Amazon Fire OS向けウェブアプリの開発
Amazon Fire OS向けウェブアプリの開発
重要: クリエイターサービスを使用して作成したアプリは、Amazon開発者ポータルで新しいバージョンに更新できます。詳細は、Amazon開発者コンソールでウェブアプリを更新する方法を参照してください。
このページでは、Amazon Fire OSプラットフォーム向けアプリの開発方法について説明します。このプロセスには、以下の手順が含まれます。
- 開発環境のセットアップ
- OS固有の機能へのアクセス
- アプリの開発、テスト、申請
開発環境のセットアップ
Apache Cordovaはオープンソースのモバイル開発フレームワークです。HTML5、CSS3、JavaScriptなどの標準的なウェブテクノロジーを使用してクロスプラットフォーム開発を進めることができます。Cordovaを使用すれば、Androidプラットフォームを対象に、Amazon用にカスタマイズしたAmazon Fire OS向けアプリを作成できます。
開発環境をセットアップする手順は次のとおりです。
-
Apache Cordovaの最新バージョンをインストールします。Node.jsとCordovaコマンドラインツールがインストールされます。
-
CordovaのAndroidプラットフォームをセットアップします。Amazon Fire OSはAndroidの派生OSであるため、この手順が必要となります。
-
Cordovaアプリを作成します。
OS固有の機能へのアクセス
ウェブアプリからアクセスできないデバイスやプラットフォームの機能には、Cordovaプラグインを使用してアクセスします。Cordovaプラグインは、カメラ、全地球測位システム(GPS)、近距離無線通信(NFC)などのハードウェア機能を統合するためのJavaScript APIを提供します。Fire OSプラットフォームでは、すべてのCordovaプラグインがサポートされます。必要に応じて該当するプラグインを使用ししてください。
アプリの開発、テスト、申請
以下の手順を完了します。
- Cordova CLIを使用してアプリを開発します。
- プロジェクトのルートディレクトリから
cordova build android
を実行して、デバッグ用Androidパッケージファイルを生成します。 - Fire OS デバイスにデバッグ用Androidパッケージファイルをインストールします。
- アプリの機能を、アプリ内課金(IAP)や広告IDなどのAmazon固有の機能を含めてテストします。詳細については、App Testerを使用してアプリをテストする方法とIAPのライブアプリテストを参照してください。
- (任意)テスト後、アプリのリリースバリアントを生成します。詳細については、cordova build command(英語のみ)を参照してください。
- Amazonアプリストアにアプリを申請します。
関連トピック
Last updated: 2024年10月30日