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Vegaツールでのテレメトリの管理

Vegaツールでのテレメトリの管理

Amazonでは、Vega SDK開発者ツールのパフォーマンス、信頼性、使いやすさを向上させる目的でテレメトリを収集しています。使用状況データは、Amazonで問題を特定し、改善点に優先順位を付け、より優れた開発者エクスペリエンスを提供するために役立ちます。Vega SDKとそのパッケージに含まれているツールでは、デフォルトでテレメトリが収集されます。収集される内容には、コマンドの使用状況、システム情報(OSやアーキテクチャなど)、ランタイムエラーなどがあります。

テレメトリは匿名ではなく、ユーザーの識別に使用できる個人情報や、アプリのプロジェクトレベルの識別子(app_idなど)が含まれる場合があります。テレメトリ収集からオプトアウトする方法で説明されているように、オプトアウトはいつでも可能です。テレメトリを有効のままにしている場合は、バックグラウンドでデータが収集され、追加の確認が表示されることはありません。収集されるすべてのテレメトリの一覧については、Vega SDKから収集されるテレメトリの種類を参照してください。

Amazonがどのように個人情報を使用するかの詳細については、Amazonのプライバシー規約を参照してください。

Vega SDKから収集されるテレメトリの種類

次のテレメトリプロパティは、Vega SDKに付属するすべてのツールから収集されます。

プロパティ 説明
component_name SDKツールの名前。
sdk_version Vega SDKのバージョン。
component_version コンポーネントツールのバージョン。
metric_type 収集されたデータのタイプまたはカテゴリー。
operation_name メインの操作の名前。
suboperation_name 固有の操作の名前。
metric_value 収集されたデータの値。
architecture 環境のCPUアーキテクチャ。
os_name オペレーティングシステムの名前。
os_codename オペレーティングシステムのコードネーム。
os_version_number オペレーティングシステムのバージョン番号。
cpu_name CPUの名前。
instance_id ツールインスタンスの一意の識別子。
directed_id カスタマーIDの暗号化された識別子。
machine_id コンピューターのハッシュ識別子。

テレメトリ収集からオプトアウトする方法

Vega SDKのインストール後、次のいずれかのオプションを使用してテレメトリ収集を無効にすることができます。

オプション1: configファイルを変更してオプトアウトする

  1. {$KEPLER_SDK_PATH}/state/kepler-telemetry/config.jsonファイルを開きます。
  2. optInキーをfalseに設定します。

    {
      "optIn": false
    }
    

オプション2: Vega Studioを通じてオプトアウトする

Vega Studioを通じてテレメトリ収集を無効にすることもできます。これはconfigファイルのopt-inフラグと同期されます。

  1. VS Codeで、[Code] > [基本設定] > [設定] に移動します。
  2. [ユーザー] サブタブに切り替えます。
  3. [設定の検索] バーに、「Kepler: Telemetry」と入力します。
  4. [Telemetry: Telemetry Level] パネルで、ドロップダウンリストから [Off] を選択します。

ツール固有のテレメトリ収集

タブを選択すると、各ツールによって収集されるデータを確認できます。


Vega Studioから収集される追加データ

プロパティ 説明
device_architecture デバイスのアーキテクチャ(例: ARMまたはx86)。
device_build_version デバイスにインストールされているビルドバージョン。
device_family デバイスのファミリー名。
device_in_developer_mode デバイスが開発者モードになっているかどうかを示します。
device_type 操作のターゲットデバイスのタイプ。
error_message 発生したエラーを説明するプライマリメッセージ。
error_name 発生したエラーの名前または分類。
notification_message ユーザーに表示される通知テキスト。
package_id アプリパッケージに割り当てられた一意の識別子。
project_type ビルドまたは実行しているプロジェクトのタイプ。
stack_trace エラーになったメソッド呼び出しのシーケンス。
template_name プロジェクトに使用されているテンプレートの名前。

Vega CLIから収集される追加データ

プロパティ 説明
build_targets Vega CLIビルドのビルドターゲット構成。
clean_build キャッシュされたアーティファクトがビルドで使用されるかどうかを示します。
cli_variant 使用中のVega CLIのタイプ。
cli_version Vega CLIのバージョン番号。
incremental_autolink ビルドがインクリメンタル自動リンクかどうかを示します。
install_component ブートストラッパーによってインストールされたコンポーネント。
ntc_artifact_size ビルドアーティファクトのサイズ。
ntc_build_time ビルドアーティファクトの時刻。
ntc_matching_file_count ビルドで生成されたファイルの数。
package_id アプリパッケージの一意の識別子。
package_type デバイスで実行されるパッケージのタイプ(例:.vpkg)。
project_type 作成または管理しているプロジェクトのタイプ。
request_id Vega CLIリクエストの一意の識別子。
session_id アクティブなVega CLIセッションの一意の識別子。
target_device ターゲットデバイスのタイプ(Vega仮想デバイスまたはFire TV Stick)。
template プロジェクトのテンプレート名。

Vegaパフォーマンスから収集される追加データ

プロパティ 説明
app_type 使用中のアプリのタイプ。
device_architecture デバイスのアーキテクチャ(例: ARMまたはx86)。
device_build_version デバイスにインストールされているビルドバージョン。
device_family デバイスのファミリー名。
device_in_developer_mode デバイスが開発者モードになっているかどうかを示します。
device_type ターゲットデバイスのタイプ(例: Vega仮想デバイスまたはFire TV Stick)。
device_type_id 特定のデバイスモデルタイプを表す一意の識別子。
error_stack エラーになったメソッド呼び出しのシーケンス。
vs_code_version Visual Studio Codeのバージョン番号。
profile プロファイルの名前。
kepler_sdk_version Vega SDKのバージョン。
launch_type ツールの起動に使用された方法(CLIまたはVS Code)。
return_value 操作から返された結果。
duration 操作を完了するまでにかかった時間。
app_id アプリの一意の識別子。

Vega仮想デバイスから収集される追加データ

プロパティ 説明
image_type デバイスイメージがAuto用かTV用かを示します。

Appium Vegaドライバーから収集される追加データ

プロパティ 説明
error_code テスト中に生成されたエラーコード。
log テスト中にキャプチャされたログメッセージ。

Vega ESLintプラグインから収集される追加データ

プロパティ 説明
rule_id リントルールの識別子。
message_id リントメッセージの識別子。
message リントメッセージテキスト。
lint_session_id リントセッションの一意の識別子。
severity リントの問題の重大度レベル。
suppressions 抑制されたリントとその理由のリスト。
machine_id コンピューターの識別子。
app_id アプリの一意の識別子。

Last updated: 2025年9月30日