ネットワークプロキシに関する問題のトラブルシューティング
このページでは、ネットワークプロキシツールを使用するときによくある問題と解決策について説明します。特定の問題の解決策がここで見つからない場合は、開発者フォーラムに問題を投稿して追加のサポートを受けることができます。
ネットワークトラフィックのログが停止する
原因: プロキシポートがブロックされているか、VS Codeまたはネットワークプロキシを再起動する必要があるか、ポートが競合しているか、ポートフォワーディングとデバイスのネットワーク接続に問題があります。
解決策:
- プロキシポートが開いていて、ファイアウォールでブロックされていないことを確認します。
- VS Codeとネットワークプロキシを再起動します。
-
コマンドパレットを開きます。
Mac:shift + command ⌘ + p
Linux: Ctrl + Shift + P
- 「Reload Window」と入力します。
- ポートの競合が発生している可能性があるため、別のポート番号を使用してみます。
- ポートフォワーディングの設定とデバイスのネットワーク接続を確認します。
HTTPSトラフィックがログに記録されない
原因: SSLオプションが無効になっているか、SSL証明書に問題があるか、プロキシ構成が正しくありません。
解決策:
- [Settings] > [Enable SSL] で、SSLオプションが有効になっていることを確認します。
- SSL証明書が自動的に
assets/rawフォルダに生成されていることを確認します。 - SSL証明書のインストールステータスを確認します。
-
proxy-config.jsonファイルのプロキシ構成が正しいことを確認します。サンプル構成:
{ "enableSSLProxying": true, "caBundleFile": "raw/ca.pem", "host": "10.0.2.2", "port": 5667, "enableCallStack": true }
デバッグセッションが競合する
原因: React Nativeでサポートされるデバッグセッションは一度に1つです。アクティブなデバッグセッションが存在し、[Capture Call Stack] オプションが有効になっていると、競合が発生します。
解決策: この競合を解決するには、次の2つの方法があります。
オプション1: アクティブなデバッグセッションを確認して停止する
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ネットワークプロキシを開始します。
a. Visual Studio(VS)Codeで、
Cmd+Shift+P(macOS)またはCtrl+Shift+P(Linux)を押してコマンドパレットを開きます。b. 「Network Proxy」と入力し、「Vega: Start Network Proxy」を選択します。
c. ネットワークプロキシが初期化されるまで待ちます。
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VS Codeで、アクティブなデバッグセッションがないかどうかを確認します。
a. アクティブなセッションがある場合は、[停止] ボタン(赤い四角形)が使用可能な状態になったデバッグコントロールが表示されます。
b. アクティブなセッションがない場合は、手順4に進みます。
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セッションがアクティブな場合は、デバッグの [停止] ボタンをクリックしてセッションを終了します。
VS Codeのデバッグコントロール -
アプリをビルドし、インストールして起動します。
オプション2: ネットワークプロキシで [Capture Call Stack] を無効にする
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[Setup Network Proxy] 設定に移動します。
a. VS Codeで、
Cmd+Shift+P(macOS)またはCtrl+Shift+P(Linux)を押してコマンドパレットを開きます。b. 「Network Proxy」と入力し、「Vega: Setup Network Proxy」を選択します。
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ネットワークプロキシの設定ウィンドウで、[Capture Call Stack]
オプションを未選択の状態にします。オプションにチェックが付いている場合は、チェックボックスをオフにします。
ネットワークプロキシの設定 -
アプリをビルドし、インストールして起動します。
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Last updated: 2025年9月30日

