重要: Windows 11向けAmazonアプリストアは、2025年3月5日をもってサービスを終了します。詳しくは、ブログをご参照ください。
ゲーム開発を手がけるIGG社は、自社ゲームの新たなオーディエンスの開拓とリーチ拡大を目指していました。人気の高いリアルタイムストラテジーゲーム「ロードモバイル」もその1つです。同社は、クロスデバイスのアプリ配信戦略を実施することでユーザーベースを大きく広げ、ユーザー数は世界で16億人超に達しています。コードベースと開発手法の最適化により、多様なデバイスで一貫した質の高いゲームパフォーマンスを提供することが可能になったのです。
しかしながら、既存のゲーム配信戦略では成功を収めたものの、AndroidとiOSのモバイルユーザーのみを対象としたIGG社の人気ゲームには、依然としてアクセスできない未開拓のユーザーがいるという状態でした。 そこで、同社は数億人と見込まれるWindows 11ユーザーへのアクセス拡大に重点的に取り組むことにしました。
IGG社では、Amazonアプリストアでモバイル版ゲームのユーザー獲得に成功した実績があることから、拡大戦略の次の一手として、デスクトップ版の展開にWindows 11用Amazonアプリストアを選択することにしました。IGG社でシニアグローバルビジネスディレクターを務めるEdwin Huang氏は、「Windows 11ユーザー、特にモバイルゲームデバイスを使用していないユーザーにゲームを提供するため、最適な戦略を選択する必要がありました」と話します。アプリゲームをWindows PC上でプレイするには、ユーザーインターフェイスのデザイン、インプットメソッド、ハードウェア機能、オペレーティングシステムの複雑さの相違に対処する必要があるため、開発費が大幅に増える可能性がありました。
IGG社は、候補となる配信チャネルを評価し、互換性、ハードウェア仕様、マーケットプレイスポリシー、収益化方法、アプリストア間でのユーザーエンゲージメントの違いを比較しました。ゲームがより多くの人の目に留まること、開発チームが既存のコードベースを使用して簡単に移植できることを優先事項とし、最終的にWindows 11用Amazonアプリストアを配信チャネルとすることに決定しました。
Amazonアプリストアでのプレイヤーベースが80万人に拡大
IGG社では、ゲームのポートフォリオをWindows 11用Amazonアプリストアで拡大した後、特別マーケティング枠やターゲティング広告といったAmazonのプロモーションツールを活用しました。これらのツールによって、同社のゲームに脚光を当て独自のセールスポイントを伝えることができるようになり、またより広範なゲームコミュニティでの注目度を大幅に高めることも可能になりました。こうした戦略が功を奏して、同社のWindows 11用ゲームに対する認知度は上がり、新たなプレイヤー層の関心を集めることとなりました。その結果、IGG社のAmazonアプリストアでのプレイヤーベースは80万人規模にまで拡大しました。「Windows 11用Amazonアプリストアを利用したことで、配信、収益化、そしてサポートへの道が開け業績が上がり、市場での成長と成功につながっています」とHuang氏は言います。
シームレスな移植プロセスにより、すばやく価値を付加
IGG社では、Amazonアプリストアでの簡単な統合プロセスを利用することで、新たなプレイヤー層にすばやくリーチすることが可能になりました。移植プロセスにおいても、開発チームは、充実した開発者リソース、テストツール、アプリストア機能によって、既存のAndroidビルドの更新準備と更新の実行を容易に行うことができました。IGG社は、Windows 11用Amazonアプリストアを配信チャネルとすることで、Windows PCユーザーへのAndroidゲームの提供をシームレスに拡大することができたのです。
高度なユーザーエクスペリエンスを実現
IGG社では、PCユーザーエクスペリエンスの最適化に取り組み、キーボードとマウスのサポートやウィンドウ管理とサイズ変更機能を実装しました。さらに高画質になり、スムーズなゲームプレイと追加機能を楽しむことができる同社のゲームは、Windows 11デバイス上で卓越したゲームエクスペリエンスを提供し、ゲームコミュニティを魅了しています。
IGG社はゲーム市場拡大の成功を受け、引き続き戦略的成長を目指し、今後さらに魅力的で没入感のあるゲームエクスペリエンスをプレイヤーに提供できるよう、品質、革新、卓越性を追求します。
Amazonアプリストアにアクセスして、IGG社のゲームをぜひご体験ください。