日本語環境のスマートホームスキルAPI に新たな機能が加わりました。今回加わったのはエアコンなど、温度をコントロールすることができるデバイスのための機能です。これによりスマートホームスキルからデバイスの温度のコントロール、モードの切り替え、室温の確認などができるようになりました。
スマートホームスキルAPIは次のような要求に応えることができるようになりました。
デバイスの設定温度を変更することができます
発話例:
「アレクサ、エアコンを25度に設定して」
「アレクサ、エアコンの温度をあげて」
「アレクサ、エアコンの温度を2度下げて」
デバイスの運転モードを変更することができます
発話例:
「アレクサ、エアコンを暖房にして」
「アレクサ、エアコンを冷房にして」
「アレクサ、エアコンを自動モードにして」
デバイスの設定温度、モードを確認することができます
発話例:
「アレクサ、エアコンの設定温度は何」
「アレクサ、エアコンのモードは何」
設定温度に加えデバイスの温度センサーの検出温度を確認することができます
発話例:
「アレクサ、エアコンの温度は何」
2019年1月21日時点において、次のスキルがこの新しい機能に対応するようになりました。(あいうえお順)
今回、温度操作に関連した次のスマートホームスキルAPIのインターフェースが日本語環境でも使えるようになりました。これらを実装することでスマートホームスキルがエアコンなど、温度をコントロールするデバイスのための発話に応えることができるようになります。
機能 | 適用箇所、概要 | インターフェース |
---|---|---|
温度、運転モードの設定と設定の確認 | エアコンなどの温度操作ができるデバイスへの温度、運転モードの設定ならびに現在の設定の確認を Alexa からできるようにします | Alexa.ThermostatController |
温度センサーとの連携 | 温度センサーの状態を Alexa から確認できるようにします | Alexa.TemperatureSensor |
参考: