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ライブデバイスインタラクション

ライブデバイスインタラクション

ライブデバイスインタラクションを使用すると、さまざまなFire TVとFireタブレットにアクセスできます。テストアプリをアップロードしたり、公開中のアプリを開いたり、次のようなシナリオの機能テストを実行したりできます。

  • APKをサイドロードしてテストし、インストール時とアンインストール時のアプリの動作を確認する
  • インストールし、起動し、終了する
  • アプリ内のサインイン画面やサインアップ画面に移動する
  • Amazonアプリストアのコンテンツを閲覧する
  • ダウンロードした公開中のアプリでアプリ内課金を実行する
  • バーチャルリモコンを使用してアプリの操作と制御を行う

また、スクリーンショットの撮影、ビデオの録画、ログのダウンロードを行ったり、Android Debug Bridge(adb)コマンドを送信したりすることもできます。

デバイスへのリモート接続

ライブデバイスインタラクションにアクセスするには、[ライブデバイスインタラクション] タブをクリックするか、Amazonアプリストア品質管理セントラルのホーム画面の [ライブデバイスインタラクション] セクションで [開始する] をクリックします。

[デバイス] タブに、リモートで操作できる使用可能なデバイスが表示されます。

使用可能なFireデバイスをクリックできる画像。
[デバイス] タブ

[Details] タブには、モデルやOSのバージョンなど、使用可能なデバイスの詳細が表示されます。また、使用可能なデバイスの数と、使用中のデバイスの数も確認できます。

デバイスの詳細には、デバイス名、モデル、ファミリー、OSに加え、デバイスが使用可能かどうかが表示されます。
[Details] タブ

特定のデバイスに接続するには

  1. [デバイス] タブで、リモートセッションを開始するデバイスの画像をクリックします。または、[Details] タブで、操作する対象デバイスの [Use] をクリックします。
  2. デバイスに接続したら、Amazonアカウントでサインインします。
リモートのFireデバイスの画面。Amazonアカウントでサインインします。リモートデバイスを制御するためのバーチャルFire TVリモコン。
ライブデバイスの [Control] タブ

デバイスに接続すると、次のいずれかのアクションを選択して実行できます。

  • [Remote] タブで、バーチャルリモコンにアクセスしてFire TVを操作します。
  • [Dashboard] タブの [App Upload] セクションで、ローカルデバイスからアプリバイナリをアップロードします。
  • [Dashboard] タブの [Shell] セクションで、adbコマンドを入力します。
  • [Screen] タブで、スクリーンショットとビデオを撮影します。セッションを終了する前に、スクリーンショットとビデオをすべてダウンロードしてください。
  • [Logs] タブで、デバッグまたは検証用のログを生成します。
  • Amazonアプリストアに移動し、公開中のアプリをダウンロードします。

リモートデバイスにアクセスする場合、バーチャルリモコン、キーボード、キーボードタッチパッドを使用して操作できます。Fire TVの場合、最適なエクスペリエンスを実現するにはバーチャルリモコンを使用してください。

次の画像は、キーボードとFire TVリモコンの対応を示しています。

説明テキストを参照してください。

説明

  • D-Padナビゲーション: キーボードの左、右、上、下の矢印キーを使用します。
  • ホームボタン: [Remote] タブにあるバーチャルリモコンのホームボタンアイコンを使用します。
  • D-Padの選択ボタン: キーボードのEnterキーを使用します。
  • 戻るボタン: [Remote] タブにあるバーチャルリモコンの戻るボタンアイコンを使用します。
  • ビデオストリーミングコントロールを使用する場合は、ビデオ画面をクリックしてシークバーをアクティブにします。次に、右矢印キーを使用して早送り、左矢印キーを使用して早戻し、スペースバーを使用して再生または一時停止します。

Fireタブレットの場合は、キーボードのタッチパッドを使用して操作できます。スワイプジェスチャを行うには、タッチパッドの左ボタンを長押しします。左ボタンを押したまま、タッチパッドで目的の方向にスワイプします。

ガイドライン

ライブデバイスインタラクションを最大限に活用するには、次のガイドラインを使用してください。

推奨事項

  • 良好な速度と帯域幅(100Mbps以上)で安定したインターネット接続を利用する。
  • Fire TVまたはFireタブレットを使用する前に、Amazonアカウントにサインインする。
  • デバイス登録時に有効になったデバイスPINを保存する。
  • リモートセッションまたはウィンドウを閉じる前に、ログ、記録、その他の生成データを保存する。

禁止事項

  • USBデバッグ機能を無効にする。USBデバッグを無効にすると、デバイスが切断される可能性があります。
  • デバイスを15分以上アイドル状態のままににする。デバイスをアイドル状態のままにしておくと、デバイスが切断される可能性があります。
  • 複数のデバイスセッションを同時に開く。
  • 画質やリフレッシュレートを変更したり、複数のクリックを同時に実行する。このようなアクションは遅延の原因になる可能性があります。

Last updated: 2024年12月16日