スキルの公開、配信、権限を管理しやすくする新しいツール

Leo Ohannesian Dec 19, 2019
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Productivity Certification Testing & Certification
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※このブログはNew Tools Give You Better Control of Publishing, Distribution, and Permissionsの翻訳です。

先月のブログでは、スキルのビルド、テスト、チューニングに役立つ3つのツールについて説明しました。今回はさらに、スキルの公開や配信、アクセス権限の管理まで容易に行えるツールを紹介します。新たに次の機能が加わりました。

これらの変更により、スキルの公開スケジュールを自由に設定したり、ユーザーへの公開の管理や同期が容易に行えるだけではなく、より多くのユーザーに簡単にリーチできるようになります。また、ユーザーが音声でスキルにリマインダーの権限を付与する可能性も高くなります。 

 

マーケティングやユーザーへの告知に合わせて公開日を指定する

セルフサービスのスキル公開機能により、スキルの公開スケジュールを管理できるようになりました。この機能は、マーケティングやバックエンドのデプロイ、ホリデーシーズンやカンファレンスといったイベントに合わせてスキルの公開日を調整する場合に特に便利です。ただし、公開日前までに認定審査を終えられるようスケジュールに余裕を持たせてください。

セルフサービスでスキルを公開するには、スキルの認定を申請するときに、コンソールの認定タブで「認定のみ」を選択します。スキルが認定に合格したら、「認定済み」ステータスに変わります。ステータスが変わったら、スキルの認定タブに戻り、公開日時を選ぶか、「今すぐ公開」をクリックして公開します。 「認定済み」スキルを公開する方法については、こちらをご覧ください。 また、CLIを使って公開することもできます。

詳しい手順は、開発者フォーラムでもご覧いただけます。

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スキルの自動配信を選択してより多くのユーザーにリーチする

Alexa Skills Kit(ASK)CLIの自動配信を利用すると、公開中の対象スキルを同じ言語のすべてのロケールに対しても公開できる権限をAlexaに付与できます。たとえば、スキルをEN_USに送信するだけで、EN_CA、EN_MX、EN_UK、EN_INといったほかのロケールのユーザーにも追加の処理なしで簡単にリーチできます。同じ言語に存在する複数のロケールに対して、スキルを自動で公開するからです。スキルに、すべてのロケールで楽しめるコンテンツが含まれる場合には特に便利な機能です。この機能により、複数のロケールにスキルを公開する手間を最小限にしつつ、ユーザートラフィックを増やすことができます。 スキルの自動配信を利用する方法については、こちらの技術資料をご覧ください。

 

音声による権限付与でリマインダーをより活用する

リマインダーの権限リクエストでは、Alexaユーザーからの明示的な許可が必要です。これまではリマインダー権限をAlexaアプリからしか付与できなかったので、手間がかかっていました。これからはユーザーが音声により、リマインダーを作成し編集する権限をスキルに付与できます。リマインダーの権限付与にかかる手間が省けるため、こうした権限を付与するユーザーが増えると考えられます。TVGuide.co.ukのCEOであるChetan Damani氏は次のように述べています。「スキルにリマインダーを追加すれば、当社のモバイルアプリで最も人気のある機能をスキルでも再現できます。けれど、今までは権限を得るのが少し面倒でした。こうした手間が音声による権限付与により解消されたことから、権限を取得できるリマインダーリクエストが大幅に増えたのです。」 既にAlexaリマインダーAPIを使っている場合、またはAlexaリマインダーの使用に興味がある場合は、音声によるリマインダーの権限付与の方法をご覧ください。

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