優れたユーザーエクスペリエンスをデザインするために、開発者が常に一からスキルのデザインを開始する必要はありません。デザインに費やす時間を短縮し、スキル特有の機能の開発などにその時間をあててください。Amazonはそのために、スキルAPIと呼ばれる基本的な構成要素を作成しました。
スキルAPIは、Amazonによって構築されたローコードソリューションです。直観的なユーザーエクスペリエンスが提供されるため、一からスキルを構築するよりも迅速に開発を進めることができます。スキルAPIにはプリビルドモデルが付属しており、使用するベストプラクティスはAmazonが継続的に改善しています。ダイアログの作成や管理を行うことなく、質の高い対話をすばやく構築できます。スキルAPIは、スマートホーム、音楽、ビデオ、食品注文など、さまざまなタイプのスキルで動作します。
たとえば、食品注文のスキルには、Food Skill API(日本未対応)が提供されています。Amazonは、このAPIを使用することで、ユーザーがAlexaでレストランを検索して注文するプロセスが使いやすいものになることを目標としています。Food Skill APIは、「アレクサ、ピザのデリバリーを注文して」などの発話を適切なレストランやデリバリー業者にルーティングすることで、スキルの検出に役立ちます。
Alexaは、画面や食品関連の応答を通じて、レストランのおすすめ情報を年ごとに配信しています。ユーザーの現在地や好みに応じて、何をどこで食べるのかについて、最も適切な結果を見つけるのにもAlexaは役立ちます。
検出は、最上位レベルで経路、視覚情報、位置情報、好みのデータを結び付けるため、ユーザーは近くの場所を簡単に見つけて食品を注文できます。
ユーザーは、Alexa使用の有無にかかわらず、選択したレストランに注文できます。Ordering APIはバックエンドシステムに接続されるため、ユーザーはデバイスから簡単に注文を清算できます。業者のモバイルウェブサイトやアプリから注文することもできます。
注文追跡を使用すると、ユーザーは注文のステータスをAlexaで確認できます。Tracking APIは、Echo Show画面でプロアクティブなメッセージと視覚情報を使用して、注文ステータスの更新をAlexaにプッシュできます。
詳細については、Amazonのその他のスキルAPIタイプを参照してください。