocation name>.」(アレクサ、<スキルの呼び出し名>を開いて)と言います。
ステップ7: スキルの認定を受けて公開する
このステップでは、スキルの詳細を確認し、プライバシーとコンプライアンスに関する質問に答えてから、スキルの認定審査を申請します。
スキルの認定を受けて公開するには
- Alexa Skills Kit開発者コンソールにログインして、Alexa Smart Propertiesスキルに移動します。
- 画面上部にあるCertify and publishをクリックします。
- Privacy and Complianceで、ユースケースに該当するチェックボックスをオンにします。
- 画面下部の審査を申請をクリックします。
これにより、ドキュメントを含む完了ページと、スキルビルダーを終了するボタンが表示されます。スキルビルダーを終了すると、スキルを作成した開発者アカウントにEメールが届きます。スキルの審査が完了したら、認定結果が記載されたEメールも届きます。
(オプション)ステップ8: スキルをさらにカスタマイズする
Alexa Smart Propertiesテンプレートを使用して作成したスキルは完全に機能します。ただし、テンプレートを使用してスキルを作成した後は、いつでもスキルをさらにカスタマイズできます。このスキルは一般的なカスタムスキルで、ほかのスキルと同様にAlexa Skills Kit開発者コンソールで確認できます。
たとえば、以下の方法でスキルを更新することができます。
-
音声対話モデルを更新する - ダイアログ、インテント、スロット、サンプル発話を更新したり、ルームごとの応答やエクスペリエンスを作成したりできます。たとえば、Alexaが「The garbage room is at the end of the hallway to your right.」(ゴミ置き場は廊下の突き当りの右側にあります)と応答するようにサポートを追加できます。 詳細については、スキルの対話モデルの作成を参照してください。
-
無指名のスキル呼び出し設定を更新する - スキルでサポートされる発話と無指名の呼び出し設定を更新し、無指名の呼び出しで実行できるその他のリクエストを指定します。詳細については、Alexa Smart Propertiesスキルに無指名対話を追加するを参照してください。
-
画面付きのAlexa搭載デバイスのエクスペリエンスをカスタマイズする - 画面付きのAlexaデバイス向けに、新しいアニメーション、グラフィック、画像、スライドショー、ビデオ、ワークフローを構築できます。詳細については、スキルに視覚要素とオーディオを追加するを参照してください。
-
Alexa Skills Kitコマンドラインインターフェースを使用してスキルをダウンロード・編集する - Alexa Skills Kitコマンドラインインターフェースを使用したダウンロードが可能です。その後、ASK CLIを使用してスキルを編集し、再アップロードすることができます。ASK CLIの使用については、ASK CLIコマンドリファレンスを参照してください。
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最終更新日: 2023 年 11 月 30 日