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Echo Show 15デバイス上でFire TVが利用可能に

Katrina Brkic Dec 07, 2022
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Launch Fire TV
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米国、カナダ、メキシコ、ブラジル、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オーストラリア、日本にて、Echo Show 15デバイス上でFire TVが利用可能になりました。Echo Show 15は、壁掛け・スタンド設置の両方に対応した、シリーズ初となるFire TV搭載のスマートディスプレイです。Fire TVを搭載したEcho Show 15により、全世界に存在する1億5000万台のFire TVデバイスよりも、さらに多くの新規顧客にリーチするチャンスを提供します。

Echo Show 15のアプリの開発については、 以下の詳細をご確認いただき、ユーザー向けに最適化されたアプリをローンチしてください。

Echo Show 15の開発者向け情報

Echo Show 15は15.6インチのフルHDディスプレイを搭載し、AV1/HVEC/MPEGコーデックをサポートするAmlogic Pop1プロセッサ、6つのマイクアレイ、5MPのカメラ、3GBのRAM、16GBのフラッシュメモリ、Alexa機能とタッチサポートを備えています。

Fire OS 7のデバイスで動作し、最小限APIレベル28が必要です。デバイスの仕様デバイスフィルタリングを参照し、デバイス間の互換性を最大限に確保するようにしてください。

既存のFire TV対応アプリの場合

touch on Fire TV

 

Echo Show 15デバイスはタッチ対応であるため、アプリを最適化して利用しやすくすることをお勧めします。タッチサポートを実装すれば、リモコンを使用しなくてもコンテンツを操作できます。

  • タッチサポートを有効にするには、こちらの開発者記事(英語のみ)とタッチ機能に関するベストプラクティスのドキュメントをご確認ください。
  • 注: アプリ内キーボードやタッチサポートを実装していない場合、[テキストの編集]をタップするとオンスクリーンタッチキーボードが表示されます。

新規Fire TV対応アプリの場合
Fire TV対応アプリを開発する場合は、スキル(Java開発者、ウェブ開発者、コンテンツ開発者)やプラットフォーム(Android、HTML5ウェブアプリ)、必要な機能(広告、認証等)などに応じて、さまざまなフレームワークやオプションから選択することができます。

Android開発の経験が豊富な方は、Fire OSを対象とする開発とAndroidを対象とする開発の違いもご確認ください。

新規Fire TV対応アプリの開発手順は以下のとおりです。

  1. Amazon開発者アカウントを作成します。
  2. Fire TV対応アプリ・ゲームの開発についてリモコン入力のドキュメントを参照します。
  3. アプリを開発、テストし、Amazonアプリストアに申請します。

関連リソース

よくある質問(FAQ)

リリースの時点で、Echo Show 15のFire TVは一部のコンテンツとLunaに対応していません。また、Echo Show 15のFire TVは独自のソフトウェアエクスペリエンスであるため、Fire TVデバイスやスマートTVで利用可能なコントロールと設定の一部はEcho Show 15に搭載されていません。

Echo Show 15では、Alexaを通じて既存の音楽ストリーミングサービスが利用可能です。対応しているサービスには、Apple Music、Apple Podcasts、Spotify Pandora、iHeartRadio、Deezer、JioSaavn、SiriusXM、Tidalなどがあります。対応しているすべてのサービスを確認するには、Link Music Streaming Services to Alexa(英語のみ)をご確認ください。

Echo Show 15デバイスでアプリをテストするには、Amazonアプリストアのライブアプリテストサービスをご利用ください。ADBでFire TVに接続することはできますが、この方法はEcho Show 15デバイスには適用されません。

ご不明な点やご質問、ご意見などがある場合は、Amazon開発者フォーラムのFire TVとFire TV Stickのカテゴリー(英語のみ)をご利用ください。

Echo Show 15は壁に取り付けたりカウンターの上に置いたりするように設計されており、オンスクリーンリモコンに加え、タッチUIが主な操作手段となっています。Fire TVのほかに、Windows 11などのプラットフォームもタブレットのタッチインターフェイスをサポートしています。リモコン以外で入力できるようにすることで、より多くのユーザーがさまざまなデバイスで操作できるようになります。

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