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コネクテッドカースキルAPIには、コネクテッドカーのユースケースに特化して開発された機能インターフェースが含まれています。これらのインターフェースを使うことで、独自の音声対話モデルの作成やサンプル発話の追加なしに、簡単にスキルを開発できます。また、標準の音声ユーザーインターフェースを使用しているため、効率よくスキル認定を進めて開発の負荷を軽減できます。 独自のカスタムスキルを開発して特定のアプリケーション向けに機能を拡張したり、標準のコネクテッドカースキルAPIとカスタムインテントを1つのスキルに統合するマルチ機能スキルを使ったりすることもできます。 既にカスタムスキルをお持ちのOEMの場合は、マルチ機能スキルを使って段階的にコネクテッドカースキルAPIに移行することができます。
コネクテッドカースキルAPI
コネクテッドカースキルAPIでは、機能インターフェースにアクセスしてコネクテッドカーの機能やプロパティ、イベント、サポート対象のディレクティブを記述できます。プリビルドの機能インターフェースを利用して、エンジンをかけたり、温度を設定したり、ドアをロックしたりといったさまざまな機能をサポートできます。
マルチ機能スキル
マルチ機能スキルでは、コネクテッドカースキルとカスタムスキルのモデルを1つのスキルに統合できます。コネクテッドカースキルにビルトインされた発話を独自の音声対話モデルで拡張することで、ほぼすべての機能に対応できるようになります。このためユーザーは、2つのスキルを別々に有効にして呼び出す必要がありません。
カスタムスキルAPI
カスタムスキルAPIを使用すると、独自の音声対話モデルを一から作成できます。これにより、コネクテッドカースキルAPIで提供されている以上の機能を追加でサポートできます。
無指名の呼び出し
ユーザーは、手間をかけずに自由な方法で、コネクテッドカーのリモコン機能を呼び出せるようになりました。これは、ユーザーの満足度向上やスキルのエンゲージメント向上につながります。
直感的な呼び出し
ユーザーは、「my car」、「my truck」、「my SUV」といった自然な呼び方や、「my Nissan」といったニックネームを使ってコネクテッドカーを呼び出すことができます。
認証
リクエストの実行に音声コードを必須とするなど、ユーザー対話の安全性を強化することもできます。
明瞭な対話
明瞭な対話により、ディレクティブの実行に認証が必要な場合など、マルチターンの対話の必要性が少なくなります。これにより、「Alexa, start my car with pin one, two, three, four.」といった発話が可能になります。
クラウドコネクテッドカーOEMメーカーの開発者であれば、コネクテッドカースキルを作成できます。Amazonのビジネス開発チームと連携し、ユーザーに音声エクスペリエンスを提供しましょう。 現時点では、目的が個人利用でも一般公開でも、個人の開発者がコネクテッドカースキルを作成することはできません。
コネクテッドカースキルを開発する方法については、下記のリソースを参照してください。そして、Alexa Skills Kitを使ったスキルの開発を始めましょう。
