AudioPlaybackStream
コンストラクタ
new AudioPlaybackStream()
new AudioPlaybackStream(
id):AudioPlaybackStream
新しいAudioPlaybackStreamインスタンスを作成します。このコンストラクターは直接呼び出さないでください。AudioPlaybackStreamBuilder.AudioPlaybackStreamBuilder.buildAsyncを使用してインスタンスを作成します。
パラメーター
id
number
内部ストリーム識別子
戻り値
プロパティ
streamId
streamId:
number
メソッド
duckVolumeAsync()
duckVolumeAsync(
mode,value,rampDurationMs):Promise<number>
ダッキングのためにストリームの音量を調整します。EXPLICITダッキングポリシーを使用する場合にのみ有効になります。
パラメーター
mode
number
DB (0)またはPERCENTAGE (1)
value
number
下げることができる音量:
DBの場合: 0~144dBPERCENTAGEの場合: 0~100%
rampDurationMs
number
目標の音量に達するまでのミリ秒単位の時間
戻り値
Promise<number>
Promiseは以下に解決されます。
STATUS_NO_ERROR (0): 音量がダッキングされましたSTATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_BAD_VALUE (-2): パラメーターが無効ですSTATUS_INVALID_OPERATION (-8): ダッキングポリシーが正しくありません
flushAsync()
flushAsync():
Promise<AudioStatus>
再生状態を変更せずに、バッファリングされたすべてのデータをフラッシュします。
戻り値
Promise<AudioStatus>
Promiseは以下に解決されます。
STATUS_NO_ERROR (0): フラッシュされましたSTATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_INVALID_OPERATION (-8): 再生中はフラッシュできませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
getAudioAttributesAsync()
getAudioAttributesAsync():
Promise<AudioAttributes>
再生ストリームの現在のオーディオ属性を取得します。
戻り値
Promise<AudioAttributes>
Promiseは、以下を含むAudioAttributesオブジェクトに解決されます。
contentType: 再生中のコンテンツのタイプusage: ストリームの使用カテゴリーflags: 現在の動作のフラグ。 または、次の値で拒否します。STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
getAudioConfigAsync()
getAudioConfigAsync():
Promise<AudioConfig>
再生ストリームの現在のオーディオ構成を取得します。
戻り値
Promise<AudioConfig>
Promiseは、以下を含むAudioConfigオブジェクトに解決されます。
sampleRate: Hz単位の現在のサンプルレートchannelMask: 現在のチャネル構成format: 現在のサンプルフォーマット。 または、次の値で拒否します。STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
getAudioEffectSessionIdAsync()
getAudioEffectSessionIdAsync():
Promise<number>
このストリームに関連付けられているカスタムオーディオエフェクトセッションIDを取得します。
戻り値
Promise<number>
Promiseは以下に解決されます。
- 正の値: エフェクトセッションID
STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_BAD_VALUE (-2): エフェクトセッションが割り当てられていません
getAudioFocusSessionIdAsync()
getAudioFocusSessionIdAsync():
Promise<number>
このストリームに関連付けられているオーディオフォーカスセッションIDを取得します。
戻り値
Promise<number>
Promiseは以下に解決されます。
- 正の値: フォーカスセッションID
STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_BAD_VALUE (-2): フォーカスセッションが割り当てられていません
getBufferCountAsync()
getBufferCountAsync():
Promise<number>
このストリームに構成されているバッファ数を取得します。
戻り値
Promise<number>
Promiseは以下に解決されます。
- 正の値: バッファ数
STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
getChannelCountAsync()
getChannelCountAsync():
Promise<number>
再生ストリームのチャネル数を取得します。
戻り値
Promise<number>
Promiseは以下に解決されます。
- 正の値: チャネル数
STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
getDuckingPolicyAsync()
getDuckingPolicyAsync():
Promise<number>
ストリームの現在のダッキングポリシーを取得します。
戻り値
Promise<number>
Promiseは、types/AudioCoreClientTypes.StreamDuckingPolicyに解決されます。
SYSTEM (0): システムが自動的にダッキングを処理しますEXPLICIT (1): アプリケーションがダッキングを処理する必要があります
または、次の値で拒否します。
STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
getFramesPerBufferAsync()
getFramesPerBufferAsync():
Promise<number>
このストリームに構成されているバッファあたりのフレーム数を取得します。
戻り値
Promise<number>
Promiseは以下に解決されます。
- 正の値: バッファあたりのフレーム数
STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
getLatencyInMsAsync()
getLatencyInMsAsync():
Promise<number>
再生ストリームの現在のレイテンシをミリ秒単位で取得します。これには、バッファとハードウェアレイテンシの両方が含まれます。
戻り値
Promise<number>
Promiseは以下に解決されます。
- 正の値: ミリ秒単位のレイテンシ
STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
getNumBytesInPipelineAsync()
getNumBytesInPipelineAsync():
Promise<number>
再生パイプラインで現在再生待ちの状態にあるバイト数を取得します。
戻り値
Promise<number>
Promiseは以下に解決されます。
- 正の値: パイプラインにあるバイトの数
STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
getNumBytesOfNativeBufferAsync()
getNumBytesOfNativeBufferAsync():
Promise<number>
再生に使用されるネイティブバッファのサイズを取得します。再生用にキューに入れることができるデータの最大量を表します。
戻り値
Promise<number>
Promiseは以下に解決されます。
- 正の値: バイト単位のバッファサイズ
STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
getPresentedFrameCountAsync()
getPresentedFrameCountAsync():
Promise<number>
再生されたフレームの総数を取得します。
戻り値
Promise<number>
Promiseは以下に解決されます。
- 正の値: 成功時にオーディオパイプラインに再生されるフレーム数。
STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
getSampleRateAsync()
getSampleRateAsync():
Promise<number>
再生ストリームのサンプルレートを取得します。
戻り値
Promise<number>
Promiseは以下に解決されます。
- 正の値: Hz単位のサンプルレート
STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
getSampleSizeAsync()
getSampleSizeAsync():
Promise<number>
再生ストリームのサンプルサイズをビット単位で取得します。
戻り値
Promise<number>
Promiseは以下に解決されます。
- 正の値: ビット単位のサンプルサイズ(例:16、24、32)
STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
getUnderrunCountAsync()
getUnderrunCountAsync():
Promise<number>
アンダーランの合計発生回数を取得します。
戻り値
Promise<number>
Promiseは以下に解決されます。
-
正の値: ストリームが存続している間のアンダーラン発生回数。
STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
getUnderrunSizeAsync()
getUnderrunSizeAsync():
Promise<number>
アンダーランのサイズをフレーム単位で取得します。再生バッファが空になると、アンダーランが発生します。
戻り値
Promise<number>
Promiseは以下に解決されます。
- 正の値: バッファサイズとアンダーランしきい値のフレーム数の差。フレーム数は切り上げられます。
-
0: アンダーランなし STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
getVolumeAsync()
getVolumeAsync():
Promise<number>
ストリームの現在の音量レベルを取得します。
戻り値
Promise<number>
Promiseは以下に解決されます。
- 0~100: 現在の音量レベル
STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
initCheckAsync()
initCheckAsync():
Promise<AudioStatus>
再生ストリームが適切に初期化されているか確認します。ストリームを確実に準備するには、ほかのメソッドを使用する前に呼び出す必要があります。
戻り値
Promise<AudioStatus>
Promiseは以下に解決されます。
STATUS_NO_ERROR (0): ストリームは適切に初期化されていますSTATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
pauseAsync()
pauseAsync():
Promise<AudioStatus>
ストリームの再生を一時停止します。バッファ内のデータは保持されます。再生を再開するときはstartAsyncを使用します。
戻り値
Promise<AudioStatus>
Promiseは以下に解決されます。
STATUS_NO_ERROR (0): 一時停止されましたSTATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_INVALID_OPERATION (-8): ストリームは既に一時停止されていますSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
queryMinimumBufferInfoAsync()
queryMinimumBufferInfoAsync():
Promise<Object>
最小バッファ情報を取得します
戻り値
Promise<Object>
minFramesPerBufferフィールドとminBufferCountフィールドのあるオブジェクト
registerEventObserverAsync()
registerEventObserverAsync(
callback):Promise<AudioStatus>
再生ストリームイベントを受け取るコールバックを登録します。一度に登録できるコールバックは1つだけです。
パラメーター
callback
(value) => void
イベントを受け取る関数。イベントには以下のものがあります。
DIED (0): ストリームが失敗しましたRECOVERED (1): ストリームが障害から回復しましたSTOPPED (2): 再生が停止しましたMUTE_STATE_UPDATE (3): ストリームのミュート状態が変更されましたFRAME_UNDERRUN (4): バッファアンダーランが発生しました
戻り値
Promise<AudioStatus>
Promiseは以下に解決されます。
STATUS_NO_ERROR (0): コールバックが登録されましたSTATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_BAD_VALUE (-2): コールバックが無効ですSTATUS_ALREADY_EXISTS (-4): コールバックは既に登録されています
setVolumeAsync()
setVolumeAsync(
gain):Promise<number>
ストリームの音量レベルを設定します。システム音量とは別の設定になります。
パラメーター
gain
number
音量レベル(0~100)
戻り値
Promise<number>
Promiseは以下に解決されます。
STATUS_NO_ERROR (0): 音量が設定されましたSTATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_BAD_VALUE (-2): ゲイン値が無効ですSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
setVolumeWithFadeAsync()
setVolumeWithFadeAsync(
volume,duration,fadeType):Promise<number>
ストリームの音量をフェード効果付きで設定します。
パラメーター
volume
number
ターゲット音量(0~100)
duration
number
持続時間(ミリ秒)
fadeType
フェードカーブタイプ
戻り値
Promise<number>
フェードが開始されたときに解決されるPromiseです。
STATUS_NO_ERROR (0): 音量が設定されましたSTATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_BAD_VALUE (-2): ゲイン値が無効ですSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
startAsync()
startAsync():
Promise<AudioStatus>
ストリームの再生を開始または再開します。
戻り値
Promise<AudioStatus>
Promiseは以下に解決されます。
STATUS_NO_ERROR (0): 開始されましたSTATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_INVALID_OPERATION (-8): ストリームは既に再生されていますSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
stopAsync()
stopAsync():
Promise<AudioStatus>
再生を停止し、すべてのバッファをクリアします。pauseAsyncとは異なり、バッファリングされたデータをすべて破棄します。
戻り値
Promise<AudioStatus>
Promiseは以下に解決されます。
STATUS_NO_ERROR (0): 停止しましたSTATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_INVALID_OPERATION (-8): ストリームは既に停止していますSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
unregisterEventObserverAsync()
unregisterEventObserverAsync():
Promise<AudioStatus>
以前に登録されたイベントコールバックの登録を解除します。
戻り値
Promise<AudioStatus>
Promiseは以下に解決されます。
STATUS_NO_ERROR (0): コールバックの登録が解除されましたSTATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_BAD_VALUE (-2): 登録されたコールバックはありません
writeAsync()
writeAsync(
buffer):Promise<AudioStatus>
オーディオデータを再生バッファに書き込みます。
パラメーター
buffer
ArrayBuffer
書き込むオーディオデータ
戻り値
Promise<AudioStatus>
Promiseは以下に解決されます。
- 正の値: 書き込まれたバイト数
STATUS_NO_INIT (-3): ストリームが初期化されていませんSTATUS_BAD_VALUE (-2): バッファが無効ですSTATUS_INVALID_OPERATION (-8): 書き込み操作が失敗しましたSTATUS_WOULD_BLOCK (-6): バッファがいっぱいですSTATUS_DEAD_OBJECT (-5): サーバー通信エラー
getMajorVersion()
staticgetMajorVersion():number
AudioPlaybackStream実装のメジャーバージョン番号を取得します。バージョンの確認に使用できます。
戻り値
number
メジャーバージョン番号
getMinorVersion()
staticgetMinorVersion():number
AudioPlaybackStream実装のマイナーバージョン番号を取得します。バージョンの確認に使用できます。
戻り値
number
マイナーバージョン番号
getPatchVersion()
staticgetPatchVersion():number
AudioPlaybackStream実装のパッチバージョン番号を取得します。バージョンの確認に使用できます。
戻り値
number
パッチのバージョン番号
Last updated: 2025年10月2日

