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Alexaスマートホームスキル

スマートホームスキルのしくみ

スマートホームスキルを使うと、ユーザーは、Alexaを使って照明やサーモスタット、カメラ、コーヒーメーカーといった、さまざまなコネクテッドデバイスや家電を操作できます。スマートホームスキルには、音声対話モデルが標準で組み込まれているため、基本的な対話を独自に作成する必要はありません。デバイスのユースケースを決め、必要な対話を有効にする機能を追加するだけで作成できます。

Alexa for Music

Alexaによるスマートホームエクスペリエンスを開発する方法

スマートホームエクスペリエンスを開発するにあたって、はじめにデバイスとAlexaの連携方法を決めます。音声ファーストの製品を開発するには、デバイスにAlexaを統合する方法と、Alexaでデバイスを操作する方法の2つがあります。Alexaを使う方法が決まったら、スキルの開発方法を選択します。スマートホームスキルAPIを使うか、カスタムスキルAPIを使うかのどちらかです。

デバイスでAlexaを使う方法

Alexa搭載デバイス

Alexa Voice Services(AVS)を使うデバイスを開発します。ユーザーが話しかけると、音楽、情報提供、スマートホーム機器の操作や、10万を超えるAlexaスキルなどのクラウドベースの機能にアクセスできます。

Alexaコネクテッドデバイス

コネクテッドデバイスをAlexaに接続すると、ユーザーは何億台ものAlexa搭載デバイスを通じてそれらのデバイスを操作できます。ユーザーがAlexaデバイスに話しかけると、照明やカメラなどのスマートホームデバイスやAlexa Gadgetなどのさまざまな機器やスキルを操作できます。

スキルを作成する方法

スマートホームスキルAPI

スマートホームスキルAPIでは、機能インターフェースにアクセスしてデバイスの機能やプロパティ、イベント、サポート対象のディレクティブを記述できます。何十種類もある機能インターフェースを利用して、照明を消したり、明るさを調整したり、デバイスのさまざまな機能に対応できます。

カスタムスキルAPI

カスタムスキルAPIでは、独自のカスタム音声対話モデルを使ってビルトイン機能を拡張できます。たとえば、スマートホームデバイスについて「アレクサ、このデバイスで何ができるの?」とたずねるなど、多くの対話を追加することができます。

マルチ機能スキル(MCS)

マルチ機能スキルでは、スマートホームスキルとカスタムスキルのモデルを1つのスキルに統合できます。スマートホームスキルにビルトインされた発話を独自の音声対話モデルで拡張することで、ほぼすべての機能に対応可能になります。これにより、ユーザーは2つのスキルを別々に有効にして呼び出す必要がありません。

その他の方法

Alexa Connect Kit

Alexa Connect Kit(ACK)を使用すると、クラウドサービス、複雑なネットワーク設定、セキュリティファームウェアなどの管理を気にすることなく、デバイスをAlexaに接続することができます。代わりに、1回限りの固定料金でACKモジュールを購入し、製品に統合します。ACKが提供するマネージドサービス、ソフトウェア、ツールを使い、Alexaコネクテッドのスマート製品を継続的に開発、管理できます。

Echo Plus Zigbeeのサポート

Amazon Echo Plusにはスマートホームハブが標準で搭載されているため、ハブやスマートホームスキルを個別に用意しなくても、電球やドアロック、壁埋め込み型スイッチ、プラグなどのZigbeeスマートデバイスとシームレスに接続し、制御することができます。

Alexa Gadget

スマートトイやスマートクロックなど、互換性のあるEchoデバイスとBluetooth経由でペアリングできるAlexa Gadgetを、Alexa Gadgets Toolkitを使用して独自に開発することもできます。

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スマートホームスキルの主な機能

機能インターフェース

機能インターフェースを使って、デバイスのAlexa機能を記述できます。たとえば、照明の明るさを調整したり、オン/オフしたりするなどです。

状態および変更レポートのサポート

ドアのロックを解除したり、サーモスタットをオンにしたりといった変化がデバイスにあった場合、Alexaに通知を送信できます。

状態チェックの検出メッセージ

ユーザーが、AlexaやAlexaアプリを使って、現在のデバイスの状態をチェックできます。

イベント共有

Lambda関数やデバイス制御クラウドからAlexaにイベントを送信し、リクエストが完了したらユーザーに知らせます。

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architecture diagram
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スマートホームスキルの例

iRobot Home
LinkJapan eHome
IRIS SmartST
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スマートホームスキルの最新機能

                

Date Name Summary Locale Availability Links Release Type

5/28/2020

Multi-Capability Skills

Introducing Multi-Capability Skills: Combine Smart Home and Custom Skill Models into a Single Skill

All

Blog

GA

2/3/2020

ChangeReport Accuracy Rate

New Smart Home Analytic Metric: ChangeReport Accuracy Rate

All

Documentation

Generally Available

2/3/2020

Smart Home Live Debugger

Smart Home Live Debugger Now Supports Proactive Discovery and Delete Events

All

Documentation

Generally Available

11/26/2019

Networking API

Use the new networking API to control your networking devices

 

Alexa Blog

Documentation

Generally Available

スマートホームスキルの開発を始める

開発の準備はできましたか? スマートホームスキルを開発する方法に関するこれらのリソースを読んで、Alexa Skills Kitを使ったスキルの開発を始めましょう。

スマートホームスキルの作成手順

スマートホームデバイスを制御するスキルの作成手順を説明します。

5つの前提条件

アカウントリンクからAWS Lambda関数の作成まで、スマートホームスキル開発にあたっての5つの前提条件を紹介します。

APIリファレンスガイド

スマートホームスキルとAlexaの間で情報を交換し、機能インターフェースを使ったデバイスの機能を定義する方法について説明します。

デバイス開発オプションを調べる

スマートホームデバイスの開発に関する情報をお探しですか? デバイス開発者向けのオプションをご紹介します。