自然言語理解 (NLU)とは?

NLU: スマートなコンピューターを作る

自然言語理解(NLU)を使うことで、コンピューターは、単なる単語の羅列としてではなく、話す人の本当の意図がわかるようになります。たとえば、Alexa のような音声テクノロジーが、ユーザーが「アレクサ、外はどんな感じ?」と聞いたときに周辺の天気予報について聞いているのだろうと推測できるようになるということです。

今日の音声テクノロジーは NLU を使って開発されています。NLU は人工知能のことで、人間の言語におけるパターンや意味の認識を行います。決まった言い方をしなくても、コンピューターがユーザーの言いたいことを理解できるようになってこそ、音声を使って本当の会話をしていると実感できるようになるのです。

Building Smarter Computers

コンピューターに音声を使った解釈を学習させる

コミュニケーションは意味の解読の積み重ねです。ときには間違った言葉を使ってしまうことも、使った言葉では本来の意図が伝わらないこともあります。つまり、NLU とは、コンピューターに発言の裏に隠された文脈と、同じ内容のさまざまな言い方を柔軟に理解させるようにするためのものです。

NLU 以前は、音声入力対応の天気予報アプリをデザインするには「雨は降ってる?」とたずねる何千通りものパターンのリストが必要でしたが、 NLU を使うようになってから、Amazon Echo などの Alexa 搭載デバイスは、何千ものアプリでやり取りされた対話の履歴からの学習を活かして、「外は雨?」と「雨は降りそう?」は、実は同じ質問なのだということを理解できるようになりました。このような柔軟性を得たことで、音声エクスペリエンスは、より速く、より簡単でもっと楽しくテクノロジーと対話し、つながることを可能にしています。

NLU を組み込んだ音声テクノロジーでは、ユーザーの意図の推測に使う時間が少なくて済むため、開発者は使いやすい音声エクスペリエンスのデザインにさらに注力できます。では、自然な音声エクスペリエンスをデザインするための 4 つのヒントを紹介しましょう。

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1.意図を明確にする

達成したい目標は人によってさまざまです。 具体化しましょう。

2.発話を決定する

人は自分の目標や意図を表すためにどんな単語やフレーズを使うでしょうか。 サンプルは多ければ多いほどよいでしょう。

3.訂正に対応する

自然な会話は完璧な会話ではありません。ユーザーが間違いを訂正したり、答えを変えたりできるようにしましょう。

4. 例外を作る

どんな場合でも、わかっているふりをして間違った答えを言うよりも、「それについてはわかりません」と言うほうが適切です。

音声デザインには他にもさまざまな階層があります。たとえば、音声ユーザーインターフェースは簡潔で、必要な量の情報だけを伝える必要があります。自然な会話と同じように、ユーザーの応答で新たに出てきた情報に応じて、ユーザーを少しずつ目標に近づけていきましょう。

詳細については、 Alexa デザインガイド を参照してください。

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音声開発に NLU を利用するにはどうすればよいでしょうか。 Alexa Skills Kit(ASK)を使って画期的な音声エクスペリエンスを今すぐ作成してみましょう。ASK を使うことで、Amazon が音声デザインの分野で培ってきた知識や草分け的な研究の成果を利用することができます。ASK は、すばやく簡単にAlexa の開発ができる各種セルフサービスの API、ツール、ドキュメント、コードサンプルのコレクションです。Alexa は、クラウドベースの音声サービスで、何千万ものデバイスで利用できます。

今すぐ音声デザインを始めて、未来のテクノロジーを創造しましょう。