スキルが公開されたあともスキルに問題がないか確認をしましょう

Nahoko Hirabayashi Apr 13, 2021
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Alexaスキルを利用するユーザーの皆さまに、より良いスキルを提供できるよう、Alexaスキルストアにスキルが公開されたあとも、モニタリングを行っています。スキルが公開されたあとも継続的にスキルに問題がないか確認をしましょう。ここでは、チェックポイントをいくつかご紹介します。

1. エンドポイントに問題がないか確認しましょう

スキルを起動すると、「○○スキルに現在アクセスできません。」と応答してスキルを使用できない場合があります。これはエンドポイントに問題がある場合があります。スキルのエンドポイントがAWS LambdaやAlexa-hostedスキルの場合、CloudWatchログからエラーを参照することができます。また、Alexaからのリクエストやスキルのレスポンスをログに出力し、デバッグすることができます。ログ出力はインターセプターを使用してください。インターセプターの例はこちら(英語)をご覧ください。

2. サンプルフレーズと起動フレーズが問題なく起動することを確認しましょう

サンプルフレーズは、スキル説明の 「発話の例」に表示されます。ユーザーはこの「発話の例」を使用して、スキルを使用する可能性が高いです。すべてのサンプルフレーズが期待どおりに機能し、エラーのない応答をすることは重要です。サンプルフレーズが正しく認識され、スキルに届いているかを確認するには、Alexa アプリの発話履歴で応答を検証します。

Web版Alexaアプリにログインし、[設定]を選択して、URLの末尾に[dialogs]を追加 [ https://alexa.amazon.co.jp/spa/index.html#settings/dialogs] アドレスバーにURLを貼り付けてアクセスするといいです。
次に、サンプルフレーズまたは起動フレーズが「このリクエストは<スキル名>に送信されました」と表示されていることを確認してください。詳細は、サンプルフレーズの確認とテストを参照してください。

Alexa App History

3. カスタムインテントとビルトインテントがエラーなく関連性のある応答を提供しているか確認しましょう

2ではサンプルフレーズと起動フレーズについて説明しました。サンプルフレーズと起動フレーズ以外にも、すべてのフレーズが正しい応答をし、エラーがないことを確認します。スキルの応答がスキルに無関係だと、ユーザーの期待内容と異なり、カスタマーエクスペリエンスの低下につながります。

AMAZON.StopIntentとAMAZON.CancelIntentを含むすべてのインテントをテストし、すべての場面で応答にエラーがないこと、また、ユーザーが理解しやすく明確な応答であることを確認してください。

4. フラッシュブリーフィングスキルにおいて、ニュースフィードに問題がないか確認しましょう

スキルのフィードが過去7日間に更新されたコンテンツである必要があります。フィードの更新方法はこちらを参照してください。公開前の審査では、最新のニュースを読み上げていたにも関わらず、スキルが公開されたあとに、「現在最新ニュースはありません。」という応答になり、最新のニュースを読み上げてくれないことがあります。フィード形式に記載されていないタグを使用するとエラーになる可能性があります。テキストコンテンツではSSML、HTML、XMLのタグなどの特殊文字を含まない、プレーンテキストである必要があります。フィード形式の詳細はこちらを参照してください。また、フィードのサイズが1MB以下であることも確認してください。

 

スキルが公開されたあとのモニタリングで問題が確認された場合、公開前の審査と同様 no-reply-skilldev@amazon.comより開発者アカウントに登録されているEメールアドレスに通知が届きます。開発者アカウントのEメールアドレスが最新のものになっているか確認してください。開発者アカウントについての詳細はこちらをご覧ください。

メール通知を受け取りましたら、速やかに修正し、開発者コンソールの認定タブより再申請を行ってください。

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