イントロダクション | Amazon Pay Japan

イントロダクション

当資料はAmazon Pay US環境の情報を翻訳したものです。仕様上は日本環境も同じですが、画像、および、サンプルコードの一部はUS環境のままで記載しております。適宜Amazon Pay日本環境に読み替えて頂く必要があります。

Amazon Payには、通常購入とAuto Pay機能(お支払い方法設定/定期払い)の2つのインテグレーション方法があります。当資料はAuto Pay機能ついて説明しております。通常購入(ワンタイム)については「Amazon Payインテグレーションガイド」を参照してください。また、Auto Pay機能は自動払い機能の1つになります。Amazon Pay Auto Pay機能は自動支払の1つの利用形態になります。

Amazon Payは、Amazonのお客様が、セキュアで安心して便利にお買い物ができるログインと支払方法を販売事業者のサイトに提供します。購入者はAmazonログインを利用してプロファイル情報(名前、メールアドレス、郵便番号)を共有し、Amazonアカウントに登録されている完全な配送先住所と支払方法にアクセスできます。

このガイドは、Auto Pay機能の定期支払または他の通常支払のシナリオの利用方法の詳細を提供します。Amazon PayのAPIベースのインテグレーションを利用して、支払ニーズに対処するためにより大きな柔軟性とカスタマイズを提供します。

Auto Pay機能では、購入者の購入のための支払を事前に許可できます。これは購入者のAmazon Payアカウントに規則的な定期販売を請求することと、購入者が支払いするたびにオーソリ要求すること無しに請求を行うことが可能です。

注意:Amazon PayサービスはWebブラウザ上でのみ利用することでデザイン、および、開発されています。我々のサービスはネイティブアプリケーション(iOS、Android、RIM、Windowsオペレーティングシステムを含みますがこれに限りません)の中で利用することができません。

重要な前提条件

以下の内容はAmazon Payサービスの前提条件です。

  • アプリケーションにHTML、JavaScript、XMLを利用した経験がある。
  • Webサービスを利用した経験がある。
  • セラーセントラルについてよく知っていること。
  • 支払いにおける非同期処理を扱うことができること。詳しい情報は「システムとAmazon Payの同期」を参照してください。
  • Amazon Pay販売事業者のためのセラーID(マーチャントIDとも呼ばれる)を保有していること。Amazon Pay販売事業者アカウントは事前にAmazon Payサービスを準備していなければなりません。
  • AmazonマーケットプレイスWebサービス(AmazonMWS)のアクセスキーとシークレットキーにアクセスします。これらのキーを取得するためには、AmazonMWSに登録する必要があります。
  • 購入者のブラウザはJavaScriptとCookieを利用できる必要があります。

Amazon Payはどのように動作しますか?

Amazon Payは存在するWebサイトに直接導入され、すべての購入者は導入されたAmazon Payのウィジェットを介します。よって、購入者はあなたのサイトから離れることがありません。

Amazon Payサービスは密接に関連した技術要素と同一のプラットフォーム上で動作する2つの部分で構成されています。

  • Amazonログインはお客様がAmazonログイン認証にログインすることであなたのお客様として登録することを許可します。それからAmazon Payはローカルの顧客アカウントを生成するために顧客情報を転送し、実在する顧客のメールアドレスを受け取り、直接お客様にコンタクトすることができます。
  • Amazon Payから提供されたウィジェットを完全に導入されたサイトで購入処理を確立します。このWebサイト内のAmazon購入処理では、購入者はすでにAmazonユーザーアカウントに登録されている配送先住所と支払方法を選択します。購入者が前もってAmazonログインを利用したかにかかわらず、ゲスト購入や購入時に会員登録するようにAmazon Payを提供することができます。後者の場合は、お客様の購入意欲から外れるかもしれません。

Amazon Payを利用することで、購入時に多くの情報を入力することなく、数回クリックしてお客様を会員にすることができます。

キーコンセプト

エンドツーエンドのAmazon Payエクスペリエンスは、購入者にとってワンタイム購入、または、Auto Pay機能を簡単に安全に行うようにデザインされており、支払処理は簡単で安全であります。インテグレーションを開始する前に、あなたはいくつかのこのサービスに関してのキーコンセプトに慣れている必要があります。

ボタンウィジェット

Amazon Payをインテグレーションする場合は、サイトに購入者のためのログインや購入するためのボタンウィジェットを埋め込みます。選択したボタンウィジェットによって、サイトで購入を開始する前、途中、後から、いつでも名前、メールアドレス、郵便番号の顧客情報を入手することができます。以下の表はそれぞれのボタンウィジェットのオプションを説明します。

ボタン ユースケース
Amazonログイン
このボタンを利用してサイトに顧客がログインし、Amazonアカウントを利用して支払います。顧客は購入プロセスを開始する前、途中、後からログインすることができます。顧客は個人情報(名前、メールアドレス、郵便番号)を共有することができ、サイトで購入を完了するためにAmazonアカウントに登録されている彼らの配送先と支払方法にアクセスします。 顧客がAmazonアカウント認証でログインした後
  • Amazonの顧客情報として彼らの名前、メールアドレスを受け取れます。この情報は顧客のお買い物エクスペリエンスをカスタマイズするために利用できます。
  • 顧客がログインしてから60分の間にAmazonアカウントに登録されている配送先と支払方法にアクセスできます。60分後に認証トークンは期限切れになり、再度購入者にログインするように依頼する必要があります。
  • 顧客が配送先住所を選択した時は、すぐに完全な配送先住所にアクセスできます。
このボタンは次のサンプルのように利用されるべきです。
  • 顧客は注文履歴の確認や、特別な取り決めのサインアップが必要です。 ログインしてから60分間で、顧客は多くの商品をAmazon Payに登録されている配送先と支払情報を利用して、2クリックで購入することができます。
  • 購入プロセスの間で顧客は購入ボタンをクリックし、Amazonログインで認証します。それから、2クリックのみで購入処理を完了させるためにAmazonアカウントに登録されている配送先と支払情報にアクセスします。
  • 顧客の注文履歴や商品の配送状況を確認するためにサイトの購入プロセスの最後で会員登録するオプションを顧客に提示します。
  • 顧客はアカウント設定ページに遷移し、以前に注文された時に関連付けされた配送先と支払情報の更新を行いたい場合があります。その為には、顧客は登録されているAmazonアカウントに登録されている配送先や支払情報にアクセスし情報を更新するのに、Amazonログインボタンを利用することができます。
顧客がAmazonアカウントであなたのサイトに初めてログインした場合は同意画面が表示されます。同意画面はそれぞれの顧客の権限を共有するために次の情報を要求します。
  • 顧客の名前、メールアドレス、郵便番号
  • 注文が完了する前に選択された顧客の配送先住所
顧客が情報共有を拒否した場合は、認証トークンはaccess_deniedのエラーレスポンスメッセージを返します。顧客はAmazon Pay経由でサイトから顧客情報を登録することができず、彼らのAmazonアカウントから支払と配送先情報にアクセスすることができません。当然、顧客はAmazon Pay以外の顧客アカウント登録プロセスを完了することはできます。
Amazon Pay(ゲスト購入)
顧客がトランザクションを完了する前に多くの個人情報の入力や問合せをせずに、Amazonアカウントに登録されている配送や支払情報を利用して、通常購入(ワンタイム)またはAuto Pay機能(お支払い方法設定/定期払い)を完了するために、このボタンを利用します。 顧客がサインインし、Amazonアカウントから配送先住所を選択した場合は、配送料を計算する目的のために顧客の都道府県、国、郵便番号のみ受け取れます。 顧客がAmazonアカウントを使用して購入プロセスを完了した後は、あなたは顧客の名前、メールアドレス、完全な配送先住所を受け取れます。顧客が購入プロセスを完了しなかった場合は、顧客情報を受け取れません。 Amazon Payを利用してサインインした場合は、顧客は同意画面を参照されません。
Amazon Pay(完全な住所にアクセス)
顧客がトランザクションを完了する前にAmazon認証を利用してサイトにログインし、トランザクションを完了する前に完全な配送先住所を共有するために、このボタンを利用します。
  • Amazonの顧客プロファイル情報に含まれる名前とメールアドレスを受け取れます。この情報により顧客のお買い物エクスペリエンスをカスタマイズできます。
  • 顧客がAmazon Payウィジェットをサイトで利用することで、彼らがログインしてから60分間は、登録されているAmazonアカウントの配送先と支払情報にアクセスすることができます。 60分後に認証トークンは期限切れになり、再度顧客にログインするように依頼する必要があります。
  • 顧客が配送先住所を選択した時は、すぐに完全な配送先住所にアクセスできます。
このボタンは次の例のように利用されるべきです。
  • 顧客は支払処理をカートページから開始し、彼らのAmazonアカウントに登録されている配送先と支払情報にアクセスします。
  • 顧客はAmazonアカウントに登録されている配送先と支払情報を使い、Auto Pay機能のための配送先と支払方法を選択して注文をセットアップします。
  • 配送するための完全な配送先住所にアクセスすることや、トランザクションを完了する前に配送料の計算をすることが必要です。
顧客がAmazonアカウントでサイトに初めてサインインした場合は同意画面が表示されます。同意画面はそれぞれの顧客の権限を共有するために次の情報を要求します。
  • 顧客の名前、メールアドレス、郵便番号
  • 注文が完了する前に選択された顧客の配送先住所

アクセストークン

サイトにログインした場合は、アクセストークンは認証サーバから生成されます。アクセストークンはクライアント、ユーザー、アクセススコープが特定します。クライアントは顧客プロファイルデータを獲得し配送先と支払情報へのアクセスを許可するためにアクセストークンを利用しなければなりません。

Amazon Payオブジェクト

Amazon PayオブジェクトはAmazon Payをサポートするための基礎的な要素です。次のオブジェクトはこのガイドでいろいろなところで説明されます。

  • Billing Agreementオブジェクト-- このオブジェクトは購入者が選択した支払方法、選択した配送先住所、Auto Pay機能の同意のレコードです。購入者はこれらのいくつかの購入プロセスで選択した属性(例えば、配送先住所と支払方法)を決め、あなたは注文またはAuto Pay機能の情報と一緒にいくつかの属性を設定します。
  • Order Referenceオブジェクト-- このオブジェクトはそれぞれの購入で購入者により作成されたレコードです。Auto Pay機能では、このオブジェクトはAuto Pay機能の一部としての支払を処理する場合に生成されます。支払方法と配送先住所はBilling Agreementオブジェクトから得られます。
  • Authorizationオブジェクト-- このオブジェクトは選択された支払方法での有効な支払を意味し、将来の売上請求する場合に確保しておくものです。
  • Captureオブジェクト-- このオブジェクトは購入者の支払方法からあなたのAmazon Payセラーアカウントに資金が移動されることを意味します。
  • Refundオブジェクト-- 返金イベント内で、このオブジェクトは以前に売上請求した資金を購入者に戻すことを意味します。

これらのそれぞれのオブジェクトは個別のIDで識別され、ステータスを保有します。このガイドの次の章では、これらのオブジェクトの使い方について知ることができます。

ウィジェット

ウィジェットはAmazon Pay側でコントロールしており、サイトに埋め込むことができます。ウィジェットは購入者がサイトにログインすることを可能にし、Amazon認証を使って確認し、Amazonアカウントに登録されている住所と支払方法を参照し、購入プロセスの間で彼らが必要なものを1つ選択します。選択された住所と支払方法の情報は Billing Agreementオブジェクトに保存され、 Order Referenceオブジェクトにコピーされます。

Amazon Payを導入する場合に利用できるものとして次の5つのウィジェットがあります。

  • Amazon アカウントでログインボタンウィジェット:このウィジェットは購入者が購入を開始する前、途中、後で彼らのAmazonアカウントを利用して、サイトにログインすることを可能にします。Amazon Payはこのボタンをサイト上の目立つ場所に配置することを提案します。次のイメージはAmazon アカウントでログインボタンウィジェットを表します。
  • Amazon アカウントでお支払いボタン(Amazonアカウントでログインボタンを利用している場合はオプション):これは購入者が支払をAmazon Payに選択することとAmazon認証で確認することが可能です。購入者が購入プロセスを開始する一般的なページ上に配置します、例えば、ショッピングカート、または、商品詳細ページです。次のイメージはAmazonアカウントでお支払いボタンウィジェットを表します。
  • アドレス帳ウィジェット(オプション):アドレス帳ウィジェットは購入者のAmazonアカウントに登録されている住所を表示します。このウィジェットで購入者からの住所を取得し利用することで、サイトの手動入力フォームを変更することができます。次のイメージはアドレス帳ウィジェットを表します。
  • お支払い方法ウィジェット(必須):お支払い方法ウィジェットは購入者のAmazonアカウントに登録されている支払方法を表示します。このウィジェットで購入者からの支払方法を取得し利用することで、サイトの手動入力フォームを変更することができます。次のイメージはアドレス帳ウィジェットを表します。
  • お支払い方法設定同意ウィジェット(Auto Pay機能では必須):お支払い方法設定同意ウィジェットは購入者がAuto Pay機能に同意することに利用します。Amazon Payはこのウィジェットをサイトの定期契約または注文するボタンの前に配置することを推奨します。次のイメージはお支払い方法設定同意ウィジェットを表します。

アプリケーションプログラムインターフェイス(API)

Amazon Pay APIは、Amazon PayとECシステム間での情報や命令をやり取りする動作を呼び出します。例えば、顧客個人情報を取得、購入者への請求をAmazon Payへ要求、返金への対応、購入者の配送先住所の取得、Billing Agreementのキャンセルなどのためにこれらの命令を呼び出します。詳しい内容はAmazon Pay APIリファレンスを参照してください。

インスタント支払通知(IPN)

Amazon Payは多くの場合、支払リクエスト(オーソリ、売上請求、返金リクエスト)を非同期方法で処理します。Amazon Payがリクエストを処理した後でのリクエストの最終状態については、インスタント支払通知(IPN)と呼ばれる通知を受け取れます。

さらに、Amazon Payオブジェクトのステータスはリクエストの提示された結果、もしくは、Amazon Payの内部処理の内容によって変更することがあります。Amazon Payオブジェクトのステータスが変更された場合は、Amazon PayはIPNを送信し、ECシステムとAmazon Payを同期することができます。詳しくは、システムとAmazon Payの同期を参照してください。