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Kindleに関するヒント - 手間をかけずに数多くのWindows 11ユーザーにアプローチ

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Case study Appstore on Windows 11
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重要: Windows 11向けAmazonアプリストアは、2025年3月5日をもってサービスを終了します。詳しくは、ブログをご参照ください

 

Kindleアプリは革新的かつ、シンプルで繋がりやすい、快適なカスタマーエクスペリエンスを兼ね備えています。これにより、ユーザーは書籍、新聞、雑誌、ドキュメントを1か所で購入、ダウンロード、検索できます。今回、Kindle担当のSenior Software Development EngineerであるMathew Henson氏による、Windows 11のAmazonアプリストアにAndroid版Kindleアプリを追加する際の体験談をご紹介します。Windows 11のAmazonアプリストアにより、Kindleなどのアプリの開発者は、Windows 11デバイスを利用する何億もの新規ユーザーにリーチするチャンスが得られます。

「既にFireOS向けのAmazonアプリストアでアプリを公開しているなら、Android向けのKindleにも同様のチャンスがあります。数クリックするだけで、手間をかけずに何億台もの新デバイスを潜在的なターゲットにすることができます」と、Mathew氏は語っています。「まだFire OS向けに公開していない場合、そのメリットは計り知れません。」

KindleをWindows11向けに最適化するために、Mathew氏のチームではモバイルアプリをWindows PCに移植するための開発者向け情報を収集しました。Windows 11にアプリを移植しようと検討しているAndroid開発者向けに、最も役に立つ3つのヒントをご紹介します。

 

1. 画面の表示領域を最適化する
Androidタブレットは、デスクトップやほとんどのWindowsデバイスに比べ、画面の表示領域が小さい場合が多々あります。Mathew氏は、大画面に合わせてアプリを簡単に調節するために、幅に基づいてリソースバケットの列数(つまり、res/values-w480dp、res/values-w800dpの値)を固定するのではなく、理想的な列の幅を決定し、アプリウィンドウの正確な幅から列数を割り出すことを推奨しています。 ウィンドウの管理やサイズ変更のサポートを有効にするには、テクニカルドキュメントをご参照ください。

Mathew氏はアプリが利用可能な画面サイズに素早く拡大、縮小できるようにすることも推奨しています。 「ページフリップについて、開発側の変更は必要ありません」とMathew氏は述べています。「Amazonの測定、レイアウト、アニメーションコードはすべてこの拡大・縮小を考慮して作成されているため、追加の作業を行うことなく、WSAでのページフリップの表示を向上させることができます。」

 

2. 大画面に合わせて入力の互換性を更新する
一般的なキーボード、マウス、タッチパッドを使用する環境に合わせてアプリを最適化することで、シームレスなカスタマーエクスペリエンスを実現できます。Kindleチームの場合、アプリを大画面での連続スクロール機能に対応させることでした。アプリが外部デバイスから入力を受け取れるようにする方法についてはテクニカルドキュメントをご参照ください。

従来の左から右へのページ送りモードではなく、Android版Kindleにある連続スクロール機能によって、ユーザーは上から下にスクロールしてコンテンツを読むことができます。マウスとタッチパッドはWindows環境では一般的なため、担当チームはOnGenericMotionListenerを用いて新しいロジックを追加しました。これにより、スクロールイベントを待機し、スクロールホイールからレポートされる移動「距離」に基づいてスクロールできます。この機能をキーボードにも拡張するために、このチームはさまざまなキーの押下に対応するリスナーも追加し、連続スクロールによるナビゲートを支援しています。

 

3. プッシュ通知を有効にする
Kindleアプリは、Fire OSデバイスではAmazon Device Messaging(ADM)を使用し、AndroidデバイスではFirebase Cloud Messaging(FCM)を使用してプッシュ通知を送信します。Androidデバイスにメッセージを送信することで、ユーザーに常に最新の情報を提供し、ユーザーの関心を高めることができます。既にFire OS向けのAmazonアプリストアでアプリを提供している場合は、ADMを活用してWindowsデバイス用のWSAでもプッシュ通知を実行できるようにすることで、アプリのエンゲージメントが高まります。

Fire OS向けのADMを既に活用している場合は、すべての通知についてカスタマーエクスペリエンスを調査し、そのロジックがこれらのプラットフォームで統一されていることを確認します。開発者は、A3L SDKを使用してAndroidデバイスとAmazonデバイスの両方のプッシュ通知に対応することもできます。アプリを公開する際のベストプラクティスについては、こちらのドキュメントをご参照ください。

 

WindowsのAmazonアプリストアについては、最新のブログ記事を参照するか、Eメール通知に登録してください。 引き続き情報を配信してまいりますので、どうぞご期待ください。

 

Amazonアプリストアを初めて利用する場合は以下をご参照ください。

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