Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを使用する
Alexa Smart Properties for Hospitalityの組織、施設、ルーム、デバイス、スキルを管理するには、Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを使用します。
前提条件
Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを使用する前に、以下のタスクを実行する必要があります。
- AmazonビジネスアカウントにサインアップしてAlexa Smart Properties for Hospitalityに登録します。
- Alexaデバイスを購入してセットアップします。
- Alexa Smart Properties for Hospitalityのネットワーク要件とベストプラクティスを確認します。
コンソールへのリンク
コンソールは、米国、英国、フランスの市場で以下のリンクから利用できます。
- Alexa Smart Properties for Hospitality米国向けマネジメントコンソールへのリンク
- Alexa Smart Properties for Hospitality英国向けマネジメントコンソールへのリンク
- Alexa Smart Properties for Hospitalityフランス向けマネジメントコンソールへのリンク
Alexa Smart Properties for Hospitalityのエクスペリエンスを管理する
Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを使用すると、組織と施設の管理者ユーザーの追加や、組織の施設、ルーム、デバイス、スキル、連絡先の管理ができます。
組織を管理する
Alexa Smart Properties for Hospitalityに登録すると、Amazonによって自動的にAlexa Smart Properties for Hospitality組織が作成されます。Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールでは、組織ユーザーの追加と削除を行うことができます。組織ユーザーは、組織管理者のロールを実行できるAmazonビジネスアカウントのメンバーです。組織管理者には、Alexa Smart Properties for Hospitality組織のすべての施設に対するフルコントロール権限があります。
組織ユーザーを追加するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開きます。
- 左側のナビゲーションペインで、Organization Usersを選択します。
- ユーザーのAmazonビジネスのメールアドレスを入力します。
- Add Userを選択します。
- ユーザーがページ上のユーザーの一覧に表示されます。
組織ユーザーを削除するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開きます。
- 左側のナビゲーションペインで、Organization Usersを選択します。
- ユーザーの一覧で、削除するユーザーを選択します。
- Remove Userを選択します。
- ダイアログボックスで、OKを選択します。
- ユーザーがページ上のユーザーの一覧に表示されなくなります。
施設を管理する
施設ユーザーの追加と削除や、施設の作成、削除、更新を行うには、Alexa Smart Properties for HospitalityコンソールでPropertiesページを使用します。施設ユーザーは、施設管理者のロールを実行できます。このロールの詳細については、施設、ルームタイプ、ルームの管理についてを参照してください。
施設を作成するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- Actionsドロップダウンメニューで、Add a propertyを選択します。
- ダイアログボックスで、有効な施設名と住所を入力します。
- Createを選択します。
- コンソールで住所が認識されない場合、住所を認識できないという警告が表示されます。場合によっては、有効な住所(Amazon側のデータベースにまだ登録されていない新しい住所など)であれば、警告にかかわらず住所を選択できます。無効な住所(市の名前や郵便番号が正しくないなど)の場合は、コンソールにエラーメッセージが表示され、有効な住所を入力しないと施設を作成できません。
施設名を変更するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- Property detailsページで、Editを選択します。
- 施設名を編集します。
- Saveを選択します。
施設を削除するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、削除する施設を選択します。
- Delete Propertyを選択します。
施設ユーザーを追加するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 左側のナビゲーションペインで、Property Usersを選択します。
- 追加するユーザーのメールアドレスを入力します。
- Add Userを選択します。
- (オプション)Assign the user as Property Adminを選択します。
施設ユーザーを削除するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 左側のナビゲーションペインで、Property Usersを選択します。
- ユーザーの一覧で、削除するユーザーを選択します。
- Remove Userを選択します。
- ダイアログボックスで、OKを選択します。
ルームを管理する
ルームの作成、取得、リスト取得、更新、削除を行うには、Alexa Smart Properties for Hospitalityコンソールで施設のRoomsページを使用します。これらの操作は、ルーム管理者のロールを持つユーザーだけが実行できます。
ルーム名には、英数字および特殊文字_ - = # ; : ? @ &を使用できます。スペースとピリオドは使用できません。ルーム名は256文字以内にする必要があります。ルーム名は施設ごとに一意でなければならず、組織のユーザーにとって意味のある名前にする必要があります。
ルームを作成するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- Create roomを選択します。
- Room nameフィールドに、一意のルーム名を入力します。
- (オプション)ルームにAlexaデバイスを追加するには、Devicesの一覧で1つ以上のAlexaデバイスを選択します。注: Devicesの一覧には、まだルームに関連付けられていないデバイスだけが表示されます。
- Createを選択します。
ルーム名を変更するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- ルームの一覧で、ルームを選択します。
- Editを選択します。
- ルーム名を編集します。
- Saveを選択します。
デバイスをルームに関連付けるには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- 編集するルームを選択します。
- Editを選択します。
- ルームに関連付けるデバイスを1つ以上選択します。
- ActionsメニューのAssociate deviceを選択します。
ルームとデバイスの関連付けを解除するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- ルームの一覧で、ルーム名を選択します。
- Room settingsページで、Editを選択します。
- ルームとの関連付けを解除するデバイスを1つ以上選択します。
- ActionsメニューのDisassociate from roomを選択します。
ルームを削除するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- ルームの一覧で、ルームの横にあるチェックボックスをオンにします。
- Deleteを選択します。
- ダイアログボックスで、Confirmを選択します。
ルームテンプレートを管理する
ルームテンプレートを定義すると、ルーム管理のプロセスを簡素化できます。ルームテンプレートには、施設内のルームのグループにある登録デバイスに適用する設定、スキル有効化、スキル無効化が含まれます。たとえば、VIPスイート用に、固有の設定とスキルを含めた専用のルームテンプレートを用意することができます。
ルームテンプレートは、1つのルーム(またはルームのグループ)に対していつでも適用することができます。ルームテンプレートを適用すると、適用時に一度、設定が取得されます。つまり、ある特定のルームにルームテンプレートを適用すると、適用時点でルーム内にあるデバイスに対してのみテンプレート内の設定とスキルアクションが取得されます。その後でそのルームに新しいデバイスを追加する場合は、新しく追加したデバイスでも設定とスキルアクションが取得されるよう、ルームテンプレートを再度適用する必要があります。
ルームテンプレートは、作成後に変更することはできません。ルームのグループに適用した設定とスキルアクションを変更するには、新しいルームテンプレートを作成し、それをルームに適用する必要があります。
ルームテンプレートを作成するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、施設のRoom Templatesページに移動します。
- Actionsドロップダウンメニューで、Createを選択します。
- Nameフィールドに、ルームテンプレートの名前を入力します。
- Device Settingsペインで、次のドロップダウンメニューから設定を選択します。
- Default Music ProviderおよびDefault Music Station - ゲストが「アレクサ、音楽をかけて」と言ったときにAlexaが再生するデフォルトの音楽プロバイダーと音楽ステーションを選択します。
- Language - ユーザーがルーム内のデバイスを操作するときに使用できる言語を選択します。サポートされている言語については、エンドポイントAPIのドキュメントを参照してください。
- Wake Word - デバイスをオンにする音声コマンドを選択します。ユーザーの混乱を避けるため、このオプションはAlexaのままにしてください。
- Max volume - 1~10の値を選択して、Alexaデバイスの出力音量を制限します。デフォルトの設定は6です。注: Echo Showデバイスはこの設定をサポートしていません。
- Temperature Unit - FahrenheitまたはCelsiusを選択します。
- Distance Unit - US (feet, inches)またはMetric (meters)を選択します。
- Timezone - ルーム内のデバイスのタイムゾーン設定を選択します。
- Do Not Disturb Mode - Alexa.DoNotDisturbを有効にする場合はOnを選択し、それ以外の場合はOffを選択します。この設定をOnにすると、ルーム内のデバイスで通知や呼び出しが行われなくなります。
- Follow Up Mode - 会話継続モードを有効にする場合はOnを選択し、無効にする場合はOffを選択します。会話継続モードが有効な場合、ユーザーは、その都度ウェイクワードを言わなくても続けてAlexaに質問することができます。
- Skills - ルームで有効または無効にするスキルを選択します。スキルの有効化と無効化の詳細については、スキルを管理するを参照してください。
- Create Templateドロップダウンメニューで、次のいずれかのオプションを選択して、新しいテンプレートを保存します。
- テンプレートを作成し、現在の施設に適用するには、Current propertyを選択します。
- テンプレートを作成し、適用する施設を選択するには、Select propertiesを選択します。
ルームテンプレートを適用するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Room Templatesページに移動します。
- Room templatesメニューで、適用するルームテンプレートを選択します。
- ActionsメニューのApplyを選択します。
- Roomsの一覧で、テンプレートを適用するルームを選択します。
- OKを選択して、テンプレートを適用します。
ルームテンプレートを複製するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Room Templatesページに移動します。
- Room templatesメニューで、複製するルームテンプレートを選択します。
- 必要に応じて、設定値やスキルアクションを調整します。
- Save as new Templateメニューで、次のいずれかを選択します。
- テンプレートを作成し、現在の施設に適用するには、Current propertyを選択します。
- テンプレートを作成し、適用する施設を選択するには、Select propertiesを選択します。
ルームテンプレートを削除するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Room Templatesページに移動します。
- Room templatesの一覧で、削除するルームテンプレートを選択します。
- ActionsメニューのDeleteを選択します。
- ダイアログボックスで、Confirmを選択します。
Alexaデバイスおよびスマートデバイスを管理する
Alexaデバイスおよびスマートデバイスを管理するには、まず、対象のデバイスとルームを関連付ける必要があります。Alexaデバイスをセットアップしたら、Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを使用して、デバイスとルームを関連付けることができます。スマートデバイスを検出してルームに追加することもできます。
Alexaデバイスの情報を表示するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、組織のDevicesページに移動します。
- アカウントに登録されているAlexaデバイスの一覧が、次の情報と共にコンソールに表示されます。
- Device Serial Number - Alexaデバイスのシリアル番号です。
- Device Name - Alexaデバイスに名前が付いている場合、その名前です。
- Device Type - Alexaデバイスの種類(Amazon Echo Dotなど)です。
- Room Name - Alexaデバイスがルームに関連付けられている場合、そのルーム名です。
- Availability - Alexaデバイスの利用可能状況を示します。
- Online - デバイスはネットワークに接続されています。
- Offline - デバイスはネットワークに接続されていません。たとえば、デバイスがケーブルに接続されていないか、ネットワークが利用できません。
- MAC address - ワイヤレスネットワーク上でデバイスを識別するために使用されるMAC(Media Access Control)アドレスです。
- アカウントに登録されていて、ルームと関連付けることができるAlexaデバイスの一覧を表示するには、Associate Devicesを選択します。
Alexaデバイスをルームに割り当てるには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、施設のDevicesページに移動します。
- Associate Devicesボタンをクリックします。
- Devicesの一覧で、割り当てるデバイスを選択します。
- デバイスごとに、関連付けるルームを選択します。
- Submitを選択します。
- ページの上部にあるステータスバーで、操作の進行状況を確認できます。
Alexaデバイスを別のルームに移動するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、施設のDevicesページに移動します。
- Devicesの一覧で、移動するデバイスを選択します。
- Actionsドロップダウンメニューで、Move to different roomを選択します。
- デバイスごとに、新しく関連付けるルームを選択します。
- Submitを選択します。
- ページの上部にあるステータスバーで、操作の進行状況を確認できます。
Alexaデバイスとルームの関連付けを解除するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Devicesページに移動します。
- Devicesの一覧で、割り当てを解除するデバイスを選択します。
- Device Detailsページで、Disassociate from roomを選択します。
- Submitを選択します。
- ページの上部にあるステータスバーで、操作の進行状況を確認できます。
デバイスのフレンドリー名を変更するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Devicesページに移動します。
- Devicesの一覧で、名前を変更するデバイスを選択します。
- Device Detailsページで、Renameを選択します。
- デバイスの新しいフレンドリー名を入力します。
- Submitを選択します。
デバイスの登録を解除するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Devicesページに移動します。
- Devicesの一覧で、登録を解除するデバイスを選択します。
- ActionsメニューのDeregisterを選択します。
ルーム内のスマートデバイスを検出するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- Roomsの一覧で、ルームを選択します。
- Room settingsページで、Skillsセクションに移動します。
- Enabled Skillsタブを選択します。
- 検出しようとしているスマートデバイスに対応するスマートホームスキルを指定します。
- Discover Devicesを選択して、デバイスの検出を開始します。
-
検出プロセスが完了するまで待ちます。これには1分程度かかる場合があります。
Alexa Smart Properties for Hospitalityで検出された、ルームと関連付けられているスマートデバイスの一覧がコンソールに表示されます。検出されたスマートデバイスは、Room settingsページのSmart Home Devicesタブにも表示されます。
ルームからスマートデバイスを削除するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Devicesページに移動します。
- Smart Home Devicesタブを選択します。
- 削除するスマートデバイスを選択します。
- Forgetを選択します。
デバイスグループを管理する
ルームにデバイスグループを作成し、そのグループにAlexaデバイスとスマートデバイスを追加することができます。これにより、ゲストがデバイスを論理ユニットとして制御できるようになります。たとえば、2つのスマートライトと1つのスマートプラグを「キッチン」というデバイスグループにしておくと、ゲストが「アレクサ、キッチンの電源をオフにして」と言うだけで、3つのデバイスすべてを一度にオフにすることができます。同じデバイスグループに追加できるのは、同じルームに関連付けられているデバイスのみです。1つのデバイスを同時に複数のデバイスグループに追加することはできません。
ルームにデバイスグループを作成するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- Roomsの一覧で、ルームを選択します。
- Room settingsページで、Groupsタブを選択します。
- Create a New Groupを選択します。
- Create device groupダイアログボックスで、次のように設定を指定します。
- Nameフィールドに、デバイスグループの一意の名前を入力します。
- Devicesの一覧で、追加するデバイスを選択します。
- Createを選択します。
デバイスグループにデバイスを追加するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- Roomsの一覧で、ルームを選択します。
- Room settingsページで、Groupsタブを選択します。
- デバイスグループを選択します。
- Add Devicesを選択します。
- ダイアログボックスで、追加するデバイスを選択します。
- Addを選択して、デバイスグループを更新します。
デバイスグループからデバイスを削除するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- Roomsの一覧で、ルームを選択します。
- Room settingsページで、Groupsタブを選択します。
- デバイスグループを選択します。
- Remove Devicesを選択します。
- ダイアログボックスで、削除するデバイスを選択します。
- Remove from groupを選択して、デバイスグループを更新します。
デバイスグループを削除するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- Roomsの一覧で、ルームを選択します。
- Room settingsページで、Groupsタブを選択します。
- デバイスグループを選択します。
- Deleteを選択します。
- ダイアログボックスで、OKを選択します。
スキルを管理する
施設内の登録されたAlexaデバイスでゲストが使用できるスキルを、Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールで指定します。ルームのスキルは、直接、または1つ以上のルームに適用するルームテンプレートで、有効または無効にすることができます。
スキルはAlexaスキルストアで見つけることができるほか、施設固有の独自の施設用スキルを作成して有効にすることもできます。
A4H.RoomAdmin
)ロールが割り当てられていて、ユーザーがそのスキルのスキルIDを持っている必要があります。ルームでスキルを有効にするには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- Roomsの一覧で、ルームを選択します。
- Room settingsペインで、Alexa Skills Storeタブを選択します。
- Alexaスキルストアでスキルを見つけます。使用可能なスキルの一覧を参照したり、カテゴリーで絞り込んだり、キーワードで検索したりできます。
- (オプション)Skill detailsタブを選択すると、スキルの詳細が表示されます。
- (オプション)施設用スキルの場合は、Hidden Skillsタブを選択し、スキルIDを入力してスキルを見つけます。
- Enableを選択します。
- (オプション)スキルにアカウントリンクが必要な場合は、アカウントリンクの手順に従ってアカウントをリンクします。
ルームでスキルを無効にするには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- Roomsの一覧で、ルームを選択します。
- Room settingsペインで、Enabled Skillsタブを選択します。
- 無効にするスキルの横にあるDisableボタンをクリックします。
アカウントをスキルにリンクするには
スキルによっては、Alexa Smart Properties for Hospitalityアカウントを別のシステムのユーザーアカウントにリンクするアカウントリンクが必要な場合があります。アカウントリンクが必要なスキルを追加する場合、Alexa Smart Properties for Hospitalityコンソールに、スキルプロバイダーのログインページを開いてユーザーアカウントにログインするよう求めるメッセージが表示されます。正常にログインすると、Alexa Smart Properties for Hospitalityに登録されているすべてのデバイスがスキルプロバイダーによって認証されます。
以下は、アカウントリンクに関するオプションの手順です。使用するオプションは有効にするスキルによって異なります。一部のスキルでは、すべてのルーム内のすべての登録デバイスに同じアカウントをリンクすることが求められます。一方、1つのルーム内の各登録デバイスに1つのアカウントをリンクすればよい場合もあります。
スマートホームスキルやカスタムスキルでは、それぞれのルームまたはパーティションに関連付けられているAlexaデバイスをスキルが認識できるように、スキルのスコープを設定することが必要な場合があります。スコープの設定とパーティションの詳細については、パーティションを使用してスマートホームスキルのスコープを制限する方法を参照してください。
すべてのルームのすべての登録デバイスに同じアカウントをリンクするには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- Skillsタブで、Enableを選択します。
- スキルのサービスプロバイダーのポータルページで、そのスキルのアカウントの認証情報を入力します(Amazonアカウントの認証情報ではありません)。
1つのルーム内の登録デバイスにアカウントをリンクするには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- ルームの一覧で、ルームを選択します。
- Skillsタブで、Enableを選択します。
- ダイアログボックスで、Authorization Flowを選択します。
- スキルのサービスプロバイダーのポータルページで、そのスキルのアカウントの認証情報を入力します(Amazonアカウントの認証情報ではありません)。
スマートホームスキルまたはカスタムスキルのスコープを設定するには
- スキルのAlexaスキルストアページに移動し、アカウントをスキルにリンクします。
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- ルームの一覧で、ルームを選択します。
- Skillsタブで、Enableを選択します。
- ダイアログボックスで、Delegation Flowを選択します。
- スキルのサービスプロバイダーのポータルページで、そのスキルのアカウントの認証情報を入力します(Amazonアカウントの認証情報ではありません)。
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールに戻ります。
- This skill supports partitionを選択します。
- スコープ名を入力します。
- Enableを選択します。
アドレス帳と連絡先を管理する
アドレス帳を作成するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Address Booksページに移動します。
- Create Address Bookを選択します。
- Nameフィールドに、アドレス帳の一意の名前を入力します。
- Createを選択します。
アドレス帳の名前を変更するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Address Booksページに移動します。
- アドレス帳の一覧で、更新するアドレス帳を選択します。
- アドレス帳の名前の横にあるEditを選択します。
- アドレス帳の名前を編集します。
- Saveを選択します。
アドレス帳をルームに関連付けるには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Address Booksページに移動します。
- 関連付けるアドレス帳を選択します。
- ActionsメニューのAssociateを選択します。
- Associate Address Booksページで、施設を選択します。
- 施設のルームの一覧で、アドレス帳と関連付けるルームを選択します。
- Associateを選択して、アドレス帳をルームに関連付けます。
アドレス帳とルームの関連付けを解除するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Address Booksページに移動します。
- 関連付けを解除するアドレス帳の横にあるチェックボックスをオンにします。
- ActionsメニューのDisassociateを選択します。
- Disassociate Address Booksページで、施設を選択します。
- ルームの一覧で、アドレス帳との関連付けを解除するルームを選択します。
- Disassociateを選択します。
ルームとアドレス帳の関連付けを更新するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- ルームの一覧で、ルームを選択します。
- Room settingsページで、Editを選択します。
- Associated Address Booksメニューで、新しいアドレス帳を選択します。
- Saveを選択します。
アドレス帳を削除するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Address Booksページに移動します。
- 削除するアドレス帳を1つ以上選択します。
- ActionsメニューのDeleteを選択します。
- ダイアログボックスで、Confirmを選択します。
アドレス帳に連絡先を追加するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Address Booksページに移動します。
- アドレス帳の一覧で、アドレス帳を選択します。
- Contactsペインで、Createを選択します。
- Nameフィールドに、連絡先の名前を入力します。
- 連絡先の種類として、 Phone numberまたはRoomを選択します。
注: フランス向けのコンソールでは電話番号はサポートされません。
-
連絡先の詳細を次のように入力します。
- 連絡先の種類がPhone numberの場合は、連絡先の電話番号を最大3つまで追加します。現在サポートされている電話番号は、E.164形式の米国、英国、カナダの電話番号です。
- 連絡先の種類がRoomの場合は、PropertyとRoomを選択します。
- Createを選択します。
アドレス帳の連絡先を更新するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Address Booksページに移動します。
- アドレス帳を選択します。
- Contactsペインを選択します。
- Contactsの一覧で、連絡先を選択します。
- Editを選択します。
- Contact Detailsページで、必要な変更を行います。
- Saveを選択します。
アドレス帳から連絡先を削除するには
- Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールを開き、Address Booksページに移動します。
- アドレス帳を選択します。
- Contactsペインを選択します。
- Contactsの一覧で、削除する連絡先を選択します。
- Deleteを選択します。
コンソールで分析を表示する
Alexa Smart Properties for Hospitalityマネジメントコンソールでは、導入されているデバイスおよび施設用スキルに関して集計された施設データの分析を確認することができます。分析を表示するには、コンソールを開き、Analyticsページに移動します。このページでは、AWS QuickSightを使用して、利用可能なデータがある直近30日分のデフォルトのデータビジュアライゼーションが表示されます。
Dashboardタブのデフォルトのビジュアライゼーションは以下のとおりです。
- Devices - Total and Percent Active - 使用しているアカウントでルームに関連付けられている一意のデバイスの総数と、アクティブなデバイスの割合を示す、ゲージグラフです。アクティブなデバイスとは、選択した期間に1回以上のダイアログがあるデバイスです。ダイアログとは、ユーザーが質問し、Alexaが回答するやり取りが複数回行われる対話です。デフォルトの期間は30日です。
- Active Devices per Day - アクティブなデバイスの数を日単位で示す、アクティブなデバイスのトレンドグラフです。グラフィックを選択すると、データの期間の粒度を日単位から週単位に、またはその逆に変更できます。
- Top 10 Domains by Number of Dialogs - ダイアログのカテゴリーまたはドメインの上位10件が、デバイスユーザーからのダイアログの回数順に表示されます。
- Top 10 Skills by Number of Dialogs - スキルの上位10件が、デバイスユーザーからのダイアログの回数順に表示されます。
- Dialogs per Day - ユーザーが所有するスキルのダイアログの分布が、インテント順に表示されます。
- Number of Dialogs for Property Skills by Intent - 対象期間のダイアログの数を日単位または週単位で示す、ダイアログのトレンドグラフです。グラフィックを選択すると、データの期間の粒度を日単位から週単位に、またはその逆に変更できます。
表示される施設のデータは、ユーザーのロールによって決まります。たとえば、組織管理者には、管理しているすべての施設のデータがデフォルトで表示されます。また、分析のビジュアライゼーションで施設フィルターを選択し、表示する施設を選ぶことで、個々の施設のデータも確認できます。施設管理者には、管理対象の施設のデータが表示されます。
特定の期間について十分な集計データがない場合、その期間の分析はコンソールに表示されません。この場合は、より長い期間を選択すると集計データを表示できます。たとえば、期間が1日であれば1週間に変更します。
Domain Dataタブには、ダイアログの内訳が一般的なダイアログカテゴリーに分けて表示されます。
一般的なダイアログカテゴリーの定義は以下のとおりです。
- Aggregated - 下記のドメインのうち、対象期間にそのドメインとのエンゲージメントを持ったデバイスが10台未満のドメインから、すべてのダイアログとアクティブなデバイスが集計されます。
- Audio - 音楽鑑賞やその他のオーディオエクスペリエンス(オーディオブックの再生など)に関連するダイアログです。「アレクサ、カントリーミュージックをかけて」などが該当します。
- Auto - コネクテッドカーエクスペリエンスに関連するダイアログです。「アレクサ、エンジンをかけて」などが該当します。
- Communications - 通話に関連するダイアログです。「アレクサ、フロントに電話して」や「アレクサ、呼びかけて」などが該当します。
- Games - ゲーム・トリビアのエクスペリエンスに関連するダイアログです。「アレクサ、じゃんけんしよう」などが該当します。
- Health - 健康情報やヘルス・フィットネスのスキルに関連するダイアログです。「アレクサ、日焼けを治すには?」などが該当します。
- Home Productivity - タイマーのセットやリマインダーの追加など、日常的なタスクに関連するダイアログです。「アレクサ、明日のディナーの予約のリマインダーを追加して」や「アレクサ、天気を教えて」などが該当します。
- Kids - 子ども向けのエクスペリエンスに関連するダイアログです。「アレクサ、サンタクロースに電話して」などが該当します。
- Kitchen - キッチン、ライフスタイル、フード・ドリンクのスキルに関連するダイアログです。「アレクサ、鶏肉の開き方を教えて」などが該当します。
- Information - 一般的な知識に関連するダイアログです。「アレクサ、ヘルプ」、「アレクサ、プレーオフはいつ?」、「アレクサ、近くのガソリンスタンドはどこ?」などが該当します。
- Language Services - 翻訳に関連するダイアログです。「アレクサ、スペイン語で『こんにちは』は?」などが該当します。
- News - 最新のニュースやイベントに関連するダイアログです。「アレクサ、ニュースを教えて」などが該当します。
- Other - ここに記載されているほかのどのカテゴリーやドメインにも分類できないダイアログです。「アレクサ、Bluetoothでスマホと接続して」や 「アレクサ、止めて」などが該当します。
- Personality - ジョークやAlexaとのおしゃべりに関連するダイアログです。「アレクサ、ジョークを言って」などが該当します。
- Personal Mobility - 交通や経路案内に関連するダイアログです。「アレクサ、空港までの行き方を教えて」などが該当します。
- Shopping - ショッピングに関連するダイアログです。「アレクサ、Groceriesで買い物リストに牛乳を追加して」などが該当します。
- Smart Home - スマートデバイスの制御に関連するダイアログです。「アレクサ、部屋の電気を付けて」などが該当します。
- Social - ソーシャルスキルとソーシャルエクスペリエンスに関連するダイアログです。「アレクサ、私は何歳?」などが該当します。
- Video - 映画・TVのスキルを含む、ビデオの視聴に関連するダイアログです。「アレクサ、ネコの動画を再生して」などが該当します。
Communicationsタブのデフォルトのビジュアライゼーションは以下のとおりです。
- Devices - Total and Percent Active - 使用しているアカウントでルームに関連付けられている一意のデバイスの総数と、アクティブなデバイスの割合を示す、ゲージグラフです。アクティブなデバイスとは、選択した期間に1回以上のダイアログまたはコミュニケーションのやり取りがあるデバイスです。ダイアログとは、ユーザーが質問し、Alexaが回答するやり取りが複数回行われる対話です。デフォルトの期間は30日です。
- Active Devices per Day - アクティブなデバイスの数を日単位で示す、アクティブなデバイスのトレンドグラフです。グラフィックを選択すると、期間の粒度を日単位から週単位に、またはその逆に変更できます。
- All Actions Breakdown - 施設内のデバイスで行われたコミュニケーションエンゲージメントの構成を、音声による通話、ビデオ通話、音声によるドロップイン、ビデオによるドロップインなど、さまざまなエンゲージメントのタイプに分けて示す円グラフです。表示されるアクションは、サブスクリプションで有効になっている機能によって異なります。この円グラフから特定のアクションタイプをクリックして選択すると、タブ上のほかのグラフが更新され、そのアクションタイプに関するメトリクスだけが表示されます。エクスペリエンスのタイプやコールプロバイダーでフィルタリングすると、このグラフの内容が更新されます。
- All - Actions Count - 施設内のデバイスで行われた着信、発信、コミュニケーションアクションの総数を日単位で示す、折れ線グラフと表ビューです。グループ通話やグループドロップインの場合、発信アクションは1件として表示されますが、着信アクションは施設内の通話またはドロップインの参加者ごとにカウントされ、複数件として表示されます。施設外のデバイスまたは番号への通話は、発信アクションにのみカウントされます。施設外から施設内のデバイスへの通話は、着信アクションにのみカウントされます。エクスペリエンスのタイプやコールプロバイダーでフィルタリングすると、グラフと表の内容が更新されます。
- All - Actions Duration (minutes) - 施設内のデバイスで行われた着信、発信、コミュニケーションの合計時間(分)を日単位で示す、折れ線グラフと表ビューです。グループ通話やグループドロップインの場合、発信アクションの時間には通話またはドロップインの経過時間が1回だけ加算されますが、着信アクションの時間には参加者ごとに複数回加算されます。施設外のデバイスまたは番号への通話は、発信アクションの時間にのみカウントされます。施設外から施設内のデバイスへの通話は、着信アクションの時間にのみカウントされます。エクスペリエンスのタイプやコールプロバイダーでフィルタリングすると、このグラフの内容が更新されます。
Proactive Campaignsタブには、デフォルトで以下のビジュアライゼーションがあります。
- Active Campaigns - 選択した施設で対象期間にアクティブになっているキャンペーンの数です。
- Targeted Devices - キャンペーンが表示されているデバイスの数です。
- Active Campaigns per Day - アクティブなキャンペーンを日単位で示す折れ線グラフです。
- Targeted Devices per Day - キャンペーンが表示されているデバイスの数を日単位で示す折れ線グラフです。
- Taps - プロアクティブキャンペーンの表示中に、ユーザーがそのキャンペーンをタップした回数です。
- Displayed - 画面にキャンペーンが表示された回数です。
- Taps per Day - タップの回数を日単位で示す折れ線グラフです。
- Displayed per Day - 画面にキャンペーンが表示された回数を日単位で示す折れ線グラフです。
関連トピック
- Alexa Smart Properties for Hospitalityについて
- Alexa Smart Properties for Hospitalityでのロールの管理について
- 施設、ルームタイプ、ルームを管理する
- Alexa Smart Properties for Hospitalityデバイスの購入とセットアップ
- Alexa Smart Properties for Hospitalityのスキルを管理する
- Alexa Smart Properties for Hospitalityのネットワーク要件とベストプラクティス
最終更新日: 2023 年 03 月 16 日